
静岡県から来られたSさんと二日間に渡って屋久島の山をご案内してきました。

この日は朝方まで大雨、白谷雲水峡の徒渉点(川を渡るところ)が渡ることができないのでヤクスギランドへ。
松峯大橋からの眺め。

つり橋を渡っていきます。

想像以上に川は増水していました。この日は50mmぐらい雨が降ったようです。

サルノコシカケの仲間。きのこです。

屋久杉の切り株に着生したヤマグルマの木。

屋久杉「ひげ長老」。屋久島ではいろいろなものが苔むしてきます。

二代杉。洞の中に入ることができる面白い屋久杉です。

台風で倒れたしまった屋久杉「蛇紋杉」

宝石のようなコケの雫をみたり。

きれいな川を渡ったり、名前で誤解されがちなのですがすごくきれいな所です。

いつも写真を撮ってしまうフォリースギバゴケ。スポンジのような感触です。コケは触って楽しんでほしいです。

屋久杉「天柱杉」

後ろからみた母子杉。推定樹齢2600年。

また、つり橋を渡っていきます。眺めが良いです。


推定樹齢3000年「紀元杉」を見てこの日は帰りました。
翌日は水が引いたので白谷雲水峡の苔むす森へ。

ヤクシマオナガカエデについた水滴がきれいだったのでパシャリ。葉っぱの蕾が膨らんできています。

この日は全体的に白い霧がかかっていました。

飛流おとしの滝。屋久島は雨が多く、急峻な山があるので滝がとても多いです。

今日は苔むした風景が見どころです。

屋久島では当たり前のように岩の上に木が生えています。

しっとりとした天気の方が色艶がまして美しいヒメシャラの木。

苔むす森まで行かなくてもコケの量がはんぱないです。


苔むした徒渉点を渡っていきます。前日は渡れなかったところです。

頑張って歩いていると・・・

苔むす森に到着。

コケを見たり、写真を撮ったりしていただきます。

雨が降ってくれた方がコケがきらきら輝いてくれたりもします。

実はこの日の主役はこの花。「オオゴカヨウオウレン」と言って屋久島の固有種です。
至るところで咲いていて、見頃を迎えていました。

最後に眺めの良いところで車を止めて写真撮影。
ちなみにSさんはこの日、最終便の飛行機で帰りましたが、夕方以降の便でしたら当日でもツアーにご参加いただけますのでご相談ください。
屋久島へのご来島をお待ちしております。
屋久島自然学校の白谷雲水峡ガイドツアーはこちら。