令和元年8月7日(水)~9日(木)
自主ハイク 参加者2名 車1台 ザック重量10kg
今回は、初日は、白沢登山口に車を置き、タクシーで中房温泉登山口まで行き、
合戦尾根を燕山荘まで登り、泊まる。
2日目は、燕岳から剣ズリなどの岩場の難所を味わい、餓鬼岳小屋まで行き泊まり。
3日目は、小屋から餓鬼岳、唐沢岳をピストンし、白沢登山口に下りる。
その(1)は初日と2日目の様子をご覧ください。
初日は、燕山荘からの夕暮れの情景をお楽しみください。(燕山荘まで20~30分の所で雷雨に遭遇)
2日目は、燕岳から餓鬼岳小屋までのスリリングな岩場歩きと絶景をご覧ください。
<行程表>
8月7日(水)晴れ曇り、一時雷雨 所要時間:5時間10分、歩行時間:4時間40分
<行程表>壬生4:30==安曇野IC8:00==白沢登山口(餓鬼岳への登山口)8:30
==(タクシー10,260円)中房温泉登山口(1462m)9:00・・・第二ベンチ10:26
・・・富士見ベンチ11:38・・・合戦小屋(2350m)12:10・・・
燕山荘(2704m)泊14:10
では、写真をどうぞ!!
中房温泉燕岳登山口から、燕山荘までの地図。
中房温泉燕岳登山口。合戦尾根は、北アルプスの三大急登の一つ。
第二ベンチ。登山口から約1時間半。
富士見ベンチ。第二ベンチから約1時間。
こまめに休憩所を設置してくれるので有難い。
富士見ベンチから約30分で合戦小屋に。
名物のスイカを頬張る。冷たくて甘くてうまい。一切れ500円を2分割に。
燕山荘の手前、20分~30分の所で、突如、雷雨に見舞われる。時間的には20分ぐらいだったろうが
土砂降りと雷鳴に栃木県人とはいえ、いい気持ちはしない。カッパを着て歩き続けたが・・・
雨が止んだところで、燕山荘が見えてきた。
燕山荘で早速、生ビール、大ジョッキで乾杯。冷えててうんまい。
ビールを飲んだら景色を楽しもう。左が燕岳、中央の手前が餓鬼岳、奥が唐沢岳。
小屋の前にはコマクサの群落。写真を撮る登山者。
こんなにたくさん咲いてます。
アップで。さすが女王様ですね。
槍ヶ岳の方に目を向ければ、大天井岳や常念岳に向かう登山道が伸びている。
さあ、夕食の時間です。
燕山荘の名物、チーズ入りハンバーグ。柔らかくてうまい。ご飯も絶品。
食後は、山荘の主人のホルンの演奏を聴く。夏場に体調を崩したそうで、一曲しか演奏しなかった。
食後、外に出ると虹がかかっている。山で見る初めての虹だ。真近に感じる。
明日登る餓鬼岳への稜線も太陽を浴びてクッキリと浮かんでいる。手ごわそうだ。
語らう親娘。外人さんもいい景色にご満悦。
ほろ酔い気分の木枯らし紋次郎・・・? ”あっしにはかかわりのねえ、こってござんす”
ゆったりと流れる時間を楽しむ人たち。
槍ヶ岳とコマクサ。
燕岳とコマクサ。顔を横にしてご覧ください。
♪ ♫ ♫ ♪みんなのお顔もまっかっか、ぎんぎんぎらぎら陽が沈む(^^♪♫
読売新道に陽が沈む。明日も天気にな~れ!!
槍ヶ岳と左の北穂高岳のシルエットを見て、お休みなさい。
8月8日(木)曇り晴れ 所要時間:8時間40分 歩行時間:8時間
<行程表>燕山荘5:10・・・燕岳(2763m)5:50・・・北燕岳6:15・・・
2723m(東沢乗越へ直角に曲がる標識のある地点)7:05
・・・東沢乗越(2253m)8:10・・・東沢岳(2253m)9:45
・・・剣ズリ(中沢岳2644m)・・・餓鬼岳小屋(2600m)泊13:50
では、写真をどうぞ!!
燕山荘から餓鬼岳までの地図です。
燕山荘の夜明け。八ヶ岳と富士山と乗鞍岳が雲海に浮かぶ。
アップで。まさに絶景である。今日もいい天気のようだ。
5時10分。餓鬼岳に向かって、さあ、スタートだ。
イルカ岩は人気のスポット。コマクサが一杯咲いているのだが・・・
燕岳に向かう。あたり一面にコマクサの群落。
槍と穂高もクッキリ。右奥に笠が岳も。
お馴染みのメガネ岩。今は、進入禁止になっている。
振り返ると燕山荘が見晴らしのいい所に建っている。
燕岳山頂からの眺望
富士山を見るとなぜかうれしい。
左奥に水晶岳、手前中央に野口五郎岳、三ッ岳など裏銀座縦走コース。
左に三俣蓮華岳、中央に鷲羽岳、ワレモ岳、右にに水晶岳。
手前が北燕岳、奥に剱岳、立山、右に針ノ木岳。
剱岳、立山、針ノ木岳、右奥に鹿島槍ヶ岳が一望。
目指す餓鬼岳は中央に。白い登山道が呼んでいる。
墨絵のような八ヶ岳と富士山。
いつまでも絶景を楽しんでいるわけには、いかない。北燕岳に向かう。北燕岳の先は岩峰が続くようだ。
コマクサが最盛期だ。
北燕岳山頂。燕岳から約20分。
山頂からの眺め
中央が餓鬼岳。左奥に剱岳と立山連峰。
何度見てもきれいだ。
燕岳を振り返る。山頂にはたくさんの人がいる。北燕岳にはだれもいない。
花畑を行く。
クロトウヒレン、ヨツバシオガマ。
ミヤマオトギリ。
タケネナデシコ。
トリカブトとイブキトラノオ。緩やかな登山道なので、花をゆっくり鑑賞できる。
花畑を抜けるとゴリラが出現??
尖った奇岩の間を行く。長い年月の間に、石灰岩が風雪で削られたものなのだろう。
時間の経過とともに色合いが変わってくる。
イタドリ。縦にならないのでご容赦を。
展望地に向かう。
展望地から槍、穂高を望む。西鎌尾根と北鎌尾根がゴツゴツとして迫力ある槍の稜線だ。
餓鬼岳が正面に迫る。
展望地から直角に右に折れる。東沢乗越まで標高差約500mの急な下りが続く。
まずは、富士山に向かって緩やかな下りから始まる。チングルマが咲いている。
ヨツバシオガマ。
中央の東沢岳への稜線と東沢岳から餓鬼岳への稜線が一望できる。
一見何でもない平凡な山のように見えるのだが・・・
松の藪を通り、クマザサの藪漕ぎをしながら進む。
歩いてきた登山道を振り返る。かすかに白く左に道が見える。
展望地から約30分で500mを下ってきた。東沢乗越に着いた。
ここから、中房温泉に下りる分岐になっているが、藪が厳しそうだ。
藪の中を東沢岳に向かう。約240mの登り返しだ。
展望が出てきた。野口五郎岳、三ッ岳、烏帽子岳、南沢岳、不動岳、剱岳、立山、手前が高瀬ダム。
みんな過去に登った山々なので懐かしい。
東沢岳に向かう。
餓鬼岳が右手に大きく見えてきた。下からの登山道もハッキリ確認できる。
東沢岳に着いた。
これから、本格的な岩場が始まるようだ。
巨岩を左に巻いたり、右に巻いたり、あるいは直登したりして登っていくんだろう。
鋭くそそり立つ大岩の左側を巻いていく。
今度は登る。
巨大なシーラカンスのような岩だ。
色づいた松ぼっくりが秋の気配を振りまく。
ガレ場を慎重に越える。
また、樹林帯に入る。
厳しい風雪に耐えている老木。
垂直な鉄のハシゴが出現。剣ズリへと続くのかな。
大岩を左に巻く。
岩の間を登る。
平らなところで、一息。あまり暑くないので、助かる。
また、岩との格闘が始まる。
いよいよ、核心部へ。顔を左に向けてご覧ください。
一旦、下って、
登り返す。ハシゴが見える。
あれが剣ズリ(中沢岳)のようだ。
絶壁にかかる木のハシゴとクサリ。スリリング。
一本の角材とハシゴ。
細い角材1本の上を神経を集中して歩きます。高瀬ダムがきれいです。
今度は水平なハシゴの木道です。
ハシゴを下ります。
さらに垂直な岩峰をハシゴで登る。アスレチック感覚かな。
ハシゴの連続。
急坂を下って右に巻く。餓鬼岳への岩場がよく見えてきた。
中央の白い登山道が山頂へと伸びる。
小ピークを越えてさらに岩峰は続く。見た目ほどの恐怖感はない。
中沢岳だろうか。
岩場を楽しみながらハシゴに向かうS氏。健脚だ。
さらにハシゴを登る。
餓鬼岳が近そうだが、果たしてどんな岩が待っているのだろう。
ハシゴの連続。顔を右に曲げてご覧ください。
やっと核心部から抜け出したようだ。なだらかな登りを行く。
振り返る。厳しそうな表情ではないのだが・・・・
餓鬼岳が目の前だ。
餓鬼岳小屋が見てきた。やっと着いた。
剣ズリを振り返る。楽しませてくれて有難う。
餓鬼岳小屋の夕食。ちらし寿司。ボリューム満点なので、半分しか食べられなかった。
今夜の泊まり客は8人なので、ゆっくり寝られた。
今回はこれでおしまい。
次回はその(2)唐沢岳をお楽しみに。
↓弊社のホームページも是非ご覧ください。
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