樹齢500年(千年とも)で中折れしていて、その上に松が生えています。
凄い生命力ですね。
能登 羽咋市 気多大社 (原生林の神社) posted by (C)KYR
中央の椨の木(御神木)
原生林は1万坪
フォト蔵のお友達、能登さんから、ご紹介で、5月29日能登・羽咋市の気多大社に行ってきました。
もう一カ月前になりますが、この日は、邑知潟の白鳥の親子を撮った日で、帰りに寄ったのです。
能登さんから
鎮守の森の高木の(タブ)や榎(えのき)や楠には洞がよくありますが、能登気多大社の参道脇にあるは樹齢500年(千年とも)で中折れしていて、その上に松が生えています。
昭和天皇も気多神社に関心をもたれ、昭和58年石川県で開催の植樹祭の折、その社叢(入らずの森)に入られました。渚近くにある平坦地の原生林は世界的にもめずらしい森です。植樹祭のご出席の後は、石川県のどこにも行かず、気多大社に来られました。神社の森にご関心があり、ご来訪。カラタチバナをお歌にした歌碑が境内に立っています。昭和58年5月22日、昭和天皇が「入らずの森」社叢で詠まれたお歌は植物学者らしくモチーフは植物。
「斧 (おの)入らぬ みやしろの森 めつらかに からたちはなの 生ふるを見たり」。
「からたちはな」は気多の社叢に自生するヤブコウジ科の常緑低木で
秋には赤熟した球形の実をつける。
気多神社境内に折口信夫の歌碑が滝石に刻まれています。 鳥居の左わきに歌碑があります。昭和2年初めて能登探訪の折りに詠まれた歌。歌を詠む時は「釈迢空」の名を用いました。
「気多のむら 若葉くろずむ 時に来て 遠海原の 音を聴きをり」
最後に神のひと押しがあって何事も完成する、というのが折口民俗学の洞察です。折口民俗学の神は神社の祭神とは限らず、自然の霊力を意味しています。
能登 羽咋市 気多大社 椨の木(タブノキ) posted by (C)KYR
気多大社 椨の木(タブノキ)
能登さんより
鎮守の森の高木の(タブ)や榎(えのき)や楠には洞がよくありますが、能登気多大社の参道脇にあるは樹齢500年(千年とも)で中折れしていて、その上に松が生えています。
樹齢千年説も5百年説もある老樹の(タブ)の幹が中折れして上部がないのに、まだ生命があります。脇から枝葉が伸びています。その上に松が根を下ろしの樹液から水分摂取しています。
がその松を支えているのが、すごいですね。
神社境内や鎮守の森の主木だけあり、みごとな風格の樹木です。
宮脇昭・池田明子共著『森はあなたが愛する人をまもる』講談社が昨年出版されましたが、その中で訪ねてみたい日本の森7選に能登の気多大社の入らずの森が入っています。
タブは折口信夫が森の主木として特に注目した樹木です。
気多の森を正面から見るとただ鬱蒼としているだけの森です。
拝殿の奥の「入らずの森」は入られないが、裏手から観察するとまたみごとです。
「松を頂いた」の木がある参道の「左側の道」をのぼり、いったん境内の外へ出ると細い道があります。そこを登ると森の裏手にでます。池もあります。折口信夫の句碑が高台にあります。
気多大社(9) タブノキ posted by (C)KYR
椨の木の大木から、新芽?が出ていました。
気多大社(4) タブノキ posted by (C)KYR
気多大社(1) posted by (C)KYR
気多大社(3) posted by (C)KYR
ツツジが咲いていたのですが、もうだいぶ散っていました。満開の時はみごとでしょうね。
気多大社(8) posted by (C)KYR
能登さんから
拝殿の奥の「入らずの森」は入られないが、裏手から観察するとまたみごとです。
入ることはできないのですが、周囲に散策コースがあり、一時間以上かかりそうですが、よいウオーキングにもなりそうです。
今度行ってみたいです。
気多大社(7) posted by (C)KYR
気多大社(5) posted by (C)KYR
能登さんより
参道終点の石段を上ったところで、そのすぐ左脇にケタノシロキクサクラがおります。世界でここにしかない品種と認定されています。名前も気多大社ゆかりの名称。
来年の春に、見たいですね。
気多大社(6) posted by (C)KYR
能登に年数回行っていますが、行くたびに素敵な風景を見ることができます。
5月25日の輪島 白米の千枚田
能登島水族館
5月11日・日本海に沈む夕陽
2月22日・能登金剛・厳門 だるま夕陽
これまで撮った能登の画像はこちらから
いつもありがとうございます。
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凄い生命力ですね。
能登 羽咋市 気多大社 (原生林の神社) posted by (C)KYR
中央の椨の木(御神木)
原生林は1万坪
フォト蔵のお友達、能登さんから、ご紹介で、5月29日能登・羽咋市の気多大社に行ってきました。
もう一カ月前になりますが、この日は、邑知潟の白鳥の親子を撮った日で、帰りに寄ったのです。
能登さんから
鎮守の森の高木の(タブ)や榎(えのき)や楠には洞がよくありますが、能登気多大社の参道脇にあるは樹齢500年(千年とも)で中折れしていて、その上に松が生えています。
昭和天皇も気多神社に関心をもたれ、昭和58年石川県で開催の植樹祭の折、その社叢(入らずの森)に入られました。渚近くにある平坦地の原生林は世界的にもめずらしい森です。植樹祭のご出席の後は、石川県のどこにも行かず、気多大社に来られました。神社の森にご関心があり、ご来訪。カラタチバナをお歌にした歌碑が境内に立っています。昭和58年5月22日、昭和天皇が「入らずの森」社叢で詠まれたお歌は植物学者らしくモチーフは植物。
「斧 (おの)入らぬ みやしろの森 めつらかに からたちはなの 生ふるを見たり」。
「からたちはな」は気多の社叢に自生するヤブコウジ科の常緑低木で
秋には赤熟した球形の実をつける。
気多神社境内に折口信夫の歌碑が滝石に刻まれています。 鳥居の左わきに歌碑があります。昭和2年初めて能登探訪の折りに詠まれた歌。歌を詠む時は「釈迢空」の名を用いました。
「気多のむら 若葉くろずむ 時に来て 遠海原の 音を聴きをり」
最後に神のひと押しがあって何事も完成する、というのが折口民俗学の洞察です。折口民俗学の神は神社の祭神とは限らず、自然の霊力を意味しています。
能登 羽咋市 気多大社 椨の木(タブノキ) posted by (C)KYR
気多大社 椨の木(タブノキ)
能登さんより
鎮守の森の高木の(タブ)や榎(えのき)や楠には洞がよくありますが、能登気多大社の参道脇にあるは樹齢500年(千年とも)で中折れしていて、その上に松が生えています。
樹齢千年説も5百年説もある老樹の(タブ)の幹が中折れして上部がないのに、まだ生命があります。脇から枝葉が伸びています。その上に松が根を下ろしの樹液から水分摂取しています。
がその松を支えているのが、すごいですね。
神社境内や鎮守の森の主木だけあり、みごとな風格の樹木です。
宮脇昭・池田明子共著『森はあなたが愛する人をまもる』講談社が昨年出版されましたが、その中で訪ねてみたい日本の森7選に能登の気多大社の入らずの森が入っています。
タブは折口信夫が森の主木として特に注目した樹木です。
気多の森を正面から見るとただ鬱蒼としているだけの森です。
拝殿の奥の「入らずの森」は入られないが、裏手から観察するとまたみごとです。
「松を頂いた」の木がある参道の「左側の道」をのぼり、いったん境内の外へ出ると細い道があります。そこを登ると森の裏手にでます。池もあります。折口信夫の句碑が高台にあります。
気多大社(9) タブノキ posted by (C)KYR
椨の木の大木から、新芽?が出ていました。
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気多大社(1) posted by (C)KYR
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ツツジが咲いていたのですが、もうだいぶ散っていました。満開の時はみごとでしょうね。
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拝殿の奥の「入らずの森」は入られないが、裏手から観察するとまたみごとです。
入ることはできないのですが、周囲に散策コースがあり、一時間以上かかりそうですが、よいウオーキングにもなりそうです。
今度行ってみたいです。
気多大社(7) posted by (C)KYR
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能登さんより
参道終点の石段を上ったところで、そのすぐ左脇にケタノシロキクサクラがおります。世界でここにしかない品種と認定されています。名前も気多大社ゆかりの名称。
来年の春に、見たいですね。
気多大社(6) posted by (C)KYR
能登に年数回行っていますが、行くたびに素敵な風景を見ることができます。
5月25日の輪島 白米の千枚田
能登島水族館
5月11日・日本海に沈む夕陽
2月22日・能登金剛・厳門 だるま夕陽
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