H23.6.1(水)
今日の午前9時に桧枝岐村の尾瀬への入口である御池から新潟県の魚沼市に通じる国道352号が
開通する。昨年と同じ日だ。今年は雪が多かったので心配していたが、思ったより早く開通して
よかった。
いつものように、名人と一緒である。宇都宮を午前4時出発。
天気は、午前中は曇り、午後から雨の予報。気温は低いとの事。条件は良くない。
今年は雪が多く、気温も低く、春の恵みは1週間ほど遅れているらしい。
はたして・・・、しかし、期待に胸を躍らせての出立である。
宇都宮発4:00==旧・伊南村6:45(モミジガサ、ミヤマイラクサ)散策 8:30発==桧枝岐8:50
御池の通行止め解除==狩場(収穫場所)までの林道は崖崩れのため、約3km程手前で通行止め9:40
・・・徒歩で目的地へ(お陰で途中で春のきのこ、ナラタケがかなり採れた)13:20目的地到着
収穫活動、昼飯はアンパン2個(当地近辺のコンビニはおにぎり売り切れ) 現地出発16:20
==桧枝岐の燧の湯17:00 18:00出発==宇都宮着21:30 走行距離340km
帰宅後、メインの”うど”は薄めに切って酢味噌で、もみじがさはおひたしで、
かつをの刺身もついて、熱燗で一杯。至福のひと時である。
朝が早かったのと、疲れですぐ熟睡。
写真で一日を辿って見ましょう
伊南村(現南会津町)での収穫
モミジガサ・・・急斜面に生える。独特の香りとほのかな苦味がする逸品。おひたし、てんぷら。
ミヤマイラクサ・・・トゲがある。独特の香り(味の表現は難しい。食べてみるに限る。)。おひたし、てんぷら
ミズ(ウワバミソウ)・・・あまり味はないが、おひたしのしゃりしゃりした歯ざわりは一級品。
道端で見つけたウド。まだ幼いウドは土の中の白い部分が柔らかくて、おいしい。ウドの個性的な香りとみずみずしさを
味わうには採れたてを味噌をつけてかじるのが一番。
これは最高!!最高!!
伊南村から桧枝岐へ
途中、雪渓と新緑(みどりが美しい)。中央の山の右側が燧ケ岳ですが残念ながら雲の中。
今年は本当に雪が多い。ここ数年では初めて。
雪の間に、ミズバショウが咲いています。満開です。いい時に来ました。
桧枝岐の風景
まず花を紹介しましょう。
タムシバ・・・噛むと甘いので、花は熊の好物だそうです。
オオカメノキ・・・春の早い時期、他の木々が芽吹く前に咲くので、目立つ花です。
ムラサキヤシオツツジ・・・緑の中に真っ赤な花が鮮やかです。アカヤシオツツジはピンクに近い赤です。
間違いやすいですね。
ショウジョウバカマ・・・尾瀬が原でも見られる線香花火みたいな特徴的な花です。
おなじみ二輪草、清楚、可憐。
スミレサイシン・・・花びらが比較的大きくて、形が美しくて、淡い紫がいい。
トガクシショウマ・・・深雪地のブナ林の下などに咲く、なかなか見られない花です。淡い赤紫の花が可憐です。
エンレイソウ
サンカヨウ・・・雪の深い所に白い可憐な花を咲かせる。
ミヤマカタバミ
ヤマエンゴサク?。今頃咲く深山の花は、淡い紫が多い。
柳の芽がやっと膨らんだところ。まだ、この山は早春。
お見せしたいのは、新緑の、眩しいくらいのみどりの美しさ、特にブナ、白樺のみどりは格別。
晴れていれば、なお一層鮮やかであろうに。
とにかく、じっくりご覧あれ!(実物の鮮やかさが写真では表現できないのが残念ではあるが・・・)
午後、燧ケ岳が顔を出しました。
師匠も充実した一日に満足顔。
地震の爪痕
お待たせ、いよいよ、山菜の出番。
春に出るナラタケ・・・香りが実にいい。汁にしてうどんが最高。
ハリギリ・・・あく、えぐみが強いが、てんぷらにすると香ばしくなりうまい。木に太いトゲがある。
フキノトウ
深山の雪の下から芽を出すフキノトウは、黄色い色をしていて、苦味が少なく、まろやかで香りがいい。てんぷやが一番。
雄花。・・・苦味が雌花より少なくうまい。
雌花。・・・苦味が強いがうまい。
コゴミ・・・ごまあえ、おひたし、てんぷら。癖がなく歯ごたえがいい。
コシアブラ(白木)・・・てんぷら最高。香りがいい。まだ少し早い。
メインのウド
見つけたら、うれしくて採ることが先行して、撮るのを忘れて、いい写真なし。
燧の湯で汗を流し、今日の疲れを癒す。お湯は単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)。PH8.7。湧出温度58.2度
もちろん、源泉掛け流しで、内湯、露天風呂がある。お湯はぬるめで、ぬめり気がある。料金は500円で村営。
今日の戦果
ウド
コゴミ
左がコシアブラ、右がタラの芽
ミズ
ヤマブキショウマ
ヨブスマソウ・・・おひたし、ほんのりした香りがいい逸品。
モミジガサ
ミヤマイラクサ
フキノトウ
今日は、天気予報によると午後から雨の予報だったが、降られずにすんだ。
深山の大自然の中で過ごす一日は心身ともに浄化されるように感じ、清々しい気持ちになる。
たくさん歩いた疲労感がまた何ともいえない。
自然の中では、自力で動くしかない、
これが原始に戻れて、うれしいのかもしれない。
今回はこれでおしまい。
↓弊社のホームページも是非ご覧ください。
今日の午前9時に桧枝岐村の尾瀬への入口である御池から新潟県の魚沼市に通じる国道352号が
開通する。昨年と同じ日だ。今年は雪が多かったので心配していたが、思ったより早く開通して
よかった。
いつものように、名人と一緒である。宇都宮を午前4時出発。
天気は、午前中は曇り、午後から雨の予報。気温は低いとの事。条件は良くない。
今年は雪が多く、気温も低く、春の恵みは1週間ほど遅れているらしい。
はたして・・・、しかし、期待に胸を躍らせての出立である。
宇都宮発4:00==旧・伊南村6:45(モミジガサ、ミヤマイラクサ)散策 8:30発==桧枝岐8:50
御池の通行止め解除==狩場(収穫場所)までの林道は崖崩れのため、約3km程手前で通行止め9:40
・・・徒歩で目的地へ(お陰で途中で春のきのこ、ナラタケがかなり採れた)13:20目的地到着
収穫活動、昼飯はアンパン2個(当地近辺のコンビニはおにぎり売り切れ) 現地出発16:20
==桧枝岐の燧の湯17:00 18:00出発==宇都宮着21:30 走行距離340km
帰宅後、メインの”うど”は薄めに切って酢味噌で、もみじがさはおひたしで、
かつをの刺身もついて、熱燗で一杯。至福のひと時である。
朝が早かったのと、疲れですぐ熟睡。
写真で一日を辿って見ましょう
伊南村(現南会津町)での収穫
モミジガサ・・・急斜面に生える。独特の香りとほのかな苦味がする逸品。おひたし、てんぷら。
ミヤマイラクサ・・・トゲがある。独特の香り(味の表現は難しい。食べてみるに限る。)。おひたし、てんぷら
ミズ(ウワバミソウ)・・・あまり味はないが、おひたしのしゃりしゃりした歯ざわりは一級品。
道端で見つけたウド。まだ幼いウドは土の中の白い部分が柔らかくて、おいしい。ウドの個性的な香りとみずみずしさを
味わうには採れたてを味噌をつけてかじるのが一番。
これは最高!!最高!!
伊南村から桧枝岐へ
途中、雪渓と新緑(みどりが美しい)。中央の山の右側が燧ケ岳ですが残念ながら雲の中。
今年は本当に雪が多い。ここ数年では初めて。
雪の間に、ミズバショウが咲いています。満開です。いい時に来ました。
桧枝岐の風景
まず花を紹介しましょう。
タムシバ・・・噛むと甘いので、花は熊の好物だそうです。
オオカメノキ・・・春の早い時期、他の木々が芽吹く前に咲くので、目立つ花です。
ムラサキヤシオツツジ・・・緑の中に真っ赤な花が鮮やかです。アカヤシオツツジはピンクに近い赤です。
間違いやすいですね。
ショウジョウバカマ・・・尾瀬が原でも見られる線香花火みたいな特徴的な花です。
おなじみ二輪草、清楚、可憐。
スミレサイシン・・・花びらが比較的大きくて、形が美しくて、淡い紫がいい。
トガクシショウマ・・・深雪地のブナ林の下などに咲く、なかなか見られない花です。淡い赤紫の花が可憐です。
エンレイソウ
サンカヨウ・・・雪の深い所に白い可憐な花を咲かせる。
ミヤマカタバミ
ヤマエンゴサク?。今頃咲く深山の花は、淡い紫が多い。
柳の芽がやっと膨らんだところ。まだ、この山は早春。
お見せしたいのは、新緑の、眩しいくらいのみどりの美しさ、特にブナ、白樺のみどりは格別。
晴れていれば、なお一層鮮やかであろうに。
とにかく、じっくりご覧あれ!(実物の鮮やかさが写真では表現できないのが残念ではあるが・・・)
午後、燧ケ岳が顔を出しました。
師匠も充実した一日に満足顔。
地震の爪痕
お待たせ、いよいよ、山菜の出番。
春に出るナラタケ・・・香りが実にいい。汁にしてうどんが最高。
ハリギリ・・・あく、えぐみが強いが、てんぷらにすると香ばしくなりうまい。木に太いトゲがある。
フキノトウ
深山の雪の下から芽を出すフキノトウは、黄色い色をしていて、苦味が少なく、まろやかで香りがいい。てんぷやが一番。
雄花。・・・苦味が雌花より少なくうまい。
雌花。・・・苦味が強いがうまい。
コゴミ・・・ごまあえ、おひたし、てんぷら。癖がなく歯ごたえがいい。
コシアブラ(白木)・・・てんぷら最高。香りがいい。まだ少し早い。
メインのウド
見つけたら、うれしくて採ることが先行して、撮るのを忘れて、いい写真なし。
燧の湯で汗を流し、今日の疲れを癒す。お湯は単純硫黄温泉(低張性アルカリ性高温泉)。PH8.7。湧出温度58.2度
もちろん、源泉掛け流しで、内湯、露天風呂がある。お湯はぬるめで、ぬめり気がある。料金は500円で村営。
今日の戦果
ウド
コゴミ
左がコシアブラ、右がタラの芽
ミズ
ヤマブキショウマ
ヨブスマソウ・・・おひたし、ほんのりした香りがいい逸品。
モミジガサ
ミヤマイラクサ
フキノトウ
今日は、天気予報によると午後から雨の予報だったが、降られずにすんだ。
深山の大自然の中で過ごす一日は心身ともに浄化されるように感じ、清々しい気持ちになる。
たくさん歩いた疲労感がまた何ともいえない。
自然の中では、自力で動くしかない、
これが原始に戻れて、うれしいのかもしれない。
今回はこれでおしまい。
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