10年前の50才ころから、
女の友人がほしくなった。
セックス無しの、
ホンマモンの友人だ。
55才ころ、
好機が訪れた。
あるSNSに入会し、
女性のメル友が、
たくさん増えたのだ。
その数、全国に津々浦々300人くらいはいただろう。
この女性たちは
俺のブログを、熱心に読んでくれ、
あまつさえ、コメントや伝言も残してくれた。
中には、写真や電話番号も送ってくれた女性も、
少なからずいる。
俺はシメシメと思った。
女の友人がもてる!
しかし!
結局は、徒労に終わった。
俺の実力不足も大いにあろうが、
女性たちは、何歳になっても、
男と友人であることを、拒否しているように感じた。
写真や電話番号を送ってくれた女性の7割は、
俺を「恋人や結婚相手」と考えていたようだった。
残りの3割も、
ビジネスや、
あるいは、「たまに知人として、話をするくらいならいいよ」
という感じだった。
友人という感じじゃなかった。
当時の俺は今のように、
宗教の話もしないし、
有料ブログや有料図書も販売せず、
純粋に「友人」を求めていた。
だから俺は「やっぱり無理か」とひどく残念に思ったもんだ。
実は独身の中年女性で、
「この人なら大丈夫」と、確信を持った女性もいた。
しかし今から思うと、
彼女も、「結婚前提」を条件としていたようだ。
実はそれ以前にも、
こんな経験がある。
俺が45歳のとき、
同じアパートに72歳の女性が住んでいた。
夫と死別し、独身だ。
むろん、肉体関係など求めることはしない。
彼女は池袋の西武デパートの管理職だったので、
いろいろな話を聞けると思った。
友人とは言えないかもしれないが、
いい知人になれると思った。
ところが、「一緒にお茶でもどう?」と俺が誘うと、
72歳の彼女は急に、頬を赤らめ、
「男性と二人きりじゃあ・・・・」と、
はにかみながら、
拒否するではないか。
オーノー!
オーサダハル!
なぜ?なぜ?WHY?
・・・と思ったんだ。
・・・というわけで、
男と女は、本当に友人になれないんだな・・・と身に沁みた次第だ。
今は思っている。
一回くらいはセックスした方がいいのかな?(笑)
そして、あまり上手にすると「男女の関係になる」ので、
さっさと3分くらいで終わらすといいのかもしれない。
すると、彼女も、もうセックスは求めないだろう。
ただ、それじゃ、物足りないので、
そのあと、年一回だけ、体育の日にセックス・・・というのはどうだろう?
これは1分30秒増やして、4分30秒だ。
真の友人になれるかもしれない。
・・・な~んちゃってね。