For My Pain... / Fallen


フィンランド発 Gothic Rock/Metal、For My Pain...
2003年の10曲入り1stアルバム。

メタルというにはかなりソフティーなサウンドなのですが、メロディーが実に切なくメランコリックで、何ともまったりと出来るサウンドです。。Keyの方が Black Metal、Darkwoods My Betrothed の 元メンバーさんというのも妙に惹かれたりします。。。
楽曲はゆったりめのテンポで流れ、その上をメランコリーでメロディアスなメロディーが乗り、聴いていて耳に心地良い優しいロック/メタルサウンドなのです。中音域で甘めに歌い上げるヴォーカルさんがこれまた良い仕事をしておるのです。。アルバム通して楽曲はなかなかに良く出来ていて、個人的には全曲気に入っております。中でも、女性Voが絡む2曲目 "Dancer in the Dark" や 3曲目 "Queen Misery" 、5曲目 "Rapture of Lust" 、8曲目 "Bed of Dead Leaves" でのメロディアスさは堪らんのです。。
myspace にて、1曲目 "My Wound is Deeper than Yours" と 上で挙げた 2曲目と5曲目が試聴出来ますのでぜひチェックしてみてください。HIM がお好きな方もぜひ。。

アルバムジャケットも実に美しいです。。。
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Galar / Skogskvad


ノルウェー発 Viking/Black Metal、Galar
2006年の8曲入り1stアルバム。

切なげでメロウに掻き鳴らされるギター、疾走をメインとしつつもアコースティックでフォーキッシュな静の展開も取り入れた緩急の付いた曲展開。また、部分的に取り入れられたKeyがメロディアスなフレーズを奏でていてなかなか良い味付けがされております。。喚き叫ぶブラッキーヴォイスがメインなのですが、随所でクリーンVoも絡み、楽曲をよりドラマティックへと導いております。。
正直な話、最初聴いた時は 8曲入りで約35分ということもあり、さらっと流れていったのですが、何度か聴いている内になかなかええやないかと。。特にギターのメロディアスなフレーズが耳に残ります。myspace にて、6曲目 "Hugin og munin" 、7曲目 "Slagmarkens falne sjeler" をチェックしてみてください。2曲共になかなかええ曲です。個人的な話、7曲目の様な曲展開が好きですなぁ。。。
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With Blood Comes Cleansing / Golgotha


US発 ブルータルデス/極悪ニュースクールHC、
With Blood Comes Cleansing
トリプルギター有する6人組。
2006年の10曲入り1stアルバム。

ブルータルなデスメタルがベースとなりつつも、極悪系ハードコアな悪い部分をぷんぷんと漂わせたニュースクールでブルータルなサウンド。。兎にも角にも、各曲毎に搭載されているビートダウンパートが悪過ぎでして、もう堪らなくかっこええのです。走っては落とし、そしてまた走る。正直、この手のサウンドを出すバンドは多く存在しますし、この With Blood Comes Cleansing のサウンドも十羽一絡げだとは思いますが、この手のブルータルでモッシーなサウンドを出すバンドには細かいことはお口YKKなのです。確かに全曲似た様な曲調ですので、ちょっと金太郎飴状態ではありますが、まぁ聴いてみてかっこ良いと思うか思わないか、ということでいいのではないでしょうか。。。

以前 にご紹介した Ride From A StrangerWAKING THE CADAVER 辺りのブルータルサウンドがお好きな方は、ぜひリンクしましたmyspaceにて試聴してみてください。。
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Harm / Devil


ノルウェー発 Thrash Metal、Harm
2006年の10曲入り1stアルバム。

1曲目からまさにこれぞスラッシュメタルなサウンドで、これは燃えます。。
正直な話、サウンドに目新しさ云々というのはない (というとバンドに失礼かもしれませんが....) ですが、かっこ良いと思えるサウンドであれば変な小細工はいらないですな。。この気持ちの良い疾走感、聴いていると自然と頭が揺れるこのギターサウンド、力強くシャウトしアジテイトするヴォーカル。いやいや、もう堪らんかっこええです。聴いているともう暴れ走り回りたくなる衝動に駆られます。。

バンドのレーベルの myspace にて、1曲目 "Agression" (2曲アップされてる内の下の曲)、4曲目 "Devil" (上の曲) をぜひチェックしてみてください。。
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Darkened Nocturn Slaughtercult / Hora Nocturna


ドイツ発 ブラックメタル、Darkened Nocturn Slaughtercult
2006年の8曲入り音源。
CD は 2000 limited らしいです。

ファストでオールドスクーリッシュに飛ばしまくる楽曲の上を冷たくメロウなメロディーが薄っすらと流れていきます。Onielar嬢 の邪悪なヴォーカルもかっこええですなぁ。。いやいや、それにしても楽曲は気持ちいいくらいに飛ばしておりますのぅ。個人的な話、5曲目のSE "Hora Nocturna" に続く残り3曲の流れが特に気に入っております。若干の静のパートも挟みつつも、ひたすらにぶっ飛ばす曲展開は実にかっこ良いです。特に8分台とアルバム中一番長いナンバーのラスト "...To Necromancy" はなかなかの圧巻です。。

HPにて試聴出来ますのでぜひ。
YouTubeにて、Onielar嬢&Velnias氏 の インタビュー がアップされてますので、よかったらチェックしてみてください。でも、ドイツ語なので何を話しているのか分からないんすよねぇ。。。
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Bloodlined Calligraphy / Ypsilanti


US発、女性Voメタリックハードコア、Bloodlined Calligraphy
2006年の11曲入り2ndアルバム。

メロデスラッシーでオールドスクーリッシュに疾走する楽曲に、ビートダウン/モッシュパートが搭載されたメタリックなハードコアサウンド。スラッシュ度数が高いサウンドではあるのですが、この疾走感はどちらかといえばオールドスクールHCな走りっぷりですな。ギターはザクザクとメタリックで気持ちがいいです。始終叫び歌うヴォーカルさん&シンガロングパートがなかなかに力強くてかっこええです。確か現在は新しい女性Voさんが加入しておられます。。落としてくる曲展開も良いですなぁ。家で聴いていても思わず暴れ走り回りたくなります。。
ビートダウンな曲展開で好き嫌いが分かれるかもしれませんが、スラッシュメタル好きの方にもぜひチェックしてみて欲しなぁ...と思ったりします。。
リンクしました myspace にて、6曲目 "Ashes To Ashes" 、10曲目 "Last Goodbye" が、また、Amazon にて試聴出来ますので、ぜひチェックしてみてください。。
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War of Ages / Pride of the Wicked


US発 メロディックデスメタル/ハードコア、War of Ages
2006年の10曲入り2ndアルバム。

今作もメロディックでメタルな楽曲にビートダウン/モッシュ、シンガロングパートをぶち込んだ曲展開と、メタルとハードコア好きの私にとっては堪らなくかっこええサウンドです。アルバムジャケットもかっこええすなぁ。。今作は前作にも増してギターの方が弾きまくっております。このちょっとやり過ぎなところも聴いていて堪らんのですなぁ。。メロイックサインを掲げながらヘッドバンギングをしつつ腕をぶん回しながらシンガロングする、てな感じで、メタルとハードコアな美味しいとこ取りなサウンドなのですが、今作もギターのメロディーがなかなか印象的で且つかっこ良いのです。myspace にて試聴できる "Aftermath" でのメロディアスなギターなど個人的に堪らんのです。。

個人的な話、War of Ages を聴いていると、Iron Maiden が妙に聴きたくなるのです。。。
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War of Ages / War of Ages


US発 メロディックデスメタル/ハードコア、War of Ages
2005年の11曲入り1stアルバム。

メロディックデスメタル に ビートダウン/モッシュパート を組み込んだ ニュースクール/メタルコアサウンド。なのですが、個人的にはメロディックデスというよりは、正統でメロディックなへヴィーメタルな要素が強いなぁ...と感じております。。。楽曲はあくまでメロディアスで印象的なギターのメロディーが取り入れられ、スタスタとは疾走しないメロディックなメタルサウンド。そのメロディックな楽曲にビートダウン/モッシュパートなハードコアな要素が組み込まれています。。ヴォーカルは力強く叫び歌い、シンガロングなパートもあり、また時折ラップ調なヴォーカルも入ります。
メタルを中心に聴かれている方は、このデデデンデデデンと各曲毎に落としてくるハードコアな曲展開はお気に召さないかもしれません。ですが、メタル好き、特にメロディックメタル好きの方にぜひ一度聴いてみてほしいなぁ...と思ったりします。というのも、ハードコアな要素があるとはいえ、メロイックサインを思わず掲げたくなるパートが多いんです、個人的には。。イントロに続く2曲目の楽曲の 3:45 辺りからのビートダウンに続いて突入するギターソロパートがかっこ良すぎなのです。7曲目の出だしのギター、そしてその後の曲展開、かっこええです。10曲目のメロディアスなギターも堪らんなぁ。。

バンドの Purevolume にて 3曲目 "Brothers In Arms" 、5曲目 "Only The Strong Survive"myspace にて 7曲目 "Battle On" が試聴出来ますので、ぜひチェックしてみてください。
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The Wake / Death-A-Holic


フィンランド発 メロディックデスメタル、The Wake
2005年の10曲入り2ndアルバム。

聴いていると思わず顔がにやけてくるくらいな、正にこれぞメロディックデスメタルなサウンドです。この疾走感、このメロディアスさ、この程好いヴォーカルの力強さ等など、実にかっこええです。とはいえ、この手のメロディックデスメタルなサウンドを出すバンドは多く存在します。ですが、この The Wake の奏でるメロディアスな楽曲郡、特に印象的なギターのメロディーにはかなり惹かれます。。特に6曲目 "The Elbow of Zeus" 、7曲目 "Good For Nothing" のメロディアスなフレーズは、ベタといえばベタベタなのですが、これがもう堪らんかっこええのです。

アルバム通して楽曲はなかなかの佳曲揃いで、非常に聴き応えのあるメロディックデスメタル音源です。。
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Light This City / Facing The Thousand


US発 女性Vo有するメロディックデスメタル、Light This City
2006年の10曲入り3rdアルバム。

今作も前作に続き1曲目は静かに始まり、そして思わず拳を突き上げたくなる様なフレーズが奏でられ、気持ちが高ぶってきた 1:50 からの Laura嬢 の咆哮と共に疾走へと雪崩れ込む曲展開は、前作の1曲目と同様に失禁もののかっこ良さなのです。。ブラストも入りつつスタスタと疾走する楽曲は、前作よりも少しブルータル度数が上がっております。とはいえ、メロディーは今作も切なげで愁いを帯びており、印象的なギターのメロディーはなかなかに耳に残ります。。Laura嬢 は今作でもひたすらに叫び歌い、ロウに咆哮するえげつないヴォーカルを聴かせてくれまして、実にかっこええのです。。
アルバム全10曲、ヌルい曲は1曲もなく、ひたすらに押し捲ります。
個人的な話、アルバム全曲気に入っております。
myspace にて、アルバムの2曲目 "Cradle for a King" がチェック出来ますのでぜひ。。
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