Metal.Hardcore & more
whispering gloom
Area51 / Daemonicus
日本発 Melodic Power Metal、Area51 。
2008年の 10曲入り 2ndアルバム。
以前 に紹介しました 1stアルバムの流れを汲むサウンドながらも、この 2ndではよりサウンドの幅が広くなった様に思います。。。正直な話、初めてこの 2ndアルバムを通して聴いた感想は、1stと ちと雰囲気が変わったかのぅ....と思いましたのです。。ですが、何度となく聴いていると、1st音源とは そう大きくは変わっていないとも思うのですなぁ....これが。。。1st音源に収録されている様な疾走ナンバーは勿論、本作ではバラードやミドルな曲調のナンバー、そして、ラストには約 16分の楽曲も収録され、文句を言ったら罰が当たるくらい、十二分にメロディアスです。。ただ、個人的な意見を申させて頂きますと、1stにて私が感じたキャッチーで突き抜けた様なメロディアスさが、この 2ndでは若干、弱い様な気がしますのですなぁ。。これは個人的に感じているだけですので、「んなこたーない」 という方も勿論おられると思いますが。。。
何やかんやぐだぐだと言うておりますが、この 2nd音源もかんなり気に入っております。
特に 4曲目のバラード、"Venus (Croix Eternelle)" の美しさ、切なさは堪りませんです。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。
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Plasmajet / This Moment
日本は東京発 Melodic Death Metal、Plasmajet 。
Grim とのスプリット音源に収録されていた、
"Doom's Eye"、"Illegal Door の再録含む、2007年の 5曲入り音源。
レコーディングの状況にもよると思いますので、こういう言い方をするとちと語弊があるかもしれませんが、前作のスプリット音源と聴き比べると、よりへヴィーに、よりメロディックデスメタル然としたサウンドになったのではないかと思うのです。。各曲毎に組み込まれている切なくもメロディアスなギターのフレーズは、よりブルータルさの増したデスヴォイスによって楽曲のメロディックさが前面に浮き上がり、アルバム通してブルータルでメロディアス、且つ、キャッチーさも兼ね備えた、実に日本人らしさの出たメロディックサウンドだと思います。。その楽曲にはエレクトロな打ち込み音が隠し味程度に取り入れられてます。。。
収録されている 5曲共に実にかっこがええのです。
MySpace にて 1曲目"Pain"、2曲目"Doom's Eye" 、
前作のverの "Illegal Door" が試聴できますので、ぜひチェックしてみてください。。
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Plasmajet / Grim - split
東京発 Plasmajet、大阪発 Grim による、
2005年の 6曲入りスプリット音源、
「東西対抗カタカナなめんな!GP」 。
■Grim / 1.3.5
ex-Vasalla、MIRAGE、vellaDonna のメンバーさんらにより構成されてます。。
メタリックなギターで楽曲は程好いグルーヴィーさもあり、1、3曲目はモダンでニューメタルなエッセンスの強いミドルテンポなサウンドなのですが、5曲目はストレートに走るメロディックへヴィーメタルなチューンと、3曲だけで判断するのもなんですが、なかなかに引き出しの多いサウンドではあります。。日本語詞にて歌われる ex-vellaDonna のヴォーカルさんは、緩急使い分け、なかなかにしっかりとしていて、サウンドをかっちりと仕立ててます。。メンバーさんのいでたちが ちと独特ですな。。
2008年の3月に 1stアルバムがリリースされてます。。。
■Plasmajet / 2.4.6
サウンドにはモダンな要素が組み込まれつつも、日本人らしいというと語弊があるかもしれませんが、日本人らしいメロディアスさを含んだメロディックデスメタルサウンドで、収録されている 3曲共になかなかかっこがええのですが、特に後の音源にも収録される 2、4曲目が良いですなぁ。。個人的な話、こういうメロディックサウンドに弱いので、良いことしか書きませんです。。。
MySpace にて 2、4曲目に収録されている "Doom's Eye"、"Illegal Door" をぜひチェックしてみてください。。
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Evils of War/Unrestrained/One Last Victim - split
3組の日本発 ハードコアバンドによる
計 10曲入りのスプリット音源、「Style Wars」。
■Evils of War (静岡) / 3曲収録
メタル度数の高い楽曲にズリズリに落してくるビートダウンパートが組みこまれたサウンドは、ギターさんがかんなりメロディアスで印象的なフレーズを奏で、聴いていてメロディーに耳を惹かれつつ、落してくる曲展開では腕と足がブン廻るという、なかなかにかっこのいいメタル/ハードコアサウンド。。邪悪に喚き叫び歌うヴォーカルさんも良い仕事をされてますな。。このメタルさ、ハードコアさが個人的に何とも大好きなのであります。。
■Unrestrained (仙台) / 3曲収録
4曲入りの 「1st demo 2003」 音源以来、久しぶりの Unrestrained。。
その 1stデモ音源からメンバーさんが少し交代されてますが、サウンドは大きく変わることなく、メタリックで重たく、且つ、極悪度数の高い、ダークで実に悪いサウンドですな。。ヴォーカルさんも実に悪く、楽曲の極悪度数を更に上げておられます。。楽曲は重苦しい雰囲気を撒き散らしながら進みますが、落してくるパートではヴォーカルさんも更にロウでディープになり、聴いていて思わず顔がニヤけるくらいに重たさが増しますのです。。。
■One Last Victim (福島) / 4曲収録
1曲目のグルーヴィーで落しまくりなイントロからして、もう悪い空気がプンプンと漂ってまいりますのです。。楽曲はミドルでモッシュフルに突き進み、そして更にこれでもかと落してまいります。。ただでさえ楽曲は悪い空気が充満しているのですが、えげつないまでの極悪ヴォイスが更に悪い空気を増殖させているのです。。。極悪デスメタリックハードコア好きのみならず、ブルータルデスメタル好きの方にもお気に召すサウンドではなかろうかと思います。。
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Annotations of an Autopsy / Before the Throne of ~
UK発 Death Metal/Hardcore、Annotations of an Autopsy 。
2008年の 10曲入り 1stアルバム、「Before the Throne of Infection」。
走るパートは組み込まれておりますが、楽曲のベースはあくまでミドルテンポでモッシーでズリズリに重心低く展開していきます。。。リリースレーベルが Ferret Rec ということもあり、楽曲によりシンガロングも取り入れられていたり、落しまくり、引きずりまくりなビートダウン/モッシュパート等、ハードコアな要素も十分うかがえるのですが、もはやサウンドは、えげつないヴォーカル含め、ブルータルデスメタルと紹介しても差し支えないと思います。。
全 10曲、トータル約 31分の本作は、個人的な感想ですが、アルバム後半になってくると、ちとぐったりとしんどくなってきますのですなぁ。。勝手な思いですが、この手のブルータルサウンドを出すバンドは多く存在しておりますので、どうせならアルバム通してシンガロングなパートを、もう少し多く取り入れてもいいのではないかのぅ、とも思うのです。。ま、偉そうに言うておりますが、個人的にはかんなり好きなサウンドなんですけどね。。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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Ruidosa Inmundicia / De Una Vez
オーストリア発 Fast Thrash Hardcore、Ruidosa Inmundicia 。
2005年の 10曲入り 7'ep 。
1分前後の長さの楽曲でスラッシーに一気に駆け抜け、女性ヴォーカルによりブチキレ叫び倒されるハードコアサウンドは、聴いていると実に気持ちをスカッとさせてくれますのです。。。バンドの現在の拠点はオーストリアですが、女性ヴォーカルさんは チリ出身ということもあり、歌詞はスペイン語で叫び歌われているのですが、これがまた良い塩梅の巻き舌具合で、何とも耳を惹きますのです。。楽曲は闇雲に突き進むだけではなく、短い曲展開の中にもメロディアスなフレーズが組み込まれていたり、程好く緩急がついていたりと、なかなかにかっこがええのです。。
以前 に紹介しました、ブラジルの INFECT の様なハードコアサウンドがお好きな方は、ぜひぜひチェックしてみてください。。
リンクしましたHP にて、この 7'ep と デモ音源 がダウンロード出来たのですが、現在は出来ないみたいですなぁ。。。その内にまた出来るかもしれませんので、ぜひチェックしてみてください。。
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Down By Prejudice / Vengeance is a Right
フランス発 Hardcore、Down By Prejudice 。
2008年の 9曲入りアルバム。
リンクしました MySpace にて、このアルバムがフリーでダウンロード出来ますので、
まずはぜひぜひチェックしてみてください。。
MySpace をチェックしていて、デスメタル/ハードコア、いわゆるデスコアなバンドが多い昨今、この Down By Prejudice のサウンドは、久々にニュースクールハードコア寄りでメタル度数が高く、ビートダウンパート、シンガロングパート満載で、且つ、極悪度数も高いハードコアサウンドで、個人的に久々に熱くなった音源です。。。気持ちよくスタスタとダンサボーに走り、落すぞ暴れろよと言わんばかりの前振りからのズリズリなビートダウンパートが、もうチビりそうなくらいにかっこがええんですなぁ。。そして更に、各曲に搭載されているシンガロングパートが実に熱く、聴いていると自然と拳が突き上がりますのです。。詳しいメンバー構成が載っていないのですが、ヴォーカルは 2人いると思うのですが、その内の少し枯れ気味なシャウトヴォーカルさんが、これまた何ともいい味を出しているんですなぁ。。。
このダンサボーでビートダウン/モッシュフルなサウンドは、聴いていると自然と体が暴れ出したい衝動に駆られて、ぴくぴくとうずいてきますのです。。いやー、堪らんかっこええです。ぜひぜひチェックしてみてください。。
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