2015-0216-man1647
万葉短歌1647 梅の花1506
梅の花 枝にか散ると 見るまでに
風に乱れて 雪ぞ降り来る 忌部黒麻呂
1506 万葉短歌1647 ShuD746 2015-0216-man1647
□うめのはな えだにかちると みるまでに
かぜにみだれて ゆきぞふりくる
○忌部黒麻呂(いむべの くろまろ)=06-1008歌参照。
【編者注】題詞は、「忌部首(おびと)黒麻呂雪歌一首」。「冬雑歌(08-1636~1654 十九首)」の第12首。
【訓注】見るまでに(みるまでに=見左右二)。風に乱れて(かぜにみだれて=風尓乱而)。降り来る(ふりくる=落久類)。