Serpent / xGODx


日本は神戸発 Melodic Death Metal、Serpent
2008年の 10曲入り 2ndアルバム。

メロディアスで切なく、それでいて激しくもブルータルな、正にこれぞメロディックデスメタルなサウンドは、もはや有無をも言わせぬ程の素晴らしいクオリティーを叩き出しておりますな。。各曲毎に搭載されているメロディアスなフレーズには、もうただただ聴き惹き込まれるばかりです。。また、喚き叫ぶヴォーカルとロウデスヴォイスが交錯するブルータルなヴォーカルワークが、楽曲のメロディアスさ、切なさを更に増させる、実に良い仕事をされております。。
個人的に好きなバンドですので、もう良いとしか書きませんです。。
まだ未聴の方は MySpace にてぜひチェックしてみてください。
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MYPROOF / The Sky of Destiny


日本は東京発 Emotional Melodic Death Metal、MYPROOF
2007年の 5曲入りミニアルバム。

以前 の音源も紹介しております、個人的に好きなバンド、MYPROOF
以前にも書いたのですが、日本人らしい、というと語弊があるかもしれませんが、メロディックデスメタルサウンドをベースにエモーショナルな要素も取り入れられたサウンドは、実にメロディアスで切なく叙情的で、且つ、歌謡曲なキャッチーさも兼ね備えられておりますのです。。邪悪に叫び歌うデスヴォイスをメインに、曲によりノーマルヴォイスも取り入れられたヴォーカルワークも、楽曲のブルータルな面とエモーショナルな面をより増させる、良い仕事をされてます。。。
収録曲は 1~3曲目が新曲、4曲目は "Time is Gone" の オーケストラル ver、
5曲目 "Shining Stardust" は ジャジーなピアノでのインストゥルメンタルナンバー。。

個人的に好きなバンドですので良いとしか書きませんが、この切なくもエモーショナルなメロディーは実に惹かれます。。MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
中でも 3曲目"Your Pain... is My Pain" は個人的にかなりのお気に入りナンバーです。。
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Bury Your Dead / Bury Your Dead


US発 Hardcore、Bury Your Dead
2008年の 11曲入り 4thアルバム。

少し前にも書きましたが、この 4thアルバムの楽曲を MySpace にて試聴したところ、前作までと少し雰囲気が変わったかのぅ.....との印象を受けたのですが、1st、2nd、3rd と気に入っておりますので、4thアルバムも入手いたしやした。。。
実際にアルバムを聴いてみると、最初に試聴して受けた印象と、実際にアルバムを通して聴いた印象とでは少し違いがありました。。確かに前作までと比べると少しサウンドに変化があります。ですが、前作の 3rdアルバムと聴き比べると、4thアルバムを聴く前に想像していたよりも、それ程は大きな変化は無いと言えば無いのですなぁ。。この 4thアルバムで最初に試聴した曲は 1曲目 "Sympathy Orchestra" だったのですが、この曲のサビ辺りで使われているゴシックライクな Key/シンセ を聴いて、ちとむむぅ....となったのですが、この様な感じの曲はこの 1曲だけで、2曲目以降は今までのサウンドの流れを汲んだ、ミドルで重心の低い楽曲が続きます。。図太く歌い叫ぶヴォーカルさんも実に力強く、アルバム通して良い仕事をされてます。。

前作までのサウンドに少しモダンなエッセンスが加えられ、また、所々でメロディアスさが前面に出たこの 4thアルバムは、正直、アルバムを通して聴く前は少し否定的でしたが、実際に聴いてみるとなかなかにかっこええではないかと。。ですが、賛否を含め、いろいろな意見の出るサウンドだとも思いますです。。。
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Oakhelm / Betwixt and Between


US発 Pagan Folk/Viking Black Metal、Oakhelm
2007年の 6曲入り 1stアルバム。
2人のギターさんとドラムさんが Fall of the Bastards にて活動されていました。。

2曲のインスト含む計6曲入りですが、楽曲は 7~10分台の長さがあり、アルバムのトータルは約 42分程あります。。。ツッタンツッタンと程好いミドルテンポが楽曲のベースとなりつつも、随所でブラスティンなファストパートが組み込まれた楽曲は、メロディアスで劇的、且つ、勇敢さも兼ね備え、聴いていると自然とテンポに合わせリズムを取り、頭が上下に揺れるのです。。中音域にて力強く喚き叫び歌うのをメインに、所々でノーマルヴォイスにて歌い上げるパートが取り入れられたヴォーカルワークも、なかなかに良い仕事をされてます。。
Fall of the Bastards のラスト音源となった Book of Black Earth とのスプリット音源にて奏でられていたサウンドを更に突き詰められたこの Oakhelm のサウンドは、実に US らしからぬ (US といっても広いですが。。。) メロディアスなサウンドで、実に素晴らしく、かっこええです。。

リンクしました MySpace にて、アルバムの 1曲目と 2曲目のインストが試聴出来ますので、
ぜひぜひチェックしてみてください。。
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Fall of the Bastards/Book of Black Earth - split


共に US発 Melodic Black/Death Metal、
Fall of the Bastards
Book of Black Earth
2005年の 5曲入りスプリット音源。
Fall of the Bastards は残念ながらラスト音源となりました。。

Fall of the Bastards / 1~3
前作までの音源の中にも若干ですがフォーキッシュな要素が取り入れられていたり、またアコースティックなナンバーが収録されていたりしましたが、このスプリット音源では更にフォーキッシュで、且つ、ヴァイキングメタルな要素がより前面に出たサウンドとなっておりますな。。程好いテンポと走るパートが交錯する曲展開は、なかなかにメロディアスでドラマティカルで、少し長めの楽曲ながらも聴き惹き込ませてくれます。。。いやしかし、解散とは残念ですなぁ。。。ですが、このスプリットにて聴かせてくれたメロディックフォーク/ヴァイキングメタルなサウンドは、 Fall of the Bastards の 2人のギターさんとドラムさんが現在やっておられる Oakhelm にて受け継がれております。。。

Book of Black Earth / 4.5
ファストパートと程好いテンポが交錯する緩急のついた楽曲は、アメリカのバンドらしからぬ雰囲気を撒き散らしながら、メロディアス、且つ、劇的に展開していきます。。前面に出過ぎず、程好く取り入れられた Key が さり気なくも良い仕事をしております。。このスプリット後の単独音源ではロウなデスヴォイスが入り混じっておりますが、この音源ではひたすらに中音域でイービルに喚き叫ぶヴォーカルさんも楽曲のエクストリームさを増させておりますのです。。7分台と 8分台の楽曲が収録されておりますが、2曲共になかなかに聴き惹き込ませてくれます。。
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Fall of the Bastards / Where Dead Hang From Trees


US は ポートランド発 Melodic Black/Death Metal、Fall of the Bastards
2003年の 6曲入り 1st音源。

以前に 2nd音源 を紹介しております、個人的に好きなバンド、Fall of the Bastards
楽曲は疾走しまくりな曲展開ではなく、以外にミドルなパートが多かったりします。。ですが、その分 走るパートがなかなかに印象的でかっこよく耳に残りますのです。。ブラッキーヴォイスだけでなく、ロウなデスヴォイスも随所で取り入れられていて、ミドルなパートではよりドヨンとした重苦しい空気が楽曲に漂っております。。

この音源はちと地味でマニアックな印象が強いので、
2nd 「Dusk of an Ancient Age」 、または Book of Black Earth とのスプリット音源の方をお勧めいたしやす。。
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DEAD TO FALL / Are You Serious ?


US発 Metal/Hardcore、DEAD TO FALL
2008年の 4thアルバム。

個人的に好きなバンドの一つでして、以前に 1st~3rd の音源を紹介しているのですが、この 4thアルバムは少しサウンドの雰囲気が変わりましたなぁ。。。いや、前作までとまったく変わってしまったということはないのですが、前作までの分かりやすい、というと語弊がありますが、いわゆるメタル+ハードコアな、メタルに走ってはハードコアに落してくる分かりやすい曲展開が少ないのですなぁ。。その分、曲展開が妙にカオティックで難解、とまで言い切るまでにはいかないのですが、聴いていて妙にプログレッシブな方向にベクトルが向いている様に感じます。。と思ったら、 MySpace のジャンルの所には Metal/Thrash/Progressive と表記されてますな。。。
個人的に 1st、2nd の頃のサウンドが好きだからといって、バンドさんがその頃のサウンドをずっと続けてくれる訳ではないと思いますし、また、今回は少し落ち着いたみたいですが、バンドのメンバーさんも初期の頃とヴォーカルさん以外は変わっていますので、サウンドに変化が見られるのは当然だと思います。。ですが、個人的にこういう曲展開はちと好きになれませんのぅ。。。むむぅ。。。。。
DEAD TO FALL は 1st、2nd の頃のサウンドが好きだ、という方には、
私からは無理にはこの 4thアルバムはお勧めいたしませんです。。。
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Arkona / Ot Serdtsa K Nebu


ロシア発 Pagan/Folk Metal、Arkona
2007年リリースの 4thフルアルバム。

1st、2nd、そして以前に 紹介 しました 3rdアルバムと聴き比べて、この 4thアルバムのサウンドはそれらの以前のアルバムとそう大きくは変わらないのですが、ただ、前作までのサウンドよりも、よりフォーク、トラッド色が強く出ている楽曲が多いかのぅ....と思います。。とはいえ、もともとフォーク、トラッド色の強いメロディックなメタルサウンドなのですが、この 4thアルバムでは前作までと比べて、疾走するパート、また、疾走ナンバーがちと少なめなのも、そう感じてしまう要因でもあります。。1st、2ndアルバムに収録されている、程好く疾走してノリのいい、思わずコサックダンスしたくなる様な感じの楽曲が、この 4thにはないことはないのですが、ちと少ないんですなぁ。。。とはいえ、今までの Arkona の音源が好きな方の期待を裏切ることのない、十二分に聴き応えのあるメロディアスな楽曲が揃っています。。

MySpace にてぜひぜひ試聴してみてください。。
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Nemesis / Goddess of Revenge


チェコ発 Symphonic/Melodic Power Metal、Nemesis
2003年の 10曲入り 1stアルバム。
バンドは現在 Symphonity という名前にて活動されてます。

劇的ビフォーアフターの様な 1曲目のイントロに続く 2曲目からの立て続けの疾走ナンバーは、もう何度聴いても体が仰け反ってしまうくらい、堪らなく良いんですなぁ。。で、6曲目の美しくも切ないバラードを挟み、7曲目のインストナンバーからのアルバム後半の流れも実に良く、もうアルバム通して愁いを帯びた切ないメロディーが素晴らし過ぎるアルバムです。。少し線が細いながらも高めに歌い上げるヴォーカルさんは、そつなく十分に良い仕事をしていると思います。。また、程好く前面に取り入れられ、時にバロック調にもなる Key が 楽曲のメロディアスさ、ドラマティカルさを更に増させる、こちらも良い仕事をしております。。。

メロディックなバンドの音源を聴き出すと、この Nemesis も外すことのできない、
個人的永遠の名盤です。。
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Oratory


ポルトガル発 Melodic Power Metal、Oratory

Illusion Dimensions
2000年の 12曲入り 1stアルバム。
やや煮え切らないメロディーが無きにしも非ずですが、それでもメランコリーで切なげなメロディーはなかなかに耳を惹きます。。ちとねちっこく歌う男性Voと伸びやかに歌い上げる女性Voのツインヴォーカルで、男性Voさんの評判があまりよろしくないですが、個人的には嫌いではないです。。Keyも取り入れられたメロディアスな楽曲群は、正直ちと地味でマニアックな印象も無きにしも非ずなのですが、聴いていると味の沁み出てくる音源です。。。

Beyond Earth
2002年の 11曲入り 2ndアルバム。
男性Voさんが抜け、女性Voさんがメインとなった本作は、楽曲のメロディアス度、疾走度が前作以上に増し、アルバム通してもはや文句のつけ様のない、いや、文句を言ったら罰が当たるくらいの、実に素晴らしい楽曲が揃っております。。楽曲は愁いを帯びた歌メロ、ギターソロが良いのは勿論、何より伸びやかに歌い上げるヴォーカルさんが、聴いていて惹き込ませてくれる実に良い仕事をしておられますのです。。。この音源を聴いていると、もう良過ぎて思わずため息をついてしまいます。。個人的永遠の名盤です。。リンクしました MySpace、また "Song of Lust" のビデオクリップをぜひチェックしてみてください。
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