RORCAL


スイス発 Doom/Sludge/Drone/Black、RORCAL

split with Profond Barathre/Malvoisie (2012)
2012年、各 1曲づつ収録の 3 way split音源。
Profond Barathre は ブラックメタル、Helslakt でも活動する 2人のメンバーによる Ambient Black Metal。。アンビエントな始まりからブラックメタルに、そして再びアンビエントでエンディング。聴き浸れる、約 22分。。。物悲しいメロディーに絶叫ボーカルが胸を突き刺す RORCAL は 10分の楽曲を収録。。。Malvoisie は 13分のエクスペリメンタルでアンビエントなブラックメタル。。

split with Solar Flare (2011)
2011年、Solar Flare/5曲、RORCAL/1曲収録。
Solar FlareSunn の様な雰囲気を持った、アンビエントなDrone ギターサウンド。楽曲は長くはなく、計 5曲で 20分程。。RORCAL は 約 22分の激重 Sludge/Doom。悲痛な絶叫、激情に掻き鳴らされるギターは、ただただかっこいいの一言です。

Prelude to Heliogabalus (2011)
2011年、1曲収録 EP。
アンビエント/Drone/ノイズな、約 34分のインストゥルメンタル曲。
バンドサウンドではなく、不気味な電子音とサンプリングされた音は、ヘッドフォンで聴くと、より怪しい音世界に浸れますのです。

Heliogabalus (2010)
2010年、約 1時間 10分の楽曲を 1曲収録、2ndアルバム。
邪に叫び咆哮するボーカルに容赦のない激重サウンドが 約 30分続き、その後 15分程アンビエント/ノイズなパートが入り、再びジワジワと叫びと共に激重パートへと雪崩れ込み。。ラストパートにかけては緩急の展開があった後、まさかの疾走暴発パートが入り、阿鼻地獄な絶叫と共にだんだんとエンディングを迎える曲展開は、もはや問答無用のかっこよさです。

Myrra, Mordvynn, Marayaa (2008)
2008年、9曲収録、1stフルアルバム。
10分台 5曲、8分台1曲、短めのインタールード 3曲、トータル約 1時間 14分。
ゆったり、ズッシリとした楽曲は、内に塞ぎこむ感じではなく、メロディアスで広がりを感じるポストハードコアな要素もあり、ヘヴィーなパートとメロディアスに軽く流れるパートが交錯する展開は、どっぷりと音に浸らせてくれます。

Monochrome (2008)
2008年、1曲収録 EP。
静かに始まり、6分後半から気だるい感じの女性の歌声とサックス?の様な音が絡みだし、ブルタルで激重ながらも何ともシャレた感じのサウンドです。。その後も女性の歌声、サックスのアダルティーなメロディーが激重Doom/Sludgeサウンド&咆哮ボーカルに絡み、ぐいぐいと耳を惹きつける、35分14秒。

Ascension (2008)
2008年、1曲収録 EP。
同郷の Kehlvin とのコラボ音源。
重く遅いテンポなのですが、静のパートを挟み、ジリジリ淡々と進むので、聴き入っていると気が付けば 28分50秒が過ぎていますのです。。。

The way we are, the way we were, the way we will be... (2007)
2007年、5曲収録 EP。
1曲目の 11分台の曲が既にバンドのサウンドとして なかなかの出来で、かっこええのです。
トータルは約 29分。

上記の紹介音源は 2008年の 「Myrra, Mordvynn, Marayaa」 アルバム以外、RORCALHPMusicのページ にてフリーダウンロード出来ます。
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DETROX / The End


Modern Metal/Rock、DETROX
2007年の 6曲入り 1st音源。

本作は中古で入手したのですが、バンドについては何も知りませんでした。。
裏ジャケに JASRAC の文字があったので、恐らく日本のメタルかヴィジュアル系のバンドかなぁ、と勝手に想像して、あとはバンドロゴとジャケの雰囲気が気に入ったので、ほぼジャケ買いでした。。

SIAM SHADE のボーカルさんがおられるのですが、声を聞くとやはり分かりますな。。楽曲は勢いのあるモダンでメタリックな、実に硬派なサウンドで、それでいて耳に残るメロディアスさを兼ね備えているという、なんとも聴き応えのあるかっこいいサウンドなのです。

いやー、本作とは良い出会いをしました。
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Dirty Wombs / We Rise


ギリシャ発 Hardcore/Crust/Punk、Dirty Wombs
2012年、6曲収録EP音源。

バンド自らサウンドについて 「Love and Respect for the Japanese Sound and Attitude」 と記し、本EP音源には日本の DEATH SIDE のカバーも収録されるなど、日本のバンドの様な雰囲気が漂いまくりなメロディックさで、前のめりな勢いがありつつもメロディアスでかっこいいギターのフレーズが印象的なハードコアです。。。サウンドはメタリックなのですがメタル過ぎず、荒々しいのですがドラマティックな盛り上がりもみせ、何よりギターのメロディアスでかっこいいフレーズが耳に残り、聴いていますと握る拳に自然と力が入るのです。。
本作の 6曲目はギターのフレーズが印象的な DEATH SIDE の 「Fight Your Way」。
ギリシャ語?にてまくし立てる勢いのいいカバーです。

本EP音源は バンドのブログbandcamp にてフリーダウンロード出来ます。
カセットテープにてリリースされたのをフリーダウンロード音源としても公開された様です。

Highly Recommended!!!
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Elu of the Nine / demo 2009


US発 Drone Doom/Sludge/Noise、Elu of the Nine
2009年、3曲収録デモ音源。

3曲収録ですが 17分、26分、25分台の楽曲にて、トータル約 69分。
ノイズ担当のメンバー含む 4人からなる Elu of the Nine
デモ音源ということもあり、正直、音は悪いです。ですが、この音の悪さ故に楽曲の暗黒、陰鬱、邪悪、病み度数が更に増している、と、良い方に解釈したくなる程の、暗黒遅重サウンドなのです。。激スロウテンポに絶叫ヴォーカルがのる 1、2曲目。。3曲目はアンビエント/Drone/ノイズで更に沈み込んだサウンドで、音に埋もれながらも絶叫ヴォーカルが聞こえてくる様は、もう危ない程に病んでいます。。

本音源は こちらにて試聴、ダウンロード 出来ます。
また、メンバーの M.S.Wさん が別にされている Sludge/Doom、HELL の 2009年の 1st音源も こちらにて ダウンロード出来ます。

Elu of the Nine の様なサウンドは好きな人は好き、と紹介してしまえば身も蓋もないのですが、それでもやはり好きな人は好きな、いや、堪らない遅重サウンドだと思うのです。
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Way to Nowhere / Old World Order


ポーランド発 Metallic Crust/Hardcore、Way to Nowhere
2011年、8曲入り 1stアルバム。

Way to Nowhere以前に音源を紹介 しています、Filth of Mankind のギター/ベース/ドラムメンバーがやっている (or やっていた) バンド。。現在 MORNE にて活動している Miloszさん が元 Filth of Mankind のメンバーとして名前が通っていますが、Filth of Mankind 自体は 2001年のアルバム以降音源はリリースしていませんが、活動は最近までしていたようです。。

バンド自らサウンドを Hardcore Punk Metal と称しています様に、メタリックですがメタルメタルし過ぎず、d-beatハードコアなズカドカと荒めに走る、ストレートなメタリックハードコア/クラスト。。とは言え、曲によってはかなりメタル度の高い曲もあり、また、ドスの効いた咆哮ボーカルの悪さからはデスメタリックさも感じられ、聴いていますと気合がみなぎる悪いサウンドです。。

本音源はバンドの Facebook にてフリーダウンロード出来ます。
本音源はレコーディングされつつも未発表だったものを、2011年にフリーダウンロード音源としてリリースされたようです。
Myspace

Way to Nowhere / Death Comes Tomorrow(6曲目) - Along The Path...(7曲目)

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