矢野住建 Create the ideal

簡単に妥協したくない方へ。理想を創る、宇都宮市の矢野住建ブログです

太陽光発電の設置工事が終わりました!

2009年09月01日 | 注文住宅 トピックス
長かった子供達の夏休みも終わり、いよいよ今日から9月ですね
今年から『シルバーウィーク』という大型連休がこの9月に初めて実施される
ため、今から計画を練って楽しみにされている方もいれば、

「え?!そんな大型連休が9月にあるの??

と、まだシルバーウィークがあることを知らない方もいらっしゃるみたいで。。。
(といっている私もつい最近まで知りませんでしたが・・・ハハハ)

ちなみに、このシルバーウィーク、19日の土曜日も休みとした場合、

9/19() 
9/20()
9/21() ・・・敬老の日
9/22() ・・・国民の休日
9/23() ・・・秋分の日

と5連休にもなります。

連休が増えてくれるのは嬉しいんですが、道路の混雑が・・・ね~


さてさて、先週8月28日の金曜日、宇都宮市白沢町のA様邸にて太陽光発電
システムの設置工事を行いました。

◆宇都宮市白沢町/A様邸(工事開始前の様子)


A様は今年の3月に完成・お引き渡しをしたOBのお客様ですが、元々太陽光発電
には興味があって、本当は新築工事の際に一緒に設置することもご検討されて
いましたが、予算的なこともあってこの時は断念。しかし、

①国と宇都宮市の補助金制度で約50万円も工事費が戻ってくること
②電力会社の余剰電力買取価格が来年から倍近くになること
③上記①・②の効果で設置工事にかかる費用が約10年で回収できること
(※一般的に太陽光発電の設置工事費回収には約20年かかると言われています)

という好条件がそろっている今現在の状況から設置を再検討され、そして今回の
工事となりました。

ちなみに、このような好条件ということもあって今年は太陽光発電の売れ行きが
とても好調のようで、どのメーカーさんも部材の納品には約1ヶ月半から2ヶ月位
納期がかかっているそうです。
(年内の設置をご検討中の方はお早目にご注文された方がいいかも・・・)


ということで、設置工事当日の様子を少しご紹介してみたいと思います。

<メーカー名> シャープ
<今回設置した太陽光発電システムの発電容量> 3.672KW
<太陽電池モジュールの枚数> 24枚

◆当日運び込まれた太陽電池モジュール

※これで24枚です

◆梱包をバラすとこうなります

※このモジュール1枚の重さは約15kgあります

◆この深~い青色・・・まさに太陽光発電って感じですよね


◆ちなみに裏面はこんな感じ

※配線でゴチャゴチャしているのかと思いきや結構サッパリしています

◆モジュールを設置するための金具部材


◆材料を運ぶためのハシゴをセッティング

※軒先の雨樋を壊さないようにしっかり保護してあります

◆まずは設置する場所を墨出ししていきます

※ちょっと写真では分かりにくいですが・・・

◆支持金具の取り付けが終了


◆その支持金具に今度は横桟を取り付けていきます






◆ビス・ボルト穴はすべてコーキングを施してしっかりと防水処理します


◆これでモジュールを設置するための準備が整いました


◆なんか秋の空って感じです・・・(昼休み中~)


◆作業再開、このようにモジュールを1枚1枚手で持って運び


◆ケーブルで連結させながらしっかりと固定していきます




◆あともう少しです



屋根の上で太陽電池モジュールの設置を行いながら、同時進行で電気配線工事も
行われ・・・


◆外壁面に取り付けられたパワーコンディショナ(通称:パワコン)

※パワコンは、太陽電池モジュールで発電された電力(直流)を
家庭内で使える電力(交流)に変換する大事な役目を果たします
※パワコンの性能は「変換効率(例えば94%とか)」という%で
表され、この%の数字が大きい程性能の良いパワコンということに
なります

◆ちなみに内部はこんな感じになっています

※これから先お客様がカバーを開けて何か操作をするようなことは
一切ありません

◆最終的にモジュールのケーブルがこのようにパワコンと接続されます


◆売電メーターを設置するBOX

※売電メーター自体はこの後東電の検査後に設置されます

◆新たに取り付けられた太陽光発電システム専用のブレーカー


◆カラー電力モニター

※発電量の確認や電気の売り買いの状況が一目で分かります


こうしてほぼ1日ですべての工事が終了です。


◆設置工事終了後の建物外観





※太陽光発電のある建物って「なんかかっこいい~♪」と思うのは
私だけでしょうか・・・?


ちなみに、設置工事が終わったその日から自家発電した電気を家の中で使用したり、
使わなかった電気を電力会社へ売ったりすることはまだできません

設置工事が終わってから電力会社へ申請を行い、それから約2週間後に連系検査
(簡単にいうと安全に電気が使える状態になっているか電力会社と工事店が立ち
会いのもと検査すること)が行われて、その検査で特に問題がなければ晴れて
太陽光発電が使用できるようになります。

という訳で、A様・・・、あともうしばらくの辛抱ですね


最後に、太陽光発電に関する最新情報を!(もうご存じかもしれませんが・・・)

(8月25日の毎日新聞掲載記事より)
家庭で使用しなかった太陽光発電で発電した電力を現在の約2倍の価格で買い
取る新制度の詳細が8月25日に固まって、11月1日から1キロワット時当たり
48円で余剰電力を電力会社が買い取るよう義務付けられます。
買い取り期間は最大10年
その費用はすべての電気利用者が使用量に応じて負担する仕組みで、来年の4月
から電気料金に上乗せされます(一般家庭の場合、最大月100円程度)。



以上、木村でした!