丼にふたをしているようなものあなたは静かに湯気を上げてる
自転車に二人乗りして走る春君の乳房が軽く背を押す
青春歌のような爽やかなエロチシズム。乳房が背に当たるのではなく、「背を押す」のだ。まさに気持ちが弾んだのだろう。「春」もまたピッタリの季節だ。
四十年以上も添えばそれはもう不作にあらず不毛であるぞ
この一首が先に出てくるのがまたいい。
青春歌のような爽やかなエロチシズム。乳房が背に当たるのではなく、「背を押す」のだ。まさに気持ちが弾んだのだろう。「春」もまたピッタリの季節だ。
四十年以上も添えばそれはもう不作にあらず不毛であるぞ
この一首が先に出てくるのがまたいい。
また蜩(ひぐらし)のなく頃となつた
かな かな
かな かな
どこかに
いい国があるんだ
かな かな
かな かな
どこかに
いい国があるんだ