自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

後立山連峰縦走その2(五竜山荘~五竜岳~鹿島槍ヶ岳~冷池山荘)

2014年08月01日 | 日記
平成26年7月22日 朝のうち強風とガス、のち曇り時々晴れ間


縦走2日目、今日が核心部なので、不安もあるが心躍る。

残念ながら、天気があまりよくないようである。


<コースタイム> 歩行時間9時間40分(休憩含む)

五竜山荘(2490m)5:00・・・五竜岳(2814m)5:55・・・口ノ沢のコル(2416m)8:15・・・

キレット小屋9:50-10:05・・・八峰キレット10:20・・・吊尾根(つりおね)11:24・・・

鹿島槍ヶ岳北峰(2842m)11:40-45・・・吊尾根・・・鹿島槍ヶ岳(南方)(2889m)12:32・・・

布引山・・・冷池山荘(2410m)14:40



では、写真で辿りましょう。


五竜山荘の夜明けです。


五竜岳はガスの中です。残念!!


ガスと強風で寒い中を五竜岳目指します。朝食なしで、5時出発。


岩を登る。


風をまともに受けて、本当に寒い。


大きな岩を登る。


随分、明るくなってきた。晴れてくれないかなァ~。


山頂は近い。


登山口から1時間。万歳!!って、するほどのことはないと思うが・・・


鹿島槍ヶ岳方面もガスの中。さて、何も見えないのでは、下りるしかないか。


山頂を振り返る。


八峰キレット方面との分岐。鹿島槍方面でもある。


鹿島槍ヶ岳に向かう。


ライチョウの親子だ。ガスっているので、出番のようだ。


岩場をドンドン下る。


ガレ場も下る。


G5の岩峰が現れる。


振り返るとかすかに五竜岳が見える。


立山連峰も雲の中である。


厳しい岩場の連続だ。恐怖心はないが、肉体的にも精神的にも疲れる。


やっと、晴れ間が出てきたぞ!!


こんなところで朝食ですか。そういえば、7時になるから、腹がへってきたな。


五竜山荘の朝食の弁当。ご飯がおいしい、鮭の焼き物もおいしい。


鹿島槍ヶ岳がチョッピリ顔をのぞかせる。


口ノ沢のコルの手前の平坦な所で一服。いい天気になってきた。みんなご満悦だ。


G5の奥に初めてハッキリと顔を出した五竜岳。どっしりしたいかつい山容だ。


鹿島槍ヶ岳の双耳峰も識別できる。大きい。


剱岳もなんとか見えてくる。さすが立山方面は雪が多い。


絶景を見ながら軽快に岩稜帯を行く。


鹿島槍ヶ岳がクッキリと青空に聳える。美しい山だ。

近くに見えても、ここから山頂まで4時間以上かかる。まだまだ、先は長い。


立山連峰もかなり見えてきた。


口ノ沢のコルだ。五竜岳より400m低いとか。鞍部だ。


鹿島槍ヶ岳の手前には八峰キレットの難所が待ち受ける。


伸びる縦走路がホントにきれいだ。


三段登りが始まる。


あの山の向こう側がおそらく八峰キレットなのだろう。


その山を登る。


山頂への岩場だ。


今度は、急な下りにかかる。


キレット小屋が見えてくる。


今、9時50分だ。カップうどんを注文し一休み。お湯がぬるくてうどんがうまくほぐれない。これも山ならでは。


いよいよ噂の八峰キレットに向かう。


キレット小屋が小さく真下にたたずむ。


八峰キレットだ。まず、垂直なハシゴを下りる。谷底はどこまで続くやら・・・


慎重に。


切れたった絶壁の間を通過する。


後ろを振り返る。貫録の先輩Y氏。


狭い急登を三点支持で登る。


キレットを越えると前方に鹿島槍ヶ岳の北峰が見えてくる。


吊尾根到着。向かって右が北峰、左が南峰(一般的にはこちらを鹿島槍ヶ岳山頂と呼ぶようだ)。


北峰に登る途中にまたライチョウがいる。


北峰到着。歩き始めて6時間40分。随分歩いたなァ。


主峰の南峰に向かう。


絶壁を登る。


登る。


山頂への道だ。


最後のひと踏ん張り、しっかり!!


ようやく山頂到着。今度は、ホントに心から万歳だ。ああ、疲れた!


この通り、眺望がないのが、残念。また、おい出ということだろう。


冷池山荘への縦走路が伸びる。


山荘まで、あと2時間だ。


山頂を振り返る。山頂に人の影が見える。


緩やかな快適な尾根歩きだ。


ミヤマダイコンソウの花畑を行く。


布引岳に着く。あと1時間で山荘に着ける。


鹿島槍も随分遠くなってしまった。


山荘が見えてきたぞ。


冷池山荘到着。9時間40分歩いた。御苦労さん!!


朝は、ガスと強風で寒かったが、途中から青空が出ていい山歩きができた。

雄大な景色に感激である。




次に、今日、出会った花たち。12種。


(昨日のその1にも昨日出会った花を紹介してありますので、ご覧ください。)



ウルップソウ。初めてお目にかかった。


ヤマオダマキ。


シコタンソウ。


岩に咲くミヤマダイコンソウ。


イワベンケイ。


イワオウギ。


クロトウヒレン。


タカネシュロソウ。


チシマギキョウ。


キヌガサソウ。


シナノキンバイ。


コイワカガミ。



今回はこれでおしまい。



↓弊社のホームページも是非ご覧ください。




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