ヤマネ接骨院鍼灸院日常記(ブログ)

京都府福知山市でヤマネ接骨院・鍼灸院を開院しております。
日々色々なことを考える場としてブログを活用しています。

三浦和良選手

2011-04-06 12:33:46 | スポーツ
皆様、こんにちは。


以下のコラムは、テレビでも取り上げられていますので知っておられる方も多いと思いますが・・・サッカーにあまり関心のない私ですが、『三浦和良』選手の3月25日の日本経済新聞のコラムです。


生きるための明るさを  三浦和良・サッカー人として


このたびの大震災の被災者の方々に、心からお見舞い申し上げます。被害に遭われた方々にとって、この2週間が、その1分1秒がどんな思いだったかと思うと、おかけする言葉もみつかりません。


生きていることはどういうことなのだろう、サッカーをする意味とは何なのだろう。そういったことを見つめ直さずにいられなかった日々のなか、思わず頭によぎったのは「今のオレ、価値ないよな」ということ。


試合がなくなり、見に来る観客がいなければ、僕の存在意義もない。プロにとってお客さんがいかに大切か、改めて学んでもいる。


サッカーをやっている場合じゃないよな、と思う。震災の悲惨な現実を前にすると、サッカーが「なくてもいいもの」にみえる。医者に食料・・・・・・、必要なものから優先順位を付けていけば、スポーツはいらなくなりそうだ。


でも、僕はサッカーを娯楽を超えた存在だと信じる。人間が成長する過程で、勉強と同じくらい大事なものが学べる、「あった方がいいもの」のはずだと。


未曾有の悲劇からまだ日が浅く、被災された方々はいまだにつらい日々を送っている。余裕などなく、水も食べ物もなく、家が流され、大切な人を失った心の痛みは2週間では癒されたりしない。



そうした人々にサッカーで力を与えれるとは思えない。むしり逆だ。身を削る思いで必死に生きている方々、命をかけて仕事に当たるみなさんから、僕らの方が勇気をもらっているのだから。



サッカー人として何が出来るだろう。サッカーを通じて人々を集め、協力の輪を広げ、「何か力になりたい」という祈りを支援金の形で届け、1日も早い復興を手助けしたい。そこに、29日の日本代表との慈善試合の意義があると思う。


こんなこと言える立場ではないけれども、いま大事なのは、生きていくことだ。


悲しみに打ちのめされるたびに、乗り越えてきたのが僕たち人間の歴史のはずだ。とても明るく生きていける状況じゃない。でも、何か明るい材料がなければ生きていけない。


暗さではなく、明るさを。29日のチャリティーマッチ、Jリーグ選抜の僕らはみなさんに負けないよう、全力で、必死に真剣にプレーすることを誓う。


元日本代表 横浜Fc  三浦 和良





そして、皆さんご存じの通り、チャリティーマッチでのゴール。





日経のコラム、写真もコピーといけないことで、ブログにしましたが・・・・是非とも、載せておきたかったので、お許しください。



頑張ろう 日本





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする