ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【補正】ハンストは終わったが、問題はこれからだ(20210306-②)

2021年03月08日 | 沖縄島中南部

2021年3月6日(曇)沖縄県庁前 静かな時間が流れた。

正午を期して、オール沖縄会議による集会が行われた。

辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議が「新基地建設に遺骨混じりの土砂採取を許さない」抗議・声明文を発表した。12:01 結びの確認事項=要請項目として3点があげられている。①民意に反した新基地建設のための辺野古・大浦湾の埋め立てを許さない。②民意に反した埋め立てのための県内からの大量の土砂採取は環境破壊である。③基地建設に戦没者の遺骨混じりの土砂使用は人道上絶対に許されない。(宛先は防衛大臣岸信夫、総理大臣菅義偉)

高良鉄美オール沖縄会議顧問が挨拶。オール沖縄会議もこのハンストを支持し闘う。12:07

オール沖縄会議の集会に来られた方も含め大勢が集まってきた。またこのサバニの帆に思い思いの言葉を書いていく。12:25

最終日にも元気に取材に応じている具志堅隆松さん。12:35

 個々の激励や質問にも丁寧に応じる。ハンストの手応えを感じているようだ。12:58

路上音楽家の森島和樹さん再登場(4日に見えた)。弾き語り。「大きな海」(オリジナル曲)も披露していた。13:23

これは分かりやすい。この問題の絵解き図。制作者は東京の方らしい。13:30

具志堅さんが6日間のハンストの最後の挨拶。13:38

この問題は沖縄だけの問題じゃない、行方不明になったままの米国人戦死者が290人、韓国人も多くいるなかで、遺骨混じりの土砂を基地建設に使うなど、人道上許せる問題ではないと強調されていた。まだ道半ばだが知事も今朝見えたし、具体的な解決に向けて頑張ろうと決意を語った。

右翼の宣伝カーがなにやら言っておりました。

サバニ船の帆が掲げられた。「命の島 恵みの海 繋ぐ島人」 13:39

今後を見据えて、熱く語る具志堅さん。13:41

北上田さんは知事が来たことを踏まえつつ、自然公園法第33条2項を行使し、熊野鉱山の開発を止め、さらに一帯を戦跡として広く保存していく事が問われていると力説。13:53

この6日間のハンストを戦争体験者として支えてきた方々がご自身の思いを語る。沖縄にはいなかったけれどサイパンで戦争を体験したという橫田さん。戦争は絶対にダメだと強調していた。14:12

ハンストに参加したすどうさん。この6日間の特徴を述べていた。14:28

全体的な集会はほぼこれで終った。成果と課題を整理して前に進みたい。

ラストは歌だろ。

歌に踊りが入る。おばぁ、ノリノリだった。15:22

生きている限り闘いは続くということなのだろう。生死を超え、繋いでいくのが沖縄の文化だろう。

島田路沙さんが歌う。

私も最後なのでトリプルな写真を狙ったみた。15:04

みんな踊り出す。踊るってことは、続くってことなんだな。15:16

海勢頭豊さん、替え歌を歌ってました。珍しい。15:21

テント片付け前にインタビューに答える具志堅隆松さん。疲れの中に、やりきった感が垣間見える。15:57

明日から舞台は変わるが、導かれてきた課題を整理し、もっと広げてやっていきたい。

私自身の整理はこれからだが、ガマを知りつつも、それが石灰岩の鉱山になることが結びついていなかった。戦後沖縄史の中で、見てこなかった一面だ。いやはや。

 

 

 

 



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