ヤマネ接骨院鍼灸院日常記(ブログ)

京都府福知山市でヤマネ接骨院・鍼灸院を開院しております。
日々色々なことを考える場としてブログを活用しています。

固定で治る方向性が決まる。

2016-01-22 15:06:30 | ほねつぎ
皆様、こんにちは。


昨日のブログの気づきの中で、怪我の処置について、少し、細かく。


骨折、脱臼していないけど『固定』をして『治る方向性』が明確になるケガ。


どちらとも、昨年後半から今年明けにかけて続いた怪我なんですが・・・


①肋骨負傷。

 去年後半から5症例、うち4症例、交通事故を遭われ負傷された。5症例のうち(写りにくい場所←詳しいことは今日のブログでは省きます)、レントゲン等検査でしっかり写ったのは1症例。


でもですよ、寝返りが辛い、体の角度によって痛み、呼吸時痛み、せき、くやみによる響いた痛み、自覚症状だけでも大変。検査に移る、写らないは別として・・・


治療で、『肋骨負傷は(検査に移らなくても)、(写る)肋骨骨折と一緒の治療をしなさい』というのが、鉄則で↑5症例全て、固定。すると、これは経験上ですが、(写る)骨折は4週間、(写らなかった)肋骨負傷は3週間で痛みが取れます。


程度によりますが、治る方向性→日にちが決まります。


②足の指の負傷


年末から今週までで3症例。いずれも、何かにぶつけて負傷されています。


エコ-観察しても『骨折』はしていませんが、『痛み、腫れ、内出血』のために、『足をついて歩けない』


高校生女子(許可頂きました、強打して30分)





↑場所が小さいので、うっ?これぐらいでと思われるかもですが、第一関節周辺全部ですからね、痛いですし、あしがつけません。





ややこしい画像を出しましたが、また違った方の固定。


これは親指負傷の方。


このように負傷した指(親指以外は2指固定)を固定します。


今回の第4指(薬指)負傷なら、3(中指),4指固定です(写真はありません)


骨が折れていたら3週間固定が、折れていなかったら、早い方で1週間、だいたい10日から2週間でしっかり治ります。


本当は、ブログのタイトル『方向性』にするのではなく、治る日としたいところですが、いい意味で幅がありますし、骨折の固定期間よりは早く固定除去できます。


折れてなくても、実際歩けない、寝返りが辛い・・・・大きく日常生活に支障が出てきますので、『固定期間の目安』のはっきりしますので、このような治療をしている2症例の紹介でした。

コメント
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