2015-0117-man1617
万葉短歌1617 秋萩に1477
秋萩に 置きたる露の 風吹きて
落つる涙は 留めかねつも 山口女王
1477 万葉短歌1617 ShuD705 2015-0117-man1617
□あきはぎに おきたるつゆの かぜふきて
おつるなみだは とどめかねつも
○山口女王(やまぐちの おほきみ)=未詳。04-0613~0617歌と、この六首だけ、いずれも家持へ贈られている。
【編者注】題詞は「山口女王贈大伴宿祢家持歌一首」。「秋相聞」三十首(08-1606~1635)の第12首。
【原文】秋芽子尓 置有露乃 風吹而 落涙者 留不勝都毛