「消極的な気持ちが心の中にあるならば、くだらぬ運命を招き寄せる種を撒いているのと同様の人だ」。
そう語るのは、中村天風師だ。
◆蒔いた種のとおりに花が咲く
積極的な気持ちが、人生を拓いていくものです。
消極的な気持ちが心を支配していると、どんな種を撒いても、くだらない宿命を招いてしまうのです。
心の土壌がマイナスであれば、種はマイナスの養分を吸い続け、途中で枯れていくことでしょう。
だから、心の土壌はプラスとすべきです。
そこに撒かれた種は、どうなるのか。
「撒いた通りに花が咲きます」、そして運命を拓いていくのです。
向日葵の種を撒けば、向日葵が咲きます。
そしてその種は、風に乗り飛んで新たな地に到着し、次代の向日葵を咲かせます。
その意味で、心も土壌も風も「縁」といえます。
想定通りだったり、想定以上だったり・・・
どんな「縁」となるのか、そんな予期せぬ風が吹くから人生は面白いのかもしれませんね。
→難しいことはわかりませんが、「蒔いた種」ということは覚えておきたいものです。