ヤマネ接骨院鍼灸院日常記(ブログ)

京都府福知山市でヤマネ接骨院・鍼灸院を開院しております。
日々色々なことを考える場としてブログを活用しています。

当接骨院の2022年外傷(怪我)の統計② ~固定を必要とした軟部組織の負傷~

2023-02-09 20:00:26 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。

当接骨院の2022年外傷(怪我)統計② ~固定を必要とした軟部組織の負傷~
固定を必要としたものですので『腫れ、痛み、(時に内出血、発赤(赤み)による動けない、動くと痛い』怪我のものです。

症例数   ←クリックどうぞ(2月7日のブログと一緒です)

1番多いのは、
◎足関節捻挫・・・7名 
・うち4名運動クラブ生の練習、試合中。(サッカー×2名、バスケ、陸上(短距離、瞬発系トレ-ニング時転倒)
・70歳代女性 雨でぬれた地面に滑り、足首を捻じた。結果的に7名のうち1番酷く、靭帯Ⅲ度損傷(重症)で固定期間も5週間を必要としました。
・2名は、40歳代男女、少し高いところから飛んだ時に着地に際に捻時負傷でした。

◎足部捻挫(足の甲周辺)・・・4名
 原因は全て『足を捻じた』ことでの負傷でした。
・2名は、小学生、体育の授業に負傷。
・1名は少年野球プレ-中、もう1名は高校生、バスケ。
足部捻挫も日常でも起きることですが、去年は『運動中』。4名のうち3名小学生でした。

と言うように、『足を捻じた、捻った』という原因で『足関節、足部』を負傷される方は合わせて11名(固定まで必要なく、包帯、テ-ピングで対応の方も+10名)と負傷原因足関節負傷1番多いところでした。

それに、
◎趾関節捻挫・・・2名 
・2名とも趾が引っ掛かり転倒負傷。うち1名が空手、小学生。

ここまで見ても、去年は足首から下、趾までの怪我が多いですね。

※ちなみに7日の骨折編の下腿骨2本同時に負傷の方も、『足首を捻じた、捻った』原因で、それに医学的分類から考えると足部の回旋が+され、けがの程度は酷くなった(患者さんからしたら捻じただけですが・・・)のですが、

運動の現場、日常的に『捻じた』ことは多く、結果的に『接骨院へ』という流れも多い怪我だと思います。

◎膝関節捻挫(内側靭帯負傷)×2名
・1名は体育の柔道、高校生。もう1人の方も武道をされる職業の方。

◎指関節捻挫 3名
・いわゆる『突き指』による関節捻挫。すべて運動クラブ生で、バスケ×2名、ソフト。
※+高校女子野球、1名大会期間の遠征で負傷、固定を作成し応急処置もありました。

◎腱板損傷(肩関節) 1名
・転倒時に手を突き、負傷。三角巾による提巾+超音波。

◎肉離れ 
・スノーボードにより大腿部(太もも)

以上が2023年軟部組織の負傷の内訳です。

例年まとめていますが、よく言います、接骨院で見る外傷(怪我)は

・肘から下、指先まで  ・足首から下、足指までが好発(良く起きる)場所になり、2023年も例外ではありませんでした。

※開業から16年(2023年)までの原因、好発負傷箇所をまとめてもこの辺りにおさまりそうですし、統計学的に関心はあります。

何度かに1回は、『足捻じたら、ヤマネに行く、行っておいで』と言われたとも聞きますし、こけたり、ぶつけて負傷したら『ヤマネ』へ・・・と言う感じでコツコツ治療をしていきたいですね。

長く書きましたが、このような2023年外傷(怪我)の統計でした。

万が一の怪我の時に、参考にしてください。

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当接骨院の2022年外傷(怪我)の統計①~骨折・脱臼~

2023-02-07 20:00:05 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。

ホ-ㇺぺ-ジには1月にあげていました。

去年の外傷(怪我)の治療、主知、固定を必要とした怪我の統計。

症例数 ←クリックどうぞ。

当接骨院で治療・処置した原因などをブログではその都度書いていますが、まとめましたのでどうぞ。

◎肋骨骨折・不全骨折3名・・・1人目スノーボードで転倒負傷、2人目70歳代転倒負傷、3人目『咳の繰り返し』による負傷。

◎上腕骨骨折2名・・・中学生投球による『内側上顆剥離骨折』←超音波治療+固定、内側上顆骨折←リハビリ依頼

◎前腕骨骨折1名・・・80歳代、転倒により手を突き負傷。

◎指骨骨折1名・・・2つの指の骨端線負傷。体育のバレーボールで『突き指』により負傷。

◎下腿骨骨折1名・・・すねの骨、すねの隣の骨(腓骨)足首をひねり、足部が回旋してしまう(患者さんは瞬時ですから分かりませんが・・・)と2本同時に折れる。医学的にも『手術適応』で応急処置から協力病院へ。

◎肩関節脱臼2名・・・1人目は、脱臼後の手術後のリハビリ依頼。2年目は、高校の時に当接骨院で肩関節脱臼整復、治療。卒業して、近隣でスポ-ツをしているときに再脱臼。近隣ではうまくタイミング合わず、1時間かけて治療、『整復』へ←ブログで大きく取り上げました。

・2022年は医療機関からの『リハビリ依頼』も2名ありました。
※これまでや、リハビリ依頼や他の関わりにより、2022年は改めて某協力病院と紹介、協力の仕方、システムの確認を当接骨院としていただきました。怪我、日々の治療をするうえで、連携を取りやすくしてもらいました。

・指骨骨折(違う日にまた負傷の1人2か所数日後でしたので固定はほぼ同時期)、下腿骨骨折と1人ですが2か所の骨折のケ-スが2人がありました。

・手術適応になった(下腿骨骨折)の方は、当接骨院で過去にも他の個所を固定が必要となる怪我2回。今回は診察後、医学的に手術適応の怪我でしたが、怪我を診る体制、診る・治療をすることで、このようなケ-スにも遭遇します。程度、適応などはこられて適切な判断をしますので、『怪我をしてしまったら早く』治療に来てください。

・救急医療が発達している世間で『脱臼』に遭遇しにくいですが、今回も3回目でしたし、タイミング(ヤマネに行けば)により来院、治療でした。

・肋骨は2名転倒、前腕骨も転倒と『日常』あり得ることですので、万が一の時は・・・

という風に『接骨院用』のけがはなく、特に日常生活の中で負傷され、判断、治療させていただく中で、『骨折』に遭遇すること、脱臼は機会に恵まれている?があります。

今回、医療機関からの『リハビリ依頼』はこうした日ごろコツコツ怪我の治療をしていることで患者さんが尋ねられたり(院内で怪我の話もしますので)、

今までの医療連携のやり取りから、範囲が広がった感じです。

万が一の時の治療、対応、・・・リハビリの方向性が分らないときなどにもかかっていただいたり、相談していただいたらと思います。

当接骨院の2022年外傷(怪我)の統計②~軟部組織の損傷~へ続く。
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肩関節脱臼の当接骨院のルーティン

2021-07-03 16:02:03 | ほねつぎ
皆様、こんにちは。

土曜日診、有難いことにいつものペース、朝からラッシュにラストはコンスタントに来院され、いつもの感じでした。

気づけば、今週末は小学生の屋内スポーツの試合に向けて治療が2つ。

ようやくですね。

昨日怪我の運動クラブ生。

某高校の某運動部から、電話連絡をいただき、治療に至りました。

2年前も同じケースがあり、計3症例目。

『肩関節が外れた』とのこと。

来院していただき、

問診、視診(完全な肩関節脱臼の形でした。)

超音波観察で、回りの怪我はないか?(骨を観て)

『整復』(元に戻す作業)←私がさせてもらい

『元に戻り』←今回は整復音は、ほぼ感じず、

患者さんが、『戻って楽になりました』と。※形が変わっているのも自覚されていましたし、元に戻る感覚もあった?

(音がしないことは良いことです。)

整復後の超音波観察も回りは大丈夫で、

三角巾+バンド固定をしました。

これに協力病院で、検査を依頼して、

当接骨院で継続加療です。

+協力病院を今後のスポーツのことも考え、『肩関節専門医』に依頼します。

+治療依頼でしたので、指導者の先生に治療報告と先生からの話を聞いた上で、今後の計画も話しました。

+保護者さんへの↑の報告と、スポーツが一段落したら、お願いしたい事柄を伝えました。

治療は個人差もありますので、目安を示しましたし、経過とともにですが、

『二年前からの依頼で』こちらの部での『肩関節脱臼』の治療は、基本治療

+プラスの部分も経験済みでしたので、『ルーティン』化されました。

でも、もし、他のスポーツの方でも、万が一『肩関節脱臼』で治療の際は↑で進めれます。

何より、昔ほど『脱臼』が接骨院に少なくなった時代の、

脱臼刷ることは残念ですが、された時に治療依頼を頂くのは、

『接骨院冥利』に尽きます。

何とかこの選手も期間的には大変ですが、現場復帰を目指し、しっかり治療、フォローです。

今週末始め、7月は大会予定が幅広い年齢でありますので、こちらもしっかり治療、フォローです。

それでは良い日曜日を
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照らし合わせたり、考えたり・・・職業病ですね(笑)

2021-04-13 20:28:13 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。

朝から雨が降ったり、止んだり天候が不安定な中、夕方からはしっかり降ってきています福知山地方。それでも、春の雨、少し暖かいようにも思います。

アメニマケズ、火曜日相応でしたが、転倒負傷や部活中でのケガなどが続きました。

さて、どうしてもスポ-ツ選手がケガをしたり、そのような新聞記事を見ると、職業上、どこのケガ?、故障?と反応してしまいます。

・3月、その日は休みで、プロ野球オ-プン戦を見ていると、中日の木下投手が投げた後、うずくまりその後、投球できずに退場。相当な痛さがテレビ越しでも分かる中、『珍しい光景だな』と思っていて、色々考えられる症状を自分でも考えながら・・・新聞によると、『肩関節脱臼』との診断が載っていましたが、肩関節脱臼は転倒し手をついての負傷が多いので、?と思っていましたら、元々、肩関節に故障歴ありで、その影響もあり、手を衝かなくても『脱臼』をしてしまったと・・・治療としては、簡単に書きますと肩関節をとめる手術へ。色々考えられますが、やはりイレギュラ-は発生は、このような治療になるなと・・・※通常の肩関節脱臼でも入れても(整復)、本格的にスポーツを続けるとなると手術の選択を提案することもあります。

ともっと考えたこともありますが、こんな感じに。

・先日、プロ野球、ソフトバンクの千賀投手がピッチャ-返しで、足元が滑り足首が『外返し』して足首負傷。このような表現はいけませんが『外返し』になったのがスローモーションでリプレイしてくれると分かりました。(治療しているものからすると発生機転の貴重な画像)新聞から『足首内側靭帯負傷』と診断名が上がっていましたが、靭帯負傷になりやすい理由や、それ以上になると骨折を含めてより重症になると思っていました(もちろん、靭帯損傷も大変なケガです)※ちなみに足首は内返し負傷が断然多く、その中で外返しの足首内側負傷は貴重でした。


とあくまでも私の意見ですが、『照らし合わせ、考えて』『自分の治療、対応』を考えます。
 そのため、新聞は細やかな診断名はないですが、↑の診断名で照らし合わせです。

実は、このようにケガの様子を示されて、考えたり、想定されるケガ、対応、治療、リハビリとシュミレ-ションする授業は接骨院学校時代、師匠の所で勤務時代、ケガのセミナ-での1コマでよく見られますし、

私も職業上、こうして『頭を鍛えています』

と、やっぱり『職業病』だなと思う、事柄でした。
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2019年(平成31年・令和元年)ケガの統計のまとめ。

2021-04-07 20:07:41 | ほねつぎ
皆様、こんばんは。

3月終わりに2017年から2020年の当接骨院で治療させてもらった『固定』を必要としたケガの統計のまとめ。

ラスト2019年のまとめ。

◎骨折

上腕骨 2件・・・接骨院で診れる頻度としては珍しい上腕骨もこの年は2件。
 ・転倒負傷の『上腕骨不全骨折』固定にて処置しながら、医療連携で固定4週目で仮骨形成確認(最初は分からないぐらいでしたが、痛みと動かせないので固定にて処置)結果、骨折で固定期間で良くなりました。
 ・上腕骨上端骨端線離解 肩周辺が成長線が開く骨折。←少年野球、投球時に負傷。所謂『少年野球肩、リトルリーグショルダーバッグ』です。安静、超音波治療で、ギリギリ小学生ラスト大会に間に合いました。

前腕骨 1件
 ・転倒負傷による『橈骨頚骨折』肘から下すぐ。子供に多い、『手を衝いて負傷』の骨折。

偶然ですが上の3件、小学生ですがうち2件は小学生(成長線がある)時に負傷する骨折でした。

手根骨 1件
 ・手の舟状骨 治療途中(出張先で負傷)で当接骨院継続的に治療させていただきました。難治性骨折なので長期間かかりましたが、リハビリも含めしっかり施術できました。

中足骨 2件
 ・2つとも『転倒負傷で、足部を捻って負傷した』もので、足底に固定をして施術を行い、リハビリをして治癒しました。医療連携見をさせていただいてレントゲンを見ましたが、大きな骨折線、当接骨院での超音波観察でも十分確認ができる骨折でした。

脱臼
 ・肩関節 野球でヘッドスライディングで負傷し、その野球部から直接、接骨院へ。整復、固定、リハビリで治癒しました。(が引退後、今後(プレ-することを考え、肩関節を安定させるための手術を依頼)

 ・肩鎖関節 転倒負傷も程度は一番優しく・・・それでも三角巾による提巾で3週間安静。後、リハビリで治癒しました。まさかの凍った地面の上を自転車で通り、転倒負傷でした。

と脱臼も2件あった年でした。

◎軟部組織

・肩の腱板損傷 精査も行い確定診断をしてもらい、何とか保存治療(三角員による安静で手術せず)で治癒しました。精査の結果、部分的に消耗により切れていた腱板が、重量物を持ち上げた時(これで大きく痛みが走り来院でした)に重みで伸ばされ負傷したと推測されました。

膝の後十字靭帯負傷 精査も行い確定診断もいただきました。良くなる原因、ソフトボールで飛び込み、『膝を強打して』負傷されました。原因と痛みがうった程度ではありませんから、固定にて処置をして医療連携。固定、リハビリ、競技復帰(趣味ですが真剣にソフトボールをされていましたので・・・競技復帰は良く年になりましたが・・・)4か月ぐらいかかりました。

・指関節捻挫 2件 例年よりは少なく。

・足関節捻挫 12件 完全断裂(医科にて確定診断済み)も固定で良い状態、競技復帰した症例もありましたが、足関節捻挫の多い年でした。11件のうち中、高校生の運動クラブ生が9件、全て運動中での負傷でした。

接骨院で多い場所、ケガも多かったですが、肩関節、膝関節の軟部組織負傷でも大きいケガに入る負傷もあった2019年でした。

とラスト2019年は今日になりましたが、2017年から2020年の当接骨院で治療させていただいたケガの統計は終了。

結果的に、やはり『肘からした指、膝から下足関節含む趾』の負傷が多く、
『接骨院で多いので的確に治療しないといけない場所』というのが統計的にも分かりました。

特にここの場所は適切な治療、接骨院、『当接骨院』の見せどころだと思います。

これにて終了です。




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