ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

その他の点火系の点検

2018年09月23日 17時16分00秒 | ヤマハ GX
前回のメンテナンスでガバナーとコンタクトポイントは異常無し、という事が判明しました。
他の点火系で怪しいところは、イグニッションコイル、コンデンサーです。
新品の純正パーツが出るのか心配してましたが、
新品ありました。






イグニッションコイルは3000km程しか走行していない車両の物に交換してあるので、特に異常は無いかと思いますが点検を兼ねて交換します。
コンデンサーは、コンタクトポイントに少し火花が散るのでこちらも交換します。
今回も「新品と交換してみて何も変わらなければ交換したパーツは特に異常無し」の点検方法です。
一つずつ交換してみます。先ずはイグニッションコイルからです。







エンジンを掛けてみると…症状は特に改善しません。ピッタリ同じです。ということはイグニッションコイルも正常です。
次にコンデンサーを変えてみます。
古いコンデンサーを外して






新しいコンデンサーを取り付けます。





さて、エンジンを掛けてみます。
すると…
最近、エンジンが熱くなると再始動が困難だったのですが、セル一発で掛かるようになりました\(^ω^)/
という事は、少しコンデンサーに不具合があった様です。
しかし、エンジンの掛かりは良いものの、アイドリングがフラフラするのは依然として変わりません。
バッテリーも問題無し、メインハーネスも問題無し、点火系も問題無し、とするとやっぱりキャブレターでしょうか(´・_・`)
エンジンの始動中にパーツクリーナーを吹き掛けてみます。




左側のキャブレターの写真の位置にパーツクリーナーを吹き掛けるとエンストします。右側のキャブレターの同じ位置にパーツクリーナーを吹き掛けてもエンストしません。
これはバタフライバルブのシャフトのシールから二次エアーを吸い込んでいるという事でしょうか。もしそう仮定すると、せっかくの混合気が薄くなってしまいます。
という事で、バタフライシャフトシールを発注して終わりにします。