高校生だった時の話だ。当時の彼女・・っても 今の嫁はんだがw 学校帰りにお好み焼き屋さんでデートをした。当時の高校生ってあんまりお金持ってないから お昼代を朝のモーニングで使い込んで ポケットにあんまりお金を持っていなかったのだが まあデート。彼女がある程度は持ってるだろう・・と思ってたんだが 甘い考えであったw 支払いの段になって あ ちょっと足らないから出して・・と言ったら あたしもあんまり持ってないよ?出してくれるんじゃないの?とのたまう。二人でポケットひっくり返して持ち金集めても 数百円足らない・・青くなって さーどしよ?である。お店に事情を話して・・と思ったが 近くに何度か行った友人の家があるのを思い出した。友人がいるかどうかはわからないが かろうじて親とは面識がある。家業は畳屋だw で彼女を人質に店に残して ちょっと出てきます・・と声をかけて友人宅まで走ったのだが 案の定本人はいないw でおかーさんに事情を話して足りない分借りて 店まで走って戻った。無事に支払いを済ませて店を出たときはほっとしたもんだ。教訓 人の財布はあてにするな・・である。翌日 モーニングを抜いて(とんだ不良高校生だw)学校の帰りに 友人宅に行き昨日借りたお金を返して大笑いされたのも 今となってはいい思い出である。ちなみに あたしはうちにたこ焼きの鉄板が3枚と電気が1台 お好み焼き用の鉄のスキレットが2枚ある生粋の関西人である。
京都でも大阪でもカールを売っているのである。関西以東での販売を終了したカールだが 今は愛媛の松山工場だけで生産してるので販売は関西以西となる。名古屋で探したんだが 名古屋は関西では無いということらしく売ってない。京都のドラッグストアでチーズ味を見つけたんで大量に買い込んだら レジで はぁ?という顔されたので 実は関東では販売終わってるのよ・・と言ったらほんまですか?と同情されたようなわけ。関西限定商品てカップめんでもあって どん兵衛や赤いきつねなんかも関西バージョンとでかでかと書いてあるのが売っている。で 嬉しいことに 関東バージョンより美味しいのだ。赤いきつねよりどん兵衛の方が数倍美味しいのだがなぜこれをスタンダードにして全国展開しないのだ?関東版は醤油の味しかしないじゃないか?と思うあたしは 関西人である。さて おかんが歩行器無しでは外出できないので 一人残して大阪で串カツで一杯・・ってできないのである。息子・娘が来てるのに一人で晩御飯しなさい・・なんて非道なことはできないので いる間なんか作ろうと思ったのだが 4ヶ月近く入院してたので 冷蔵庫は空。仕方なくデリバリー取ってたわけだが。まあ いろいろ作業があって作ってる余裕が無かったというのもあるのだけど。大阪のおかんて気が若いというか ピザ取ろうとか言い出すし 吉牛買ってきてとか言うしw 朝はパンだし 昼はコンビニのパスタだったりで あの歳で・・と思うのだがw 今週からは毎日ヘルパーが入ってるので 毎日牛肉食べてそうな予感である。結局 たこ焼きは食べたがお好みも串カツもホルモンも次回送り。まあ今回はサポートに行ったので仕方ないと言えば仕方ない。しかし大阪 かけうどん180円 てんぷらうどん230円とか どーなってんのか?という値段が並んでたりする。あれで利益が出るのか?と思うが潰れてないから出るんだろう。あー大阪で懐かしい味に出会った。紅しょうがの天ぷらである。あの千切りの紅しょうがじゃなくて大きいままの赤いのがそのまま天ぷらになってるアレ・・っていっても これがあるのは奈良・京都・大阪くらいか・・京都は千切りの天ぷらなんで少し違う。奈良と大阪は大きいまま。あたしが幼稚園入る前に奈良にいたのだが 近くの天ぷら屋でよく買って食べた記憶がある。まあ 毒毒しい赤なんで 庶民の味なんだろうけどね。京都の枡形商店街の天ぷら屋のはもっと上品な代物だが・・ 子供のころに食べてた味って 何十年たっても舌が覚えてる。あと記憶にあるのは奈良時代に食べてた屋台の味噌おでんか・・まだあるのかなぁ・・あるなら日本酒片手に食べたいものである。もちろん冬の屋台でだが
連休の終わり頃に京都に戻ってきて そういや出町ふたばの豆餅が食べたいな・・と出町まで行った。でめげた。すさまじい行列なのである。まあゴールデンウィークだし 出町ふたば・・って昨今ではグルメ雑誌に必ずといって取り上げられる超有名店だしなぁ。でも 結局並ぶ気力をなくして すこし下がったところの岡田のコロッケ・・と思ったらこっちも ふたばほどではないけど行列してる。ここのコロッケやカツは衣ついた状態でショーケースに並んでて 注文受けてからラードで揚げてくれるので美味しい。昔ながらの肉屋のコロッケ まあ岡田屋って肉屋だけどw で並んでるのがちょいと穴場を知ってる観光客なんで コロッケ一個とか注文してるのでなかなか列が進まない。もう食べ歩きの客が多いのを知ってるのか 店頭にソースのボトルが置いてあるのが気に入らない。そもそも 食べながら歩き回っていいのは せいぜい子供までである。あたしなんかの子供のときは 駄菓子屋の店先は大目にみてもらえるが それ以外ならみっともない・・としばかれたもんである。錦市場も最近は観光客相手の食べ歩き用やらイートインがあって もううっとおしいというか 君たちマナーを知らんのか?と言いたくなるのだが。相変わらず枡形商店街の満寿形屋の前もうどん鯖寿司セットの行列はあるし・・ 京都は大学が多いというのもあるが古本屋が多い。東京では神田以外は古書店て無いんだけど 京都はいっぱいあるのだ。出町枡形商店街の中にも2店あって そこで 万城目学のプリンセス・トヨトミの文庫を買った。京都に来て古本屋で本買うなよ?といわれそうだが 買うのであるw 他にJazz名盤500だの 主婦の友社のとうふ・あぶらあげの本とかパスタ365日なんてのも買ってデイパックが重いw さて万城目学だが 鴨川ホルモーやホルモー六景が面白かったんでamazonで見てたんだが なんせ送料350円が痛い。かなり売れたやつみたいんで1円でごろごろあるのだが。あー戻る。で 3冊あったんで一番程度のいい帯つきを買った。100円であるw 定価714円だもんなー 田舎の書店なら新本と言ってもいいくらいの美本 厚さ2センチくらいなんで当分楽しめるかと思ったら1日で読んでしまった。554ページもあるのだけれど。前半は普通のTVドラマ(といっても見ないので知らないけどw)みたいで面白くない。あーこりゃ外れか・・と思ったんだが後半の展開は面白い。さすが万城目学である。2011年に映画化されたみたいだが 映画はいらん。本はイメージが膨らむが 映画は固定化されちゃうからである。まあキャストが嫌いつーももあるけどねぇ・・ 綾瀬はるか・岡田将生・中井貴一・・って どう考えても原作のイメージじゃないよw で 万城目学氏ってやっぱり関西ノリなので 関西人以外が読むと受け取り方が違うと思うが 本作は大作にもかかわらずよくまとまってる。関西つーか大阪ノリなのだ。まあオチが・・と おっとやめておこうw 結局amazonで単行本の方をポチってしまった。無性にアイスモナカが食べたくなってさっきセブンで買ってきたけどw
いい。ゴールデンウィークが始まる前 大阪の実家に行く前に京都で降りて前にも書いた百万遍のハイライトでご飯してきた。ジャンボチキンカツ定食630円なのは前にも書いたが。で お腹いっぱいになったので ふらふらと出町柳まで歩いて京阪で大阪に出る予定だったのだが ご飯大盛りにしたので苦しいw でハイライトからすぐ 百万遍交差点のそばに 浄土宗大本山百萬遍知恩寺があるので ふらふらと境内に・・ ここは手作り市で地元では知られてるのだが 観光名所ではないんで観光客はゼロ たまに京大に用事で来たらしき欧米人とか 営業の途中で休憩に寄ったらしき社会人がいるくらいで 人気が無い。まあ幼稚園が併設されてるんで 園児の声は聞こえるものの平和そのもの。特段文化財は無い・・といっても寺自体が文化財なんだが これがまあなんとも素敵なのである。五月晴れの空に立派な御影堂 屋根瓦を見てるとなんか落ち着く。近くの子供が境内で遊んでるのもいい。本来寺ってこういうもんだと思うが。拝観料も取らずに 普通に本堂に上がって お参りしてきたわけだがこれがなんとも心が落ち着くのである。都合境内で空を見上げて2時間ぐらいぼーっとしてた。うちは真宗高田派なんで宗派はちがうのだけれどねぇ・・いかにも京都である。あたしが通った幼稚園も寺に併設されてた・・つーか寺がやってたんだろうが・・三重県津市 塔世橋の近くにある四天王寺というご立派な名前の寺だが 寺の記憶はほとんどないw そこの四天王寺幼稚園に通ってた。国道を挟んで反対側に伯母の家があったから 直線距離では100mも無いが。幼稚園の記憶・・あーもう昔の話だが おもらしして で替えのパンツが女子のパンツ 今では絶滅したズロースだったのを覚えてるくらいか。 幼稚園の記憶ってそれぐらい・・というかそれしかないw さて 街の中に川が流れてるというのはいいもので 津は3本の川が流れてる。東から志登茂川 塔世川(平成の大合併で安濃川と名前が変わった) 岩田川の3本である。伯母の家は塔世橋のすぐ傍だったので この川ではよく遊んだ。二級河川なんでしっかり広いがw すぐ川上に三重大の付属病院があって 伯母は県の看護師で津の保健所のお偉いさんだったので あそこは病院の排水が流れ込んでるから汚いから遊んじゃ駄目とかいわれたが 底が見えるくらい水がきれいだったから気にもせずに遊んでいたけどw 護岸から落ちてはまったことも数知れず。志登茂川は中流におとんの実家があって木工所(船大工だったらしい)だったし 嫁はんの家は河口の倉敷紡績の工場の傍にあったんで川との距離は近い。街の中に清流と言えないまでも大きな川が流れているのはいいものである。もっともきれいだったのは塔世川だけで あとの2本は多摩川レベルでとても遊べるような川では無いが。話は戻る。知恩寺でお腹がこなれたので 大阪にいくべく京阪の出町柳まで行くのだが 歩いても15分くらい。駅の目の前は鴨川である。京都も2本 うー3本と言うべきか 加茂川 高野川が出町で合流して鴨川になり 西には桂川。加茂川と高野川が合流するところが通称鴨川デルタ・・と呼ばれていて 京大や同志社の新歓コンパでは有名な場所だ。高野川も加茂川もまあ清流だろう。底の小石まで見えるんだから。ここは有名な亀石があって川を跳んで渡れる。ちょうど葵橋と河合橋と加茂大橋の間だ。ここで また座り込んで1時間くらいぼーっとしてた。なぜかここはとんびの空中戦が見られるくらいにとんびが多い。街の中にきれいな大きな川がある環境というのは好きである。だから京都に親近感を覚えるのだろう。このあと 京阪電車で大阪京橋に向かうのだが 七条まで電車は地下を走る。京阪の特急というのは特急料金を取らない上にシートはふかふか。大阪京橋まで47分。降りたとたんに 大阪の猥雑な雑踏にのみ込まれるのだが このギャップが面白くていい。東京は40分電車に乗ってもどこも同じような景色だからだw まあ新宿から立川まで特快なら23分 470円 京阪も出町柳から京橋まで47分 470円だ。どっちがいいかは言うまでも無い。