自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

至仏山を滑る

2017年05月16日 | 日記
平成29年5月3日(水)晴れ


参加者 スキーサークルメンバー3名  車1台、ザック重量11kg



今回は、至仏山と景鶴山を1泊2日で滑る企画である。
初日は、至仏山を滑る。
山頂からの1回だけの滑りだと、午前中に、宿泊する山の鼻小屋に着いてしまうので、
滑り降りてもう一度、登り返す計画である。

考えていたよりも、かなりハードで、両足の裏に豆ができてしまった。
でも、至仏山の大斜面は、広くて、傾斜もあり、充分、楽しむことができた。

こんな無謀な計画を誰が考えたか、呆れたもんだとほほ笑み合い、
お互いの健闘を祝福しあった。

山の鼻小屋の風呂につかり、祝杯を揚げ、明日に備えた。


<コースタイム> 登り:5時間30分  滑走:1時間50分

宇都宮3:00==戸倉駐車場4:45-5:30==(タクシー)鳩待峠6:50-7:00・・・小至仏山山麓9:30

(滑走)オヤマ沢10:40・・・鳩待峠11:00-30

2回目 鳩待峠11:30・・・小至仏山山麓荷物回収回収13:45-55・・・至仏山(2229m)14:50-15:00

(滑走)山の鼻小屋15:50



では、写真をどうぞ!!


①は1回目、②は2回目。


戸倉駐車場からタクシーで鳩待峠に。


さあ、出発!!(午前7時。)


ほどなく、小至仏山と至仏山が見えてくる。天気が良くてうれしい。


樹林帯を行く。ほどほどの登り坂である。暑い。半袖で充分。


樹林帯を抜けると、一気に視界が拓ける。


小至仏山と至仏山。まだまだ雪がたくさんあってうれしい。今年は尾瀬も雪が多いそうだ。


小至仏山を目指して登る。


急な坂は、ジグザグに進路を取る。


小至仏山山麓に、不要な荷物は置いてゆく。


これもいらないかなァ~。必要最低限のものだけ持っていこう。


さあ、滑走開始。オヤマ沢コースを滑る。


燧ヶ岳に向かって、オヤマ沢に大滑走。


雪質もいいよ。快適だ。


小至仏山をバックに滑る。贅沢過ぎる。滑っている人が見えますか?


樹林帯まで滑ってきた。これからオヤマ沢を渡って(といっても沢は雪で埋まっているが)鳩待峠に向かう。


オヤマ沢から、きつい雪道を登って、11時に鳩待峠に戻ってきた。所有時間4時間。ここで30分休息。


2回目の登り


さあ、行くぞ!! それにしても、かなり疲れたな。


なんとか、展望の拓けたところまでたどり着いた。中央の白くとがった山が白根山、その右が錫が岳だそうです。


小至仏山が近づいてきた。


荷物を回収。一休み。足が痛いな。疲れた。


そんなことは言っていられない。とにかく至仏山に向かう。絶景に癒される。


ひたすら登る。真冬のような雪に感動する。


振り返ると、小至仏山の彼方に、上州武尊岳が見える。おお、剣ヶ峰まではっきり見えるぞ。


山頂へ、山頂へ。


山頂直下だ。


やっと着いた。3時間10分かかったが、まずまずのペースで登れたようだ。
”やった”というより疲れたという感じ。


中央に越後駒ヶ岳、その左が中ノ岳、さらに離れた円錐形の八海山が真っ白に輝いている。


これから、燧ヶ岳に向かって、山の鼻に滑降する。


注意深いOさん、GPSで方向を確認。


滑る。


絶景を滑る。大きな景色だ。いつまでもここにたたずんでいたいようだ。


山の鼻に向かって落ちていくというか、吸い込まれていく感じ。


一休みして、一時の贅沢にひたる。


そして、絶景を心に刻む。


それにしても、素晴らしい大雪渓だ。ここを滑れるとは感激である。


山の鼻小屋が見えてきた。終わりが近づいてきた。


今夜、お世話になる山の鼻小屋だ。お風呂はあるし、温水洗浄便座だし家にいるときと変わらない感じがする。
山小屋も進化したもんだ。
部屋は全て個室になっている。料金は7600円程度。

とにかく、今日は、甘くない一日だったが、無事に小屋に辿り着けてよかった。

明日は、厳しい山といわれている景鶴山が待っている。
ここで、エネルギーを使い果たしてしまって大丈夫か心配だ。

では、また明日。

一日目はこれでおしまい。



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コメント
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