Thousand Leaves / God Forsaken

Melodic Death Metal、Thousand Leaves 。
2011年 8月リリースの 8曲入りアルバム。

今までの音源も 紹介 しております、個人的にお気になバンド（サークル）です。
今作もヴォーカル入り曲、インスト曲が半々にて構成されています。
今までの音源と変わることなく、ヴォーカル入り曲ではメロデスラッシュでブルータルに激しさと切なさが交錯し、インストナンバーでは咆哮ヴォーカルが入っていない分、暴な要素は薄まりますが、メロディアスさは耳を惹きますのです。。

ただ個人的な思いとしましては、イントロ的な 1曲目や 7曲目のアコースティックなインスト曲はアルバムが進む中ではいい配置だと思うのですが、毎作品に収録されているインスト曲は、ヴォーカル入り曲にならないかなぁ、と思うのです。。インスト曲を否定している訳ではないのですが、ヴォーカル入りの楽曲が強力なまでにかっこいいので、ついついそう思ってしまうのです。。。

愁いを帯びたギターのメロディーが、激しく展開する楽曲から胸を突き刺してくるのです。
もう、これぞメロディックデスメタルな、実にかっこいいアルバムです。

PARTiYA / Assholeraisers

ベラルーシ発 Grind/Crust/Punk、PARTiYA 。
2011年の 20曲入りアルバム。

1分未満～1分前半の楽曲にて、全20曲、トータル約20分。
バンド自らサウンドを　Crust-Punk with elements of Grind　と紹介しています様に、クラスト/パンクなグラインドコアサウンドで、メタルな要素は薄いです。。ブラストビートは入っていませんが、D-Beat なドコドコからスタスタと走る緩急の展開は、なかなかかっこよろしいです。。ドスコイな咆哮ヴォーカルさんも始終押し出し気味で、聴く者の上手を掴み攻め込んできます。。
ズカズカ、ドコドコと走るショートで、且つ、ノリも良い楽曲はなかなかの佳曲で、フルボリュームで聴くと更に熱くなります。

本音源は PARTiYA のヴォーカルさんがされている D.I.Y. PUNK DISTRO、PRIMITIVE-DISTRO の本音源の紹介記事にて　フリーでダウンロード　出来ますので、ぜひチェックしてみてください。
Unholy Grave がお好きな方はお気に召すのではないかなぁ、と思います。

TRIGGER / Run Time Error - split

共にドイツ発、
・TRIGGER (Grindcore)
・Run Time Error (Crossover/Thrash/Grind)
2010年の 23曲入りスプリット音源。

■TRIGGER / 1～9
ギターレスの 3人組 グラインドコア。
1分半ぐらいの楽曲の長さの中で激速一辺倒ではなく、緩急ついたグルーヴのある曲展開が組み込まれ、そのせいか聴いていてそれ程楽曲が短く感じられないグラインドコアサウンドです。。ギターがないのも要因だとは思いますがメタルな要素は薄く、その分、暴発するパートではハードコアパンクさを感じますのです。。しゃがれ気味で少しクセのある絶叫ヴォーカルをメインに、ロウ咆哮ヴォイスを絡めたヴォーカルは、ドラム、ベースに負けることなく、なかなかの狂いっぷりです。。
先にも書きましたが緩急の展開がありますので、毎回聴くときは聴き流すというより、結構じっくりと聴き入ってしまいます。。

■Run Time Error / 10～23
ベースレスのツインギターの 4人組 クロスオーバー/デスラッシュグラインド。
1曲目のイントロで一人サークルモッシュ。続く 2曲目の暴発デスラッシュサウンドでひっくり返り、もはやゴキブリモッシュ状態。。。クロスオーバースラッシュにデスメタリックさが加味されたサウンドは、実にブルータルでヘッドバンギング必至で、聴いていますとテンションが上がりまくるのです。。曲によっては絶叫ヴォイスやハードコアなヴォーカルも絡みますが、あくまでメインはロウに咆哮するデスヴォイスで、この極悪ヴォイスが楽曲のブルタル度を更に上げていますのです。。
TRIGGER の方はサウンドに少しクセがありますが、この Run Time Error はストレートに畳み掛けてきますので、デスラッシュ、スラッシュメタル、グラインド、クロスオーバースラッシュと、メタルサイドの方からハードコアサイドの方にもお気に召して頂けるサウンドではなかろうかと思います。。かっこいいです、実にかっこいいです！

本音源はベラルーシの Grind/Punk、PARTiYA のヴォーカルさんがされている D.I.Y. PUNK DISTRO、PRIMITIVE-DISTRO の本音源の紹介記事にて　フリーでダウンロード　出来ますので、ぜひチェックしてみてください。
Highly Recommended 音源です！