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黄色い家

2024-09-24 17:10:37 | メンタルヘルス
川上未映子 (著) 中央公論新社刊 2023/2初版 608P 2090円
普段小説は買わない。多分 日経の書評かなんかで見たんだと思うが図書館検索したらあったので予約入れたら4カ月くらい待たされた。去年の2月に出たのになんでこんなに人気があるのか知らないが 読み始めたらあまりの中身の薄さに2日で読んでしまった。帯には王様のブランチBOOK大賞だの本屋大賞ノミネートとか書かれてるんだが なんで?という感じ。読売新聞の連載小説だったようだ。 著者をよく知らないのでwikiで見たら76年生まれの48歳で美人とか。 乳と卵で芥川賞で現在は選考委員をしてるらしいので有名ぽいが 個人的には興味なし。本書図書館で借りて読めば十分で 4カ月も待ったが面白くなかったんでさっさと返して来ようと思ってる。amazonのレビューは星4つ以上が多くて高評価だが 正直なんで?だ。裏の世界と表の世界というかカード詐欺の話で登場人物はトー横やグリ下にたむろってる青少年なので 今の時代を反映してると言えば言えなくも無い。まあ季節商品だよなぁ・・と思う。取材はしてるだろうし北新地のホステスもやってたみたいだから裏は知ってるとは思うが・・2000年ごろってカードは通すだけで決済端末で暗証打ち込むようなことは無かった時代だし 天井にカメラ仕込んで無線で飛ばして暗証抜く・・とかあるが 電源どーすんの?営業中はずっと張り付いてるの?とかおかしなところは多い。一生懸命な主人公の花ちゃんと対比する形で居場所のない若い女子や 謎の黄美子さんやら在日の映水さんやら まあ時代を反映してるとは思うけどねぇ・・結局金が全てというつまんないオチでうんざり。あたしは色々あって 中学の同級生の女子が目の前でシャブ打ってて やる?とか言われたり 千葉の組幹部と変な関係だったり バイク乗りだから族にも知り合いがいたり スナックの美人ママのパシリもしてたしで 表側から裏のはしっこを見てたんである程度わかるだけだが・・ そういう自慢にならん視点があるので 裏を知らない人には面白い小説かも知れないけど 少し知ってるとだから何?でしかない。買ってたら激しく後悔してただろうな・・と思う。小説で買うのは片岡義男か京都がらみの森見登美彦か万城目学だけという偏屈なので堪忍してw 
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