つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

大量の情報

2024-11-30 06:39:41 | 日記

生活をしていくうえで、情報量は多い方がいいと漠然と考えていた。

また、行動決定における選択肢も、多い方が選びがいがあると思っていた。

これらは行動経済学によると、どちらも間違っているそうだ。

オランダのエヴァ・ファン・デン・ブルックという方だ。

 

大量の情報は注意の欠如をもたらす

 人に何かを伝えたい場合、大量の情報を提供すると、たいがいは失敗してしまう。

 人間の脳は、簡単に処理できることを好むのだ。 

 一目でわかるものに快感を覚え、苦労せずに情報整理・理解ができることで、出し手のメッセージがはっきりと伝わるのだ。

 米国スタンフォード大学の有名な実験がある。

 大型スーパーマーケットのジャムコーナーにジャムを24種類陳列した場合の購買率は2%だった。

 反して、6種類だけのジャムを陳列した場合は、購買率は12%だったのだ。

 これは、選択肢が多すぎると、客は選ぶことをあきらめてしまうからだ。

 

 紳士の国イングランドで、たばこの吸い殻の散乱に悩まされていた折に、こんな選択肢が提供された。

 大きな灰皿がふたつに区切られ、世界一のサッカー選手はどちら?との質問が表示されている。

 片方にはクリスチャード・ロナウド、今一方はリオネル・メッシだ。

 このことにより、吸い殻を床に投げ捨てるという選択肢をなくしてしまったのだ。

 結果は設置者が期待した通り、吸い殻のほとんどは灰皿に捨てられることとなったのだ。

 

 →ほう、行動経済学というのは、思いがけない活用方法があるものですね。

 

 


渋沢栄一

2024-11-29 06:48:26 | 日記

新札の肖像人物だ。

そのため、もう多くの人たちが彼を語っている、渋沢栄一。

こんな話もある、結婚式の祝儀には相応しくないとか、曰く自宅に本妻と妾婦を同居させ、同時に出産させたとか。

まぁ当時の社会常識ではあったのだろう、余裕のある紳士は多くの婦女子を手助けするべきというような・・・

そんな栄一の語録を振り返ってみたい。

 

◆自己の本分はこうだ

 私は天に対しても、神に対しても自己に幸福が訪れるように祈ったことはない。

 ただ自己の本分を尽くす上に、不足がないか否かについて自省するのみである。

 天は人為ではどうすることもできない。

 だからこそ、人為を尽くして天命を待つのです。

 

 清濁は併せのむ必要はない。

 世の中は、清、すなわち良いことだけが行われなければならないはずで、

 濁、すなわち悪いことがあることは根本的に間違っていると考えるのです。

 彼の力を期待して、多くの陳情客がひっきりなしに訪れていた。

 彼は求められれば、そのすべてに応じていたそうだ。

 だが渋沢は、事を為すのに清濁は問うべきだと示す。

 あくまで、清、のみに与せよと述べているし、実際にそれは、貫かれていたようだ。

 

 →ふうん、当時の社会常識ねぇ・・・  都合のいい言い訳のようにも聞こえますが・・・


桜はどこに咲くのか

2024-11-28 06:52:25 | 日記

おいらは長く、小売業店舗の開発業務に就いていた。

新人時代に先輩からは、いいか飲食・小売業は1に立地、2に立地、3に立地、4にやっとアクセス、5に競合度あいだと教えられた。

たしかにそれは、今でも正しい教えだと思う。

でも、こういった視点もあるようだ。

 

我在るところに桜咲く心意気も必要だ

 たしかに立地は大事だ、それで商売が繁盛するかどうかの大半が決定する。

 だがビジネスの視点では、それだけではない。

 良い立地は、必然的にコスト高となり、損益分岐点が高止まりしてしまう。

 つまりは利益が上げずらく、事業拡大・新店出店が進みにくいということでもある。

 俗に、医者と食い物屋は、看板の大きいところにには行くな!と言われる。

 それは、看板で集客するような医者や食い物屋にはろくな店がないということだ。

 

 理想はこうだ。

 立地は悪い、アクセスも悪い、駐車場も不便だ、公共交通機関でも行きずらい、でも従業員が親切で、おいしくて品ぞろえがいい。

 苦労して、探してでもいきたい店、そんな店を目指すべきだ。

 どんなに立地が悪くとも、そこで桜を咲かせればいい、そうすればわかる人は訪ねてでもそこに来てくれる。

 それこそが、商売ではないのか・・・

 

 →たしかにそれは理想かもしれません、そしてSNSでの情報発信等により、世の中に容易に知られるのかもしれませんね。

 


ガストのフレンチ

2024-11-27 06:39:03 | グルメ

比較的低価格で食事ができるファミレスのガスト。

日本人にはそんな共通認識があるが、そんな認識を打ち破るメニューがガストに登場した。

ミシュランで星を得ている有名シェフが監修したというフレンチコース料理だ。

早速体験に行ってきました。

 

税込1990円でした

 庶民のランチとしては高額ですが、フレンチコース料理としては破格の料金です。

 〇まずはメニューから

  

  

 〇まずは前菜、これが一番おいしかった

  

 〇次いでカリフラワーのスープです

  

 〇メイン料理は定番のハンバーグのようですが、ソースがいかにも本格的です

  

 〇そしてデザートで終了です

  

 飲み物はついてませんので、必要ならばドリンクバーをプラスすることになります。

 日常的に食べるものではありませんが、たまに食べてみるのもいいですね。

 おいら的には、適正価格だと感じました。


乗り遅れた

2024-11-26 06:45:35 | 日記

誰しも、どうしても乗りたかった電車に乗り遅れたことがあるだろう。

そんなときの正しい姿勢がこうらしい、ひすいこたろうさんが教えてくれた。

 

◆ノープロブレム、人生には遅れていないと胸をはれ

 これはこたろうさんの知人がインドに旅行したときの話だそうだ。

 どうしても乗らなければいけない電車があり、タクシーをつかまえて急がせた。

 だが道路は混んでおり、電車には乗り遅れてしまった。

 だがそのインド人の運転手さんは、

 「その電車に乗り遅れたら、仕事には遅れるかもしれないけど、あなたの人生には遅れないだろ」とすまし顔だった。

 さすがはインド人、一般人でも達観しているようだ。

 たしかにもう電車には乗り遅れたのだから、あとはそれを受け入れるしかないわけだ。

 それならばイライラするよりも、人生には遅れていないと胸を張る方がその後の展開が開けるというものだ。

 

 未来とは、いまの心が創り出すものだという。

 だから、こんな風に援用することもできる。

 猛烈に頑張って駅まで走っていったものの、電車に乗り遅れてしまった。

 そんなときは、おかげでいい運動ができた、少しやせたかもな、今日の夕飯はきっとうまいぞ、と考えればいいのだ。

 

 →うんうんなかなかのアドバイスだ、そんな風に受け止めたいものですね。