私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

東海まで梅雨入りしたというのに

2021-05-16 19:39:20 | メンタルヘルス
金曜から眩暈と吐き気で 何も食べれず寝込んでいたのだが 明日は雨・・という予報がでてたのでさあ困った。というのは 図書館の予約で準備できました・・になってるんだけど 取り置きが21日までで 火曜休館なんで 無理に行こうとしたら いきなり降ってきた。歩いていくには足元がおぼつかないので 自転車・・て思ったがもっと危ないw で ふらふらして戻ってきて寝込んでたら 嫁はんが取って来てくれたが やっぱり少し降られたそうな。これも週刊誌の書評から拾った本で 「低度」外国人材 移民焼き畑国家、日本 安田峰俊著 KADOKAWA刊 2021年3月初版。 なんかうちの図書館はこういう社会問題的な本は良し悪しは別として すぐに買うところがある。皆さんの記憶にあると思うが養豚場から豚を盗んで風呂場で解体した事件があったが それは第7章に書かれている。本書の言いたいところは はじめに・・と 終わりに‥を読めば大体わかる。1~7章は現場のルポだ。著者は元は中国系のライターだったらしいが 本書あたりからベトナムに手をだしている。まあ切り口は外国人技能実習生なのだが 元々何を持って技能とするのか不明だ。まあ 実態は日本人がやりたがらない底辺の単純作業を低賃金でやらせるだけで 名称はそれらしいが 実態は外国人低賃金労働者だ。それも出国に当たって多額の借金をし 日本で働けば すぐに返して更に金が儲かる・・と思って来日するようだが現実は残酷だ。今までは中国人が多かったが 中国が豊かになるにつれ 真っ先にこのシステムから降り 今はベトナム ベトナムの次はどうやらカンボジアらしいが・・ 著者の言いたいのは移民の焼き畑農業を繰り返しながらより貧しく情報感度が低い「低度」外国人材が多い発展途上国から安い労働者を連れてくる現状 つまり低度外国人材を安いコストで使い捨てて次に行く・・という日本の移民のシステムに問題があるという問題提起。まあ ある程度は予想されてたけど 税別で1800円だから税込なら ほぼ2000円だ。借りてきてほぼ4時間で読んじゃったので 買ったら激しく後悔してるだろう。 先に書いた日本の原風景町並だがamazonでは再入荷予定あり・・にはなってるが 調べてみたら版元の光村推古書院て社員7名の小さな美術出版社で 元は錦絵の版元だったらしいが これ今買わないと買えないと思ってポチった。これが3080円ならこっちの方がいい。ヤフオクにも中古が出てこないしamazonのマケプレでは新品と比べて500円しか違わないから意味が無い。戻るがというわけで 本書は図書館にあったら借りて読まれたらいいと思う。読んで損は無いと言えるが読めばそれで充分。本棚に入れなくてもいいだろう。
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なんでこんな

2021-05-16 08:35:17 | メンタルヘルス
本が図書館の予約リストに入ってたのかわからないのだけど 準備できましたになったので借りてきた。現代日本文化論2 家族と性 河合隼雄&大庭みな子共同編集 岩波書店刊 初版は1997年だ。装丁も真っ白けでいかにも堅そうな本なんで 益々謎。内容的には家というか家族と性についていろんな人が好き放題書いて 最期に河合隼雄氏が家族の未来・・てことで総括してる。寄稿してるメンバーが結構豪華なので気になったんだろう。大庭みな子・原ひろ子・落合恵美子・中村桂子・芹沢俊介・赤城恵子・掛札悠子・井上章一・香山リカ・なだいなだ・そして締めくくりが河合隼雄だ。もう24年も前の本だから現代日本文化・・というには古すぎると思われるだろうが24年たっても 問題は積まれたまま。家族・結婚・個人と家族・少子化・クローン・家族の崩壊・不妊・LGBT・性の場所・青少年の性・イジメそして 河合隼雄が家族の未来・・てんでまとめてる。まあ家族や性の問題てきわめて個人的な問題なのでこれを読んだから・・といって考え方が変わるわけではないのだけれど 24年前にこんな問題提起をされていながら 未だに何も解決・・というか 解決できない永遠のテーマなので仕方ないのだが 20世紀の終わりにこんなことを考えてた人たちがいたという先進性の意味では面白い本だ。誰にでも薦められるものでは無いし 面白いわけではないけれど たまにはこういうのもいいんじゃないか?と思わせる本だ。まあ図書館にはあると思うので借りて読まれたらいいかと思う。
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