マイルスを聴け!!

中山康樹著　径書房刊　1992/5初版　341P　2369円　amazonでのマケプレでは998円＋257円送料だが　あたしは京都の古本屋で100円で買った。埃ぽかったが拭いたらそれなりに綺麗になった。著者は元スウィングジャーナルの編集長。マイルスは1991年に亡くなってるので　企画盤を除けばほぼ全アルバムの解説。JAZZ好きでなければ1円でもいらない本だが　下鴨納涼古本まつりでKIND OF BLUEを買ったあたしとしては外せない本。ＪＡＺＺ好きなら本棚に入れておくべき本。しかしマイルスって写真をみると　怪しいおっさんなんだけどねぇ　音だけ聞いてると至上の音楽。

まちがいだらけの自転車えらび―幸福な自転車乗りになるための正しいロードバイクの買いかた

エンゾ早川 (著) 　双葉社刊　2008/6初版　285P　1500円＋税だが　未だにamazonで新本が919円で買えるのでよほど売れ残っただろうなとおもう。あたしは2015年にamazonで1円で買った記録があるんだが　2015年て急性大動脈解離で倒れて死にかけた前年。当時でもいろんな意味で話題になってたエンゾ早川なので　怖いもの見たさで買った本。まあしかし　ここまで叩かれる人も珍しい。やたら本を出してて15冊以上は出てるらしいが　amazonのマケプレではみんな1円。　この人早稲田のスポーツ科学科卒と裏書にあるが　ネットでは中退とか・・　公式レースに出たこともなく　スポーツ科学の資格もないそうで　茅ケ崎でエイドステーションて自転車屋というかロードバイクのお店をやってるらしいが　ＧＩＯＳから代理店契約切られたとか　細々と営業してるとか色々。あたしはホームセンターの9800円の折りたたみＭＴＢが普段の足だが都市部では快適よー。　他にも何台かスポーツ系の自転車は持ってるしほとんどの整備はできる。友人もＢＢばらしてグリスアップするくらいの技術はある。エンゾ氏に言わせると男の趣味の道具は20万円からで　まともなロードバイクは30～70万くらいらしいが　そんなに出さなくても幸せな自転車乗りだ。ヘルメットもしない　リフレクターもつけない主義らしいが　クローズドコースならいいけど一般公道の混合交通でそれはもう迷惑以外の何物でもない。箱根の下りで60以上出ないのはゴミ・・と言われてもなぁ・・彼ら周り見てないから後続から見れば飛び出す猫と変わらんのよ。オートバイも乗るのでわかるが23Cなんて細いタイヤにリムブレーキで60キロで峠を下る・・てよほどお星さまになりたいとしか思えん。彼の言うあちら側は三途の川のあちら側か？まあ世の中いろんな人がいるので　無理な人って必ずいるので無理に改宗させないで関わらないのが一番だが・・本書中にこういう記述がある。
”ロードバイクという高尚な趣味は霞が関や国会や銀行や証券会社やＩＴ・通信業界にいるようなニセモノのインテリとは一線を画すホンモノのインテリのために神が用意した究極のスポーツである”とか言いだしてるので　尊師とか教祖の世界だ。統一教会とかナントカ真理教の世界よねぇ・・こうも言ってる。"私のコンピュータは電話回線につながっていないからである。私はパーソナルコンピューターを電話回線に繋ぐことは愚かな行為だと考えている”だそうで　本書が出た2008年てWindowsＯＳはVista　翌年には７が出てるのでもうみんな普通にPCを使ってる時代。彼は今でも黒電話やガラケーしか使わんのかな・・。世間は広いな。あたしはニセモノのインテリと言われてるＩＴ業界で公共インフラのソフト屋だったんで　あなたの飲んでる水も電気もガスも下水もみんなネットワークで稼働してるんですが・・原稿送るのに使う佐川や電車もなんだが。手を動かせば頭が回る・・らしいが　ならＰＣで原稿書くなよ？受け渡しにＦＤやＳＤ使わず手書き原稿を自転車で編集部に届けろよ？と言いたい。ネットの40過ぎたハゲのおっさんの半裸の画像なんかキモイから載せるな・・という投稿には激しく同意だ。本書　まちがいだらけの自転車屋えらび　だ。茅ケ崎のエイドステーションで自転車買ってはいけない・・という本。