この世の中は、自分ひとりで生きているわけではない。
というかむしろ、他の大勢の人々に支えられて生きていると考えるべきなのだろう。
だから、他人の意見は大事にすべきだと思っていた。
だがそんな思いと正反対のこんな言葉に、少しとまどってしまう。
韓国のベストセラー作家の、キム・ダスル氏だ。
◆「他人の意見」を真に受けすぎてはいけない
自分のことは、いつだって自分が決めるべきだ。
イエスであれ、ノーであれ、それが自分の選択だ。
だが、自分と異なる他人からの意見には、誰しも心は不安で揺らいでしまうものだ。
自分が正しいと思ってはいても、それはよくないことだと言われれば、落ち込んでしまう。
でもその他人の意見は、あくまで他人のものだ。
それが家族であれ、友人であれ、同僚であれ、他人でしかない。
だからそれらを尊重し、取り入れなければいけないということにはならない。
相手がどれぐらいこちらのことを考えてくれているかはわからない、もしかしたら他人ごとなので「間違っている」とか、
「いまいちだよね」とか、「それはヘンじゃない」とか、言っているだけかも。
つまりは、他人の言葉はただの意見でしかない。
他人の意見は参考にするものであって、それ自体に決定権があるわけではない。
だから他人の意見は、「ふ~ん、なるほどね」くらいに聞いておけばいいんだ。
いつだって、なんだって、自分の好きなように決めていい。
あなたの心が望むことならば、それがいつだって正しいことなんです。
→う~ん、これはある面正しいのでしょうが、自分が完璧な存在でない限り、他人のアドバイスはやはり必要だと感じます。