Broforce / Turn It On!

ロシア、モスクワ発 Hardcore、Broforce
2016年、8曲収録 1stアルバム。

サウンドの紹介はビートダウンハードコアでいいと思うのですが、サウンド紹介のタグにも記してある 「Southern Metal」 な部分がサウンドに良い感じにアクセントになっていて、典型的な、というと少し語弊があるかもですが、オーソドックスなビートダウンハードコア、というよりは、サザンで土臭い感じの、むさ苦しさのあるメタリックなビートダウンハードコアです。。歌メロや歌い回しの部分、そして落としてくるパートでサザンでストーナーな土臭さを感じるので、こういう少しねちっこい感じのグルーヴが好みでない方にはピンとこないかもですが、ハードコアの軽快なノリとメタルな図太いうねりが良い塩梅で合わさったモッシュフルなサウンドだと思うのです。。ロシアのバンドですが歌詞は英語がメインなのですが、なぜか 5曲目のタイトルが 「Omoide （思い出）」 で、しかも歌詞が日本語なのです。全ては聴き取れないのですが、なかなか熱く日本語でシンガロングして、ノリがよくてええ曲です。。サザンで土臭いサウンドと紹介し過ぎると聴く前から好みが分かれてしまいそうですが、サウンドは家で聴いていても腕をぶん回したくなるくらい、ノリの良いモッシュフルなハードコアです！
2017年のシングル曲 「Undefeated」 もなかなかに悪太いグルーヴのある曲です。

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本アルバムの 4曲目「Lose Control」

Phantom Hymn / A Story of Days to Come

US、ポートランド発 Crust/Metal/Hardcore、Phantom Hymn
2019年、2曲収録音源。

ワンマンプロジェクトバンド、Phantom Hymn 。
サウンド紹介のタグに 「Black Metal」 「Crust」 「Metal」 「Doom」 等と記されていて、更にポートランド発ということで、聴く前から勝手に 「あの感じ」 （メロディックなネオクラスト） のサウンドを期待してしまうのですが、その期待を裏切ることのない、メロディアスなギターのフレーズが物悲しくも勇敢で力強さを響かせ、熱くハードコアな走りと重厚なメタルのサウンドが交錯し、ハードコアとメタルの境界線のない激情でドラマティックにぶち上がる、ただただかっこいいサウンドです。。特に 1曲目 「Crucifixion Awaits」 での切なく流れ乗るギターのフレーズには思わず拳に力が入り、聴いていると疲れた身体に活力を与えてくれます。。2曲目はミッドテンポですが、後半パートでのメロディアスに掻き鳴らされるギターが何ともジワジワと胸を熱くさせるのです。。少し前にバンドのインスタのストーリーで近日にアルバムをリリース予定と記していたので、それまではこの 2曲を聴いて気持ちを昂らせておこうではないかと。。
バンドは 「ネオクラスト」 とは記していない様ですが、ネオクラストとも紹介したいサウンドです。
Highly Recommended !

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