ちょこ歴旅

歴史旅…というほどではないけど、気楽な史跡巡り備忘録
(※和菓子ネタはブックマーク「和菓子の国の人だから」へGo!)

ふらりと岸和田へ

2012年02月11日 21時44分05秒 | オートバイ
ブログを始めました。
これから、オートバイで歴史スポットに
出掛けたり、
ロードバイクで走ったり、徒然なるまま
書いていきます。


今日はこの季節にしては暖かく、最高の
お出かけ日和。
NHK連続テレビ小説「カーネーション」で
盛り上がる岸和田をオートバイで訪問。
といっても自宅からほんの30分ほど。
これでもツーリング…?

岸和田は、寛永17(1640)年に摂津国
高槻から岡部宣勝が入城して以来、明治維新
まで岡部氏が13代にわたって治めた岸和田
藩5万3千石の城下町。

ともかく、まずはシンボル岸和田城から。
<本丸と天守を南東から見た景観>

この角度が個人的にお気に入り。
この三層の白亜の天守は昭和29年に鉄筋
コンクリート造りで復興されたもの。
本来の天守は松本城や岡山城同様に、五層の
下見板張りで、小出秀政により築かれました。
残念ながら、文政10(1827)年に落雷
によって焼失。
もしも五層の黒い天守が聳えていたら、
壮観だったでしょうね。

訪れた時、二の丸跡の広場や本丸を取り囲む
内堀周りの遊歩道が工事中…。
どうやら工事が終わるのは「カーネーション」
の放送終了の頃…
やっぱり、お役所のやることはずれてる。

岸和田城は本丸、二の丸の石垣と堀が残り、
大阪府下では他に大阪城ぐらいしかない
貴重な遺構。
その割には世間の注目度が低いのが残念。
やっぱり「岡部の殿様」が誰もが知るような
ビッグネームではないからでしょうか。

<二の丸から見た城下>

旧26号線沿いの趣のある屋敷の向こう側が
紀州街道。

<西側から二の丸を見る>


<だんじり会館>

岸和田といえばだんじりですが、今日はパス。

<紀州街道の街並み>

お城の西側、紀州街道は古い街並みが保存され
ていい感じ。
きっと住民の協力があるからなんでしょうね。

<紀州街道沿いにある円成寺>

街道沿いの円成寺の門に龍の彫り物を発見。

<武家屋敷>

次は城の東側へ移動し、貴重な上級武家屋敷の
長屋門を撮影。
この辺りの見通しの悪い道はいかにも城下町。

<自泉会館>

二の丸の北側にある自泉会館という市の施設。
元は岸和田紡績の倶楽部の建物として昭和7年
(1932年)に建てられたというスペイン風
の小粋な建物。

<旧泉州銀行本店>

昭和34年(1959年)村野藤吾氏の手に
よる重厚な建物。
村野さんって、かなり有名な建築家らしい。

<洋裁コシノ、カーネーションギャラリー>

商店街は「カーネーション」放送中のため、
なかなかの賑わい。
以前にこの辺りで働いていた頃は祭り以外で
こんなに賑わうのを見たことなかったけど、
まだまだNHKの影響力は馬鹿にできんな~。

<お好み焼きの福村>

お昼になったので、馴染みのお好み焼き屋へ。
「モダン焼き:\700」おいしかったな~。
大阪ミナミやキタでこのボリューム、味なら
\900ぐらいするはず。
また、商店街より一本北の通り沿いなので、
落ち着いて食事ができます。

午後1時半、お腹もいっぱいになったから
そろそろ帰ります。

岸和田には他にも見どころがたくさんあって、
食も充実、和菓子なら「むらさめ」以外に
「くるみ餅」、地酒、水茄子、がっちょ、
しゃこ、わたり蟹などなど…。
近いのでまた来るか~。


~今回の甘いもん~
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001(大阪)岸和田 時雨餅
コメント (9)
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