田中角栄のロッキード裁判。
俺は榎本三恵子の「ハチの一刺し」を思い出す。
結局、田中角栄はその後、
病に倒れ、言語障害になった。
宇野総理は、
元愛人の中西光子の「三本指」で、
選挙で惨敗。
アッサリ辞職した。
自民党の大物・山崎拓は、
元愛人山田かな子の衝撃発言で、
落選した。
首相候補とも言われたのに。
あの超大物の小沢一郎。
彼さえも、元妻の「夫の悪口手紙」が公開されて、
急にダメになった。
アメリカでも、
クリントン大統領は、
モニカ・ルインスキーの衝撃暴露で窮地に陥った。
今度は、猪瀬都知事?
・・・・元・不倫交際をしていた中平まみ。
彼女は言う。
「私が見た猪瀬氏は、こずるくて、自己保身ばかりの男。
そんな人に、はたして人の為に身を捧げるような仕事が出来るのでしょうか?
これで『小男コンプレックス』の姑息で薄汚い知事も失脚。乾杯しましょ」
・・・・シャンパン頼んで上機嫌 だったという。
女たちの怨念で、
ダメになった有名な男たちは多い。
女は怖い。
でも・・・・と俺は冷静に思う。
女たちだって、有名な男と付き合いたいと思ったはずだし、
セレブと知り合いで有頂天にもなっていた部分もあると思う。
女たちの心の中には結局、
「セレブと付き合い、別れてから、男の悪口を言いたい」
という気持ちが、
どこかにあるんだろう。
悪口を言う理由も、複雑だ。
「私は、セレブと付き合っていたけど、お金で付き合っていたんじゃないわよ。
それに振られたんじゃないのよ。
今は、別れて、清々しているわ。
別れたこと、悔やんでなんかいないわ。
本当にひどい男だったんだから。
私は昔、セレブと付き合っていたんだけど・・・ね」
という、「一種の自慢+見栄+悔恨」もあるのかもしれない。
悪口を言うことが、ある種、自慢にもなっている・・・
中平の場合は、作家なので、
猪瀬の悪口が、そのままお金にも結びつく。
女は、かわいいけど、怖い。
怖いけど、やっぱり、かわいい。
女は、弱いけど、強い。
強いけど、弱い。
結局世間は、
女たちに言うことを信じてしまっているのが、一番、面白い。
世間ていうのは、
女の言うことを、ウソでも信じちゃうようだ。
だから男たちにも、言い分は、めちゃあるんだろうな。
将棋の中原名人は、
林葉直子にいろいろ悪口を言われたけど、
結局は、「私が全部、お金を出していた」
ということは言った。
そして、そもそもモーションを仕掛けたのは、
林葉直子の方だった。
後日、「中原先生は憧れの男性でした」と言っている。
中原が結局、
世間に信用されたのは、
普段の彼の言動、誠実で信頼できるものだったからだろう。
「セレブとつきあって、後で悪口を言いたい症候群」
・・・女たちの心には、これがある。
「世間は、嘘でも、女の言うことを信じちゃう症候群」
・・・これもあるぞ。
21世紀は、男性受難の時代だ。
もともと女性は怖いが、
もっともっと怖くなるだろう。
最後にもう一度、俺の実感を言おう。
女は、かわいいけど、怖い。
怖いけど、やっぱり、かわいい。
男女平等・・・これだけは、間違いない!!!