【 保護犬:ハッチ日記 】

成犬の保護犬、里親日記

【 豊田市美術館 】Vol.2

2023-12-14 | 建物巡り
先日見学をした【豊田市美術館】の続きです。

今回紹介するのは、併設されている
髙橋節郎 (たかはしせつろう)館』です↓


この建物は美術館とファサードで続いるので

建物全体で見ると
水平ラインの片側の終着場所です。

こちらも豊田市美術館と同じく、
設計者は谷口吉生(たにぐち よしお)氏。

モスグリーン色がここにも!
※写真で上手くモスグリーン色が映らず残念

この建物もシンプルでかっこいい!

中に入るとロビーがあり
ここの空間が静かで落ち着く場所で良かったです。

PK22チェアが置いてありました! ↓

ここに座ってのんびりと
ガラス越しに外の景色を楽しむことも出来ます。

新型コロナの感染対策と思われますが
椅子の並びが
間隔を置いて配置されています。

あと何十年か先になって
こんな時代もあったね……と、なるのでしょうか。

で、肝心の『髙橋節郎館』です。

実は私、髙橋節郎という人を知らず
この建物を見たさに入ってきた、という
本当すみません…

ですが、髙橋節郎 氏の作品が凄く良かった!
(写真撮影可でしたので何点か紹介します)

漆芸(しつげい)の展示作品が並ぶのですが、
鎗金(そうきん)という技法で黒と金を基調に製作されており
この迫力!

↑ タイトルは「遠森の記」
1974年の作品です。

他にもこんな作品や ↓


このピアノ、よく見ると…


ここにも鎗金(そうきん)されているのです!↓

↑ タイトルは「宇宙紀行」
1995年の作品です。

クラリネットやフルートにも!(驚) ↓


他にも、楽器のハープに鎗金(そうきん)された作品もある
とのことでしたが、
今回は展示されていませんでした。

可愛らしい作品もあったし


古代を思わせる作品もあり


さらには立体の作品も ↓

タイトルは「森神」
1995年の作品。

前庭にはこんな作品もありました。↓

タイトルは「月面一歩」
1995年の作品。

特別展や美術館内の常設展示ばかりに目が行きがちですが
時間があれば、
この併設館にも足を運ばれると
面白いし、作品も凄いし、良いと思いますよ。

そして
ここの美術館を通して「モスグリーン」という色が
気に入りました(笑)

豊田市美術館の見どころはまだありますので
続きは又、次回に。
お疲れ様でした。