矢野住建 Create the ideal

簡単に妥協したくない方へ。理想を創る、宇都宮市の矢野住建ブログです

明日は上棟です

2007年02月24日 | 注文住宅 トピックス

前回のブログにて少しご紹介いたしました高根沢町のお客様の現場が、
明日いよいよ上棟を迎えます。
ちなみに、明日の天気は「晴れ」で「降水確率0%」という予報なので
とりあえず雨の心配はなさそうですが、ただ今日みたいに風が強いの
では?と少しばかり気掛かりです。
せっかくのめでたい上棟の時に誰か転落してケガをしてしまった・・・
なんてことになってしまっては縁起が悪いですからね。
まずは、明日無事に上棟が終わることを祈って今日は早めに寝ると
しましょうか・・・

とその前に、これまでこのブログでは上棟時の現場の様子は何度か
ご紹介したことはありましたが、今回は少し趣を変えて上棟前日までの
現場の様子をご紹介してみたいと思います。

◆基礎底盤の配筋完了・打設前の型枠取付


◆ミキサー車とポンプ車

※余談ですが・・・ミキサー車を発明した人は、日産スカイライン
の開発責任者で『スカイラインの父』とも呼ばれている桜井
眞一郎氏だそうです・・・(60へぇ~)

◆打設中の様子

※またまた余談ですが、「打設」とはコンクリートを型枠に流し
込む作業のことをいいます

◆打設し終わったばかりの基礎底盤


◆特に冬場の打設後はこのように念入りに養生します


◆中にはハロゲンヒーターも


◆基礎立上がり部打設のための型枠取付


◆仕上がるとこうなります


◆天端(てんば)ならしの様子

※「天端ならし」とは・・・打設後、型枠を取り外したばかりの
段階では基礎の天端(上端)は完全に水平とはなっていない
ので、このようにモルタルで水平に仕上げていきます

◆天端ならしが終わった状態


◆水抜き孔

べた基礎で施工した場合には、万が一基礎の中に水が溜る
ことのないようこういった水抜き孔を数箇所設けます

◆テラス部分打設前の様子


◆玄関および玄関ポーチ打設前の締め固め

このように、テラスや犬走り・玄関部分は一番最後に打設を
行います

◆埋め戻し後

※「埋め戻し」とは・・・言葉のとおり出来上がった基礎の周りを
残土で埋めて元の状態に戻す作業をいいます

◆排水配管


◆設備業者による配管作業中

1階の床合板が貼られる前にあらかじめ給排水の配管を
行っておきます

◆プレカット材(構造材)現場搬入

この日はあいにくの雨でした・・・

◆上棟当日までは濡れないよう入念に養生を


◆足場設置

足場が設置されるといよいよ「始まる」って感じがします

◆土台引き

ここから大工さん現場入りです

◆基礎パッキン

基礎と土台の間には基礎パッキンを挟んで隙間をつくり、
その隙間が床下の換気の役割を果します

◆土台ももちろんプレカット済です


◆土台を総て敷き終わったところ


◆床下断熱材の取付

同時に土台の下に「鋼製束」を取り付けていきます

◆1階床合板の取付完了


◆床合板の上もきちんと養生


◆床合板の断面

28mmあります

◆そして静かに明日の上棟当日を迎えます・・・


いかがですか?
上棟までの工事の流れみたいなものを感じ取ってもらえたでしょうか?

上棟するまでは建物の形も分からず、工事内容自体も泥っぽいというか
とても地味というか・・・興味を持ってご覧になりたいという方は少ない
かもしれませんが、いつか

『基礎現場見学会』

というのを開催したら見に来てくれる方はいるかな・・・?
(せっかく見に来てくれても2~3分ですぐに飽きちゃうかも・・・

ということで、いよいよ明日は上棟です。
上棟の様子はまたこのブログにてご紹介しますのでお楽しみに!


以上、木村でした!