本屋さんで面白い本を見つけた。
『大人の写真。子供の写真。』
文庫版の写真集。
53歳のオジサン(プロカメラマン)と
6歳の女の子(カメラマンのご友人の娘さん)が
それぞれカメラをもって
同じ場所で写真を撮ろう、というアイデア。
写真も面白いが、文章がいい。
何はともあれ、手にとって見てほしい。
当然かもしれないが、
親は子どもの写真を撮り、ビデオを撮り続け
気が付いてみると自分の写真が殆んどなかったりする。
子どもの写真すら、成長するにつれ撮らなくなるから
「親子」として写真を撮れるのは、
いくつ位までなのだろうか。
親だって子育てによって成長する、と聞いた。
ならば、頑張っている父さんや母さんの写真も
一緒に残しておきたいではないか。親子なんだし。
一方的に見るのではなく
お互いに見つめあい、見せ合うことができれば
幸せなんだと思う。
見たい、見て欲しい、は即ち「好き」
ということなのだから。
話は飛んでしまうが
ジーコ監督の退任会見の記事を読んだ。
「悔いも恥もない」という監督の言葉は立派だ。
日本人はもっとジーコ監督や選手たちに敬意を払うべきだ、と思う。
いまの日本人のスポーツに対する態度は、実に大人気ない。
人格や尊厳というものをすっかり見失っている。
見かけだけの熱狂は、「好き」とは異質のものだ。
例えは悪いが、愛情のない肉体関係に等しい。
だから、いたわりもなければ、本当の余裕も、遊びも生まれない。
こんな大人の姿を、子どもに見せたいか。
「大人の象は象らしくない。子供の象はどっから見ても像。」
写真の話なら、笑えるのだが。
『大人の写真。子供の写真。』
新倉万造×中田燦(写真) 中田諭志(文章)
えい(木扁に世と書く)文庫 650円+税
『大人の写真。子供の写真。』
文庫版の写真集。
53歳のオジサン(プロカメラマン)と
6歳の女の子(カメラマンのご友人の娘さん)が
それぞれカメラをもって
同じ場所で写真を撮ろう、というアイデア。
写真も面白いが、文章がいい。
何はともあれ、手にとって見てほしい。
当然かもしれないが、
親は子どもの写真を撮り、ビデオを撮り続け
気が付いてみると自分の写真が殆んどなかったりする。
子どもの写真すら、成長するにつれ撮らなくなるから
「親子」として写真を撮れるのは、
いくつ位までなのだろうか。
親だって子育てによって成長する、と聞いた。
ならば、頑張っている父さんや母さんの写真も
一緒に残しておきたいではないか。親子なんだし。
一方的に見るのではなく
お互いに見つめあい、見せ合うことができれば
幸せなんだと思う。
見たい、見て欲しい、は即ち「好き」
ということなのだから。
話は飛んでしまうが
ジーコ監督の退任会見の記事を読んだ。
「悔いも恥もない」という監督の言葉は立派だ。
日本人はもっとジーコ監督や選手たちに敬意を払うべきだ、と思う。
いまの日本人のスポーツに対する態度は、実に大人気ない。
人格や尊厳というものをすっかり見失っている。
見かけだけの熱狂は、「好き」とは異質のものだ。
例えは悪いが、愛情のない肉体関係に等しい。
だから、いたわりもなければ、本当の余裕も、遊びも生まれない。
こんな大人の姿を、子どもに見せたいか。
「大人の象は象らしくない。子供の象はどっから見ても像。」
写真の話なら、笑えるのだが。
『大人の写真。子供の写真。』
新倉万造×中田燦(写真) 中田諭志(文章)
えい(木扁に世と書く)文庫 650円+税
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