万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1622 我がやどの1482

2015年01月22日 | 万葉短歌

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万葉短歌1622 我がやどの1482

我がやどの 秋の萩咲く 夕影に
今も見てしか 妹が姿を  大伴田村大嬢

1482     万葉短歌1622 ShuD713 2015-0122-man1622

わがやどの あきのはぎさく ゆふかげに
  いまもみてしか いもがすがたを

大伴田村大嬢(おほともの たむらの おほいらつめ)=04-0759歌参照。
【編者注】題詞は、「大伴田村大嬢与妹(いもひと)坂上大嬢歌二首」、その第1首。「秋相聞」三十首(08-1606~1635)の第17首。依拠本に、「田村大嬢の歌九首のうちで最もすぐれているのではないか。」
【訓注】我がやど(わがやど=吾屋戸)。萩(はぎ=芽子)。姿(すがた=光儀)。