2015-0101-man1600
万葉短歌1600 妻恋ひに1461
妻恋ひに 鹿鳴く山辺の 秋萩は
露霜寒み 盛り過ぎゆく 石川広成
1461 万葉短歌1600 ShuD681 2015-0101-man1600
□つまごひに かなくやまへの あきはぎは
つゆしもさむみ さかりすぎゆく
○石川広成（いしかはの ひろなり）＝原文では「内舎人（うどねり）」石川朝臣（あそみ）広成」。04-0696歌参照。
【編者注】題詞は「内舎人石川朝臣広成歌二首」、その第１首。「秋雑歌」九十五首（1511～1605）の第９０首。
【訓注】妻恋ひ（つまごひ＝妻恋）。鹿鳴く山辺（かなくやまへ＝鹿鳴山辺）。秋萩（あきはぎ＝秋芽子）。盛り過ぎゆく（さかりすぎゆく＝盛須疑由君）。
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