Mirrorthrone / Of Wind and Weeping

スイス発、Vladimir氏一人による、
シンフォニックメロディックブラック、Mirrorthrone 。

正直言いますとこの Mirrorthrone の音源、海外通販の時に ついで 程度に買った音源なのです。ジャケットが綺麗だなぁ、バンド名がいいなぁ、値段も $ 8.00 で安いし買っとくか、てな感じでした。
特に期待していなかっただけに、初めて聴いた時は思わず オォッ と声を挙げてしまいました。なかなかに良いアルバムなのですよ。バロック調のシンセをふんだんに取り入れ、ノーマルヴォイス、女性Vo も絡み、楽曲は非常にドラマティックな展開をみせ、なかなか聴き惹き込ませてくれます。アルバム 1曲目から 11分もある楽曲で始まるのですが、これがまた美しく耽美な楽曲世界なのです。その他の楽曲も 8分台、6分台、5分台と長めなのですが、緩急の展開が目まぐるしくドラマティックなのでダレるということはないです。ただ、個人的に一つだけ難を言えば、マシンドラムの音がもう少し生音っぽかったらいうことないんですけどねぇ。。

この Vladimir氏、他にも Weeping Birth や Unholy Matrimony というバンドもやっておられる忙しい方なのです。。

メロディック で ドラマティック なサウンド好きの方にはぜひともオススメなのです。
眠りに付く前によく聴いております。。

ARKENEMY -mlodic death metal-

Angela嬢 のいる ARCH ENEMY ではなく、
Eliana嬢 （Lead Gu） 率いるイタリア発 5人組、ARKENEMY 。

今までに2枚の単独CDとスプリット音源（デモ音源収録）がリリースされております。2004年の音源 "BELIEVE IN MYSELF" 、これ欲しいんですよねぇ。99年の音源 "Absolute" は海外のディストロでチェックしていたのに、次にチェックしたら売り切れていました。。。

サウンドは、まぁ、メロディックデスです。
個人的にこういうサウンドが好きなので否定的なことは書きませんが、HPにて試聴できますので気になられた方はチェックしてみてください。。

Dolcinian -heretical black metal-

昨日ご紹介した Fourth Monarchy は イタリア発でした。。
その Fourth Monarchy のメンバーも加わっているのが、
同じくイタリアの 3人組、Dolcinian 。
最近HPのデザインが変わったのですが、ちょっと暗くて見づらいです。。

音源は今のところ 2003年の 4曲入りのプロモ音源（200枚限定）のみです。
その音源から 1曲聴けますので （HP の Opera のとこです） チェックしてみてください。昨日の Fourth Monarchy の音源も置いてある MP3サイト、vitaminic.it は時間帯によってはダウンロードがうまくいかない時がありますが、何度かトライしてみて下さい。。
この Dolcinian、サウンドの雰囲気が Nargaroth な感じで個人的に好きなタイプのサウンドなのです。メロウで寒々としていて、森の奥深くに一人で居るかのようなこの楽曲の世界感。たまらんですね。。

今年中に新しい音源がリリース予定みたいです。。

Fourth Monarchy -black metal-

たしかトルコ発だったと思われる 3人組、Fourth Monarchy 。
手前のメンバーさん（ギター担当）の髪型、
モーツァルトみたいになっとるがなっ！

音源は今のところ 2004年のデモ音源のみです。
そのデモ音源からの1曲がHPにて試聴できますので聴いてみてください。
これがまたなかなかかっこいいのです。
メロウさ加減、病み加減、この手のサウンドがたまらなく好きなのです。
ドラムのメンバークレジットがありますが、試聴できる楽曲でのドラムはマシンぽいです。。 今年の秋頃にはフルレングスのリリースを予定しているみたいです。

中心メンバーでもある COUNT DAVID 氏 と ドラムの LOAD EMHYN 氏 は別バンドもやっています。正直どっちが本業なのかが分からないのですが。。

こういうデモ段階のバンドと出会えて、尚且つサウンドまでチェック出来てしまうインターネット、本当にありがたいものです。

Abrasax -black metal-

ベルギー発 一人ブラックメタル、Abrasax 。
写真はメンバーの Lord Abrasax さん。
98年に 1stデモ音源がリリース、
99年にはセカンドメンバーに Lord Gorgon さんを向かい入れるも、
それ以降は音沙汰無し。。

もしかして復活しているかも...と思い、たまーにチェックしていたりします。
特に思い入れがある訳ではないのですが。。。

Solace Denied -black/death metal-

UK発、ブラッキッシュ で デスメタル な サウンドを奏でる Solace Denied 。
バンドの活動は 2003年で終わっております。。
この Solace Denied、ブラッキーなデスメタルサウンドで、メロも程々に緩急のついた曲展開がなんともかっこいいんですよねぇ。

オリジナルのメンバーが抜けてしまったのがバンドの活動を終える理由だったみたいです。。活動停止のニュースからしばらくしてメンバーさんが病気になられ、普通の生活に戻る為のリハビリ中ということらしいのです。個人的にチェックしていただけに実に惜しいです。

HPではデモ音源とアルバムからの曲がチェックできますのでぜひチェックしてみてください。

VENDETTA - german metal-

海外のレーベルのHPをいろいろとチェックしていたら、
思わず目に飛び込んだ懐かしいバンド名、
その名は VENDETTA 。

今からxx年前、毎日聴く音楽といえば殆どが ジャーマンメタル でした。
HELLOWEEN 、RUNNING WILD 、SCANNER 、
CHROMING ROSE 、BLIND GUARDIAN 、MANIA 、
REAPER 、STS 8 MISSION 、NOT FRAGILE etc.....
バンド名見てるだけでなんか当時を思い出して思わず涙が。。
上で挙げたバンドは今でもたまーに聴いております。

で、VENDETTA 。
アルバム "Braindamage" を持っていたのですが、5、6年前に手放してしまいました。当時は結構聴いていたなぁ。。
今でも頑張ってる姿になんだか嬉しくなりました。

というわけで、BGMは久しぶりに MANIA の "CHANGING TIMES" 。
4曲目のバラード 「No Way Back」 、この泣きまくるギターソロはほんと失禁ものです。。個人的にはこのアルバムにもカップリングで収録されているミニ音源、"Wizard of the Lost Kingdom" の方の音源が好きだなぁ。。「Gods of Fire」 とかたまらんのです。

Through These Eyes -New School HC-

アメリカはカリフォルニア、San Diego発 ドラマティカルニュースクールHC、
Through These Eyes 。

この手のニュースクールハードコアバンドには珍しく、Keyboard をかなり前面に押し出したサウンドで、かなりドラマティックな展開をみせます。メロディックデス / ブラック の薫りが漂うサウンドにモッシーなパートもありで、そして喚き叫ぶ感情剥き出しのVoもなかなかかっこいいんですよ。音源は今のところデモとEPが 1枚出ております。

どうやら 6月にメンバーが抜けてしまったみたいですが、バンドはまだ続いているみたいなので一安心です。。音源を早く出して欲しいバンドなのです。

Lifend -melodic death metal-

女性Vo と 男性Vo が交錯する 5人組メロディックデスメタル、Lifend 。

伸びやかでクリーンな女性Vo を中心に、クリーン/デスヴォイス の 男性Vo が絡む、スピードは程々なメロディックなサウンド。メロウで決して明るい要素などはない切なげなサウンド/展開なのですが、個人的な感想としてどうも煮え切らないなぁ...と。。メロディーにしても曲展開にしても...。3つのタイプのVoスタイルはなかなかいいと思うのですが、少し展開に懲りすぎなような気もするのです。

などと偉そうに言うておりますが、結構好きで聴き込んでいたりします。
嫌いじゃないということです。。

Dying Tears -gothic metal from France-

フランス発、男女ツインVo / ツインGu / Key / Cello 奏者含む 8人組、
Dying Tears 。

昨日の Elbereth もそうなのですが、秋が近づくと女性Voもののゴシックメタルなんぞを聴きたくなります。。弦楽器の音色が心を穏やかにしてくれます。。
この Dying Tears、以前の女性Vo / Rose嬢 は少し暗い感じの声質でしたが、現在の Jenni嬢 は声の強弱がはっきりとしていて、より楽曲の表情が広がっていると思うのです。
HPでは デモ音源 "LOVELY NIGHTMARES " が全曲チェック出来ますのでぜひどうぞ。。