ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

フロントブレーキマスター交換

2021年09月05日 18時50分00秒 | ヤマハ GX
最近、雨が多いです(・・;)
涼しくて良いのですが、GXに乗る機会が減ってしまいます(>_<)
今日は珍しく晴れ間が出たのでGXに乗ってみます\(^o^)/
途中、コンビニで休憩中に何気なくフロントブレーキディスクローターに触れてみると、物凄く熱いです:(;゙゚'ω゚'):
リヤブレーキディスクローターにも触れてみると、そんなに熱くありません。
フロントはダブルディスクの為、シングルディスクのリヤに比べると表面積が2倍の大きさなので放熱性は高い筈です(・・;)
自分的にはリヤブレーキの方を強めに掛けているつもりなのですが…σ(^_^;)
キャリパーはO/Hしたばかりなので原因から除外するとして、フロントブレーキマスターの動作を確認していると…
フロントブレーキを強く掛けると直後のブレーキの遊びが大きくなり、暫くすると遊びが元に戻る事に気が付きました。
ブレーキレバーを握る度にブレーキの遊びが変化しています。
どうやらマスターシリンダーのピストンの動きが渋い感じです∑(゚Д゚)
フロントブレーキディスクローターの異常な熱はブレーキの引き摺りだった様です:(;゙゚'ω゚'):
思い返せば、もしかしたらシングルディスク用の14mmからダブルディスク用の11/16インチに交換した時からかも知れません(・・;)
参考までに、パスカルの原理で14mmのマスターはグニュっとしたタッチ、11/16インチはカチっとしたタッチです。
タッチが変わった事で気付く事が出来なかったのでしょう(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
場所が場所だけに気が気じゃありません:(;゙゚'ω゚'):
一旦帰宅して家事を終わらせてから気合を入れて作業します( *`ω´)
取り敢えずブレーキフルードを抜いてバラしてみます。







ブレーキフルードが抜けました。
バラしてブレーキマスターシリンダー内の状態を確認してみると…


何か、傷が入ってます∑(゚Д゚)
きっとこれが原因でしょう。
ドリルを使ってホーニングしても取れないので、予備のブレーキマスターと交換する事にします。







こちらは傷も無く綺麗です(^^)
新品の純正マスターシリンダーキットを使ってO/Hします。



















マスターシリンダーの内側やピストンカップにはブレーキフルードを塗ります。
他のゴムパーツにはヤマハ純正のブレーキグリスを塗ります。
シリコーンスプレーでも良いのでしょうか(・・?)
マスターシリンダーASS'Yが完成したら車体に取り付けます。













シーリングワッシャーを新品に交換したら、マスターシリンダーとブレーキホースのユニオンボルトを規定トルクで締め付けます。
ブレーキフルードを満たしてエア抜きをしたら完成です(^^)



最後に走行距離を記録して試運転をして終了です。


ブレーキの動きが復活しました\(^o^)/
また一つ乗り心地が良くなりました(^^)