2015-0203-man1634
万葉短歌1634 衣手に1493
衣手に 水渋付くまで 植ゑし田を
引板我が延へ まもれる苦し 或者
1493 万葉短歌1634 ShuD727 2015-0203-man1634
□ころもでに みしぶつくまで うゑしたを
ひきたわがはへ まもれるくるし
○或者（あるひと）＝未詳。
【編者注】「或者贈尼歌二首」の第２首。「秋相聞」三十首（08-1606～1635）の第２９首。
【訓注】水渋付くまで（みしぶつくまで＝水渋付左右）。引板我が延へ（ひきたわがはへ＝引板吾波倍）［鳴子；＜延（は）ふ］。