ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

6月23日平和祈念公園へ歩きながら(20210623-①)

2021年06月24日 | 沖縄島中南部

2021年6月23日(沖縄県民の休日ー水曜日)曇り後雨

前夜、那覇に泊まって、糸満に向かいました。予定では22日、23日と行くつもりでしたが、忙しすぎて。

 バスで糸満ロータリーまで。ここから乗り換えるつもりだったが、1時間余り待つことになる。そこで歩くことにした。私の頭(予定)に歩くことを入れていなかったので、気合いが入らない。バス亭に1時間余り待つのはもっといやだ。

糸満郵便局前でカメラを出した。写真を撮ることよりも手荷物をなくしたかった(ザックにしまう)。7:49

歩道に咲くヒマワリ。デカイ。光が悪すぎるが、大輪の影をみつけた。8:01

カンナ。まっ赤でデカイ。蜘蛛の巣に水滴。8:03

南部病院の角を左折。

オキナワセンニンソウ(?)とゲットウの実のコラボレーション。8:11

人間は醜くもあり、美しくもある。美しくもあり、醜くもある。鈍感になってはならない。鈍感だということは大勢に順応していくことだ。

戦争は美しいものを剥ぎ取り、醜いものに覆われていく。真善美の全てが破壊されていくことだ。私は耐えられない。

左側に現れたガメラレーダー。航空自衛隊の与座岳。第56警戒群。因に第53警戒隊は宮古島、第54警戒隊は久米島、第56が与座岳、糸満だ。レーダーがあるということはこれらとセットでミサイル部隊が配備されている。第17高射隊が那覇(那覇飛行場隣)、第16、18高射隊が南城市佐敷、第19高射隊は恩納村にあるのだ。陸自にも高射部隊がある。8:26

たらたら歩いていると、余計なことが頭に浮かんでくる。今は平和なのだろうか? ひとり一人が吟味しなければならない。

「最善を尽くす」自民党。西銘恒三郎。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」=対中戦争の「最善を尽くす」西銘。秋の選挙で、必ず落とそう。8:53 

ひめゆり記念館脇。誰も歩いていない。いつもの6・23なら、人混み状態なのに。8:56

ひめゆり記念館前。赤のポスト。一輪のアカバナー。9:04

老朽化する物と再生されていく生物。美は不断の再生によって保たれているのだ。

人間が老いることは避けられない。だからそれなりの努力が問われるのだろう。不完全な種である人間には、社会のサポートが必要なはずだ。これを剥ぎ取り続けてきた自民党・公明党-政権。

風が吹く。バックはサトウキビ。周囲は広々としてきた。歩く気分も高まってきた。9:53

右(西)側に海がどんより見えた。9:55

海に激励されながら歩く。

ナーベラ-畑。ナーべラーとはへちま。地を這う。垂れていない。やまとぅの私には一瞬分からなかった。これがナーベラ-だ。発想の転換が重要だ。10:04

平和記念堂。もうすぐだ。10:09

今日は首相が来ないから、警備も緩い。空が曇っていても、心は晴れがましい。

10時20分頃、到着(別稿で)。

約3時間の徒歩。途中二人の友が車を止めてくれた。感謝します。でも乗らなかった。歩き出したら、矢張り歩くのが良い。

そしたら何人もの友人達が、「歩いているの気づいたが、『乗る?』と声を掛けるの遠慮した」という。ありがとうございます。

 

濡れた。寒い。

帰りも歩く。

左(西)に海。平和都市宣言 糸満市。今平和都市宣言は有効か? 歴史の遺物になっていないか?

私たちの命の足下から、自治から問い直そう。

帰りは途中でバスに乗った。くたびれた。

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。