降ったり止んだりいゃな感じです
さっ、予定通り垂木を取付けて行きます
まずは、取付位置の墨を付けなあきまへんな⁈
(何故に今更関西風?そら抜けまへんで、大阪の方が長いもの!)
隅木と桁に垂木の取付位置の墨をしておきます
隅木の方は図面にも加工図にも描いてないので
CAD上で実測しておきました
隅木の鼻先、木口から垂木が取り付く面の
上側の角で距離を測って≒756mmの所が
垂木の木口の水上になる側の角(尖った先端)の位置に成りますので
ここへ立水(地面に対して垂直な線)に墨を付けておきます
それと同時に、桁の方にも垂木が乗って来る位置の墨を付けて回ります
こちらは、小屋伏等に書き込んで有る様に
桁のセンターから300mmを分け分けして
150mm行った所から35mmの半分の17.5mm戻った所
要するに桁の長さのセンターから左右へ132.5mmの所へ
墨を付けておきます
(何処かで見た絵ですが?)
墨を付け終わったら、こんな感じで墨の位置に合わせて
垂木を止めて行きます、上は65mmのコーススレッド二本を
隅木の裏側へ突き抜けない様に打ち込む場所を考えながら
打込み、下は垂木の上向きの木刃から
120mmのコーススレッドを一本、桁の外側の角へ向かって
打込んで止めてやります
若しくは、65mmのコーススレッドを垂木の横面から
斜め打ちにして両サイドから桁の外側の角へ打ち込む
と言うのも有りですし、こちらの方が効果が高いので
お勧めですが・・・垂木の位置がずれてしまうので
経験の浅い方には・・・あまりお勧めしません
(カッコ悪いでしょ?下から見て垂木の位置がバラバラって?)
てな事で、一ヶ所決まれば後は同じことの繰り返しです
加工図の垂木Aが右勝手で垂木Bが左勝手で
二本セットにして各屋根面の隅木の横面へ
其々取付けて行きます
で、垂木が止まったら(まだやけど!)
一度、野地板を垂木、隅木の上へ置いてみて
隅木と垂木の高さが揃っているか確認してみて下さい
野地板を屋根勾配に対して直角に、実際に張るような形で置いて
そのままの状態で垂木の上を滑らす様に下へおろしながら
野地板と垂木、野地板と隅木の間に隙間が出来ていないか
確認してやります
垂木が短いですし、二本しか入っていないので
そんなにひどい狂いはないと思いますが
垂木と野地板の間に隙間が出来る様なら
桁へ打ち込んだ垂木止めのコーススレッドを緩め
垂木を少し浮かせて止、垂木と桁の間に薄い材料を挟んで
調整してやります
逆に隅木と野地板の間に隙間が出来る様なら
垂木は付け直しです・・・↷
一度外してしまって、垂木が乗っていた桁の角をノミで
欠き落とし、垂木を桁に噛み込ませて垂木の高さを下げてやります
何方もパット見で解るほどでなければ
コーススレッドで強引に締め付けられると思うので
余程ひどいときにはこんな風に修正するんだ~
的に思っておいて大丈夫だと思います
てな事で、全部の垂木が組付けられたけど
グダグダ言ってる内にデーター量がヤバくなっているので
ここ迄です
では又明日m(__)m(無理でしたm(__)m)