Public Disturbance / possessed to hate


イギリス発 極悪ビートダウンハードコア、Public Disturbance
99年 or 2000年リリースの5曲入り音源。

この Public Disturbance の音源は、いつか入手したいなぁ...というリストに入っていた音源だったのですが、ついに見つけました。

1曲目、2曲目でのミッドテンポで重く、メタリックにじわじわと攻め立て、この重苦しい展開から更に落としてくるモッシーパートが、もう暴れずにはいられないくらいにかっこ良いのです。また、他の3曲では NYHC の様な雰囲気を撒き散らしながら悪く疾走します。振り絞る様に叫び歌うヴォーカルさんも、楽曲を更に悪い方向へと導いております。

この5曲入り音源以外にもう一枚 5曲入りの音源がリリースされているのですが、なかなか見かけませんなぁ。。
ちなみに、この音源でギターを担当している MIKE LEWIS 氏 は、現在 Lostprophets にて活動しておられます。
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Destroy / Access Denied


ポルトガル発 3人組、デス/グラインド、Destroy
2002年リリースのクレジット上は11曲、実際は10曲入りのEP音源。

6秒や30秒といった秒殺ナンバーも収録されていたり、それ以外の曲も確かに曲は速いのですが、ぶっ飛ばし一辺倒ではなく、思わずピットサークルができそうな少し乗りの良い緩急の展開を取り入れた、オールドスクールデスでグライディングなサウンド。海外のレビューでは、vein of early Napalm Death という紹介もされていたりして、特にヴォーカルさんは バーニー氏 を少しゴア処理した感じでして、まぁ近いといえば近いですかねぇ。楽曲はブルタルでキャッチー、なかなかにそつがない出来です。また、この手のサウンドにしては妙に音が良かったりします。

たまたまセール品で見つけたのですが、なかなかに当たりな音源なのです。
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Looking for an Answer / Buscando Una Respuesta


スペイン発 グラインド、Looking for an Answer
2005年リリースの15曲入り音源。

速い、重い、ブルータル と、三重苦ではなく三拍子揃ったグライディングサウンド。この阿鼻地獄なブルータルサウンドを更にえげつなくさせているのが、ロウヴォイスと喚きヴォイスにて咆哮しまくるヴォーカルさんです。楽曲はショートなナンバーが中心で、全15曲、16分39秒と、グラインドを聴くには耳に、そして体力的にちょうどいい塩梅な作品です。なぜかラストはレゲエなインストサウンドで閉められておりますが。。

今までの音源ではドラムがマシーンだったのですが、今作より正式にドラムメンバーを迎えたみたいです。myspace にて試聴出来ますのでぜひチェックしてみてください。。
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Looking for an Answer / Kontraattaque - split


スペイン発 Looking for an Answer と、
US は カリフォルニア発 Kontraattaque による
2003年リリースのスプリット音源。

・Looking for an Answer / 1~11
エゲツナイまでのロウヴォイスに喚きヴォイスが絡み、重く突っ走る平均1分台のショートカットなグラインドコアサウンドが、ほぼ曲間なしに畳み掛けてきます。ドラムはマシンを使っているのですが、正直言われなければ分からない程です。楽曲はショートカットとはいえ金太郎飴状態ではなく、若干ながらも緩急な展開を取り入れていて、なかなかかっこええのです。ラストの11曲目は唯一長めでミッドテンポな曲なんですが、これがまたジリジリと地を這うかの様で、且つ狂おしい重さで堪らんのです。。

・Kontraattaque / 12~22
ハードコア/クラスト な 前のめりで少し乾いた、且つ突っ走りまくり、絶叫&ドスの効いた力強いヴォーカルで怒涛に、そしてハイテンションに畳み掛けるサウンド。ジャリジャリとざらついた感触のギターが、グラインドコアとはまた違う荒々しさがあり、実に気持ちいいのです。D.R.IGBH のカバーも収録されてます。
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Impedigon / As Desires Fade...


ベルギー発 メロディックデスメタル、Impedigon
2002年の11曲入りアルバム。

個人的な話、今すぐに何としてでも手に入れたい...という程ではないけれど、いつか中古、または海外含めたディストロで見つけたら欲しいなぁ...という音源がいくつかあります。そのいくつかの中の1枚がこの Impedigon でした。このバンドを知るきっかけになった試聴した曲が、すごく印象的で、頭の中にいつか欲しい...と刻み込まれました。。そんな折、久しぶりに海外通販をしようと思って音源を選んでいたら、なんとセール品の中に Impedigon の名前が。。見つけたと同時に、嬉しさのあまり涙が頬を伝っておりました。。というのは嘘ですが。

前置きが長くなりましたが、いやいや素晴らしいまでにメロディックな音源です。
某ハードコア/ニュースクール系を取り扱うお店でも紹介されていたのですが、たしかに気持ちニュースクールな雰囲気が漂う箇所も無きにしも非ずなサウンドでして、メロディックデスメタル寄りのニュースクールHC、という形容も出来なくはないですな。
ひたすらにメロウに展開する楽曲、特にギターソロパートでのメロディアスなフレーズは、かんなり惹き込まれます。ロウデスヴォイスは時折り絡んでくるものの、基本はブラッキッシュに叫び歌うヴォーカルさんが、なかなかに邪悪で良いです。

想像していた以上のメロディアスでドラマティックな楽曲に嬉し涙が止まらないのですが、このアルバムの唯一の難は音質ですな。個人的にはこのくらいの音の悪さは気にならないのですが、もう少し音がよければ...と思ってしまいます。
もうバンドは活動してないんですかねぇ...、音沙汰ないですな。。
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Gargoyle / 月の棘


ジャパニーズロック/メタル、Gargoyle
94年のアルバム、「月の棘」 。

ギターの屍忌蛇氏が抜けて、新たにメンバーが加わりリリースされた音源。
実のところ Gargoyle のアルバムをチェックしていたのは 「天論」 アルバムまででした。で、この 「月の棘」 は 2ヶ月程前にブックオフにて入手しました。
一通り聴いた後の感想は、スラッシーで激しい曲も多く、なかなかかっこええやないか、と。。買って以来、結構ヘビーローテーションで聴いているのですが、特に飛ばす曲はなく、アルバムの流れも良いんですな。2曲目 "省略形達よ" 、5曲目 "ぴいちく ぱあち" 、6曲目 "約束の地で" 、8曲目 "FUKYO" 、そしてラストの "カタルシス" が特に気に入っております。

かっこ良い曲は色褪せず、いつ聴いてもかっこ良いですなぁ。。
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Aiden / Nightmare Anatomy


US発、スクリーモ/ハードコア、Aiden
2005年の2nd音源。

前作同様にメタルからの影響大なギターを取り入れた、メロディアスなスクリーモサウンドが奏でられてます。前作よりもメロディアス/キャッチーなフレーズが多く取り入れられていて、よりエモーショナルな部分が際立った様に感じます。1stで聴かせてくれた様な勢いで押しまくる要素は少し後退したとはいえ、メロディアスで切なげなフレーズ、メロディーが多く、聴いていてなかなかに印象的で耳に残ります。収録曲の中にはストレートにメロディックハードコアなナンバーもあったりと、絶叫が少ない曲もありますので、メロディックハードコア好きの方や、多くのメロディック好きの方にも取っ付き易いサウンドだと思いますです。

アルバム1曲目、"Knife Blood Nightmare" のビデオです。
なかなかかっこええ曲です。。
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Aiden / Our Gangs Dark Oath


US発、スクリーモ/ハードコア、Aiden
2004年の1st音源。

いわゆるスクリーモといわれる、ハードコア/パンク で エモーショナル で メロディアス な楽曲に、絶叫ヴォイスが絡んだサウンドが大好きです。
メンバーのゴスないでたちに思わず目がいってしまうのですが、その彼らが奏でるメタルからの影響大なギターでメロディアスに突っ走るハードコアサウンドは、なかなかに勢いがあってかっこええのです。ハードコア、パンク、メタル、エモーショナルな要素が一つになり、コンパクトに疾走するというサウンドです。こういうメタルな要素のぶち込まれたハードコアサウンドが、個人的にツボなのです。また、ノーマルヴォイスに絡む裂けんばかりの絶叫が、これまたかっこええんです。バックのコーラスもなかなかに力強いのです。

無理にお勧めはしませんが、メタル好きの方にも一度聴いてみてほしいサウンドです。
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While Heaven Wept / Of Empires Forlorn


US発 Doom metal、While Heaven Wept
2003年の2ndアルバム、Rage of Achilles Rec 盤。

HELLOWEEN の Keeperサウンド がミッドテンポになったかの様なメロディアスで切なげなメロディーが始終奏でられ、ドラマティックな展開をみせる Doomメタルサウンド。Keyも使われているのですが、前にでしゃばるわけではなく、程好い味付けで楽曲を盛り上げています。そして、更に楽曲を聴き惹き込ませる要因の一つが、歌い上げる伸びやかなヴォーカルさんです。なかなかに良い仕事をしています。

アルバムの 1曲目 "The Drowning Years" 、3曲目 "Voice in the Wind" のメロディーが特に堪らないです。いつ聴いても心が安らぐのです。。
6曲目に収録されている "EPISTLE NO.81" は、CANDLEMASS が「ANCIENT DREAM」アルバムでカバーしていたのと同じ、スウェーデンのトラディショナルナンバー。

While Heaven Wept は Doom といっても比較的アップテンポなパートもあり、重苦しいという要素は殆どないので、Doom というカテゴライズなしに幅広い方に聴いて頂けると思います。メロディアスなサウンドが好きな方はぜひチェックしてみて欲しいです。myspace にて試聴できますので、ぜひ "The Drowning Years" を聴いてみてください。特に後半のメロディーにいつも胸が熱くなります。。
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Behind Enemy Lines / THE GLOBAL CANNNIBAL


US は ピッツバーグ発 5人組 Crust、Behind Enemy Lines
2003年の12曲入り2ndアルバム。

今日みたいな 30℃を超えた暑い日に Behind Enemy Lines 聴くと、部屋の温度が更に上昇いたします。。とにもかくにも熱いサウンドです。ひたすらに突き進む程好くメタリックな楽曲、そして、何より熱いのが、メンバー全員がヴォーカル担当で、次から次へと叫び倒しております。もうとにかく歌詞が多いです。これでもかといわんばかりのポリティカルな歌詞の応酬なのです。

暑い時に熱いサウンドを聴いて熱くなる。
というか、熱すぎてもう倒れそうです。。
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