それが一番の問題

概要は後からついてくる

遠くの街に犬の吠える 吉田篤弘

2017年05月28日 | 小説
遠くの街に犬の吠える (単行本)
クリエーター情報なし
筑摩書房


カーテンを全開にして、風を感じながら読んだ。休みの日の午後に。

脳内に広がったのは、吉田篤弘の作品の中では比較的現実に近い風景。

相変わらずの強靭な想像力。そして繊細なライティング based on丁寧な言葉選び。

ゆっくり、気持ち良く読めた。

一人で切ない映画を観に行くような感覚。
周りを気にすることなく、一人部屋の中で、ゆっくりと読んだ。
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