万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1646 ぬばたまの1505

2015年02月15日 | 万葉短歌

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万葉短歌1646 ぬばたまの1505

ぬばたまの 今夜の雪に いざ濡れな
明けむ朝に 消なば惜しけむ  小治田東麻呂

1505     万葉短歌1646 ShuD745 2015-0215-man1646

ぬばたまの こよひのゆきに いざぬれな
  あけむあしたに けなばをしけむ

小治田東麻呂(をはりだの あづままろ)=原文は、「小治田朝臣東麻呂」。未詳。小治田広耳(08-1476、-1501)の縁者か。この一首。
【編者注】題詞は、「小治田朝臣東麻呂雪歌一首」。「冬雑歌(08-1636~1654 十九首)」の第11首。
【訓注】ぬばたまの(夜干玉乃)。今夜(こよひ)。いざ濡れな(率所沾名)。