万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2313 あしひきの2142

2016年12月12日 | 万葉短歌

2016-1212-man2313
万葉短歌2313 あしひきの2142

あしひきの 山かも高き 巻向の
崖の小松に み雪降りくる  

2142     万葉短歌2313 ShuE699 2016-1212-man2313

あしひきの やまかもたかき まきむくの
 きしのこまつに みゆきふりくる
=柿本人麻呂歌集(2315左注)。
【編者注】秋雑歌(10-2312~2332、二十一首)の第2首。
【訓注】あしひきの(足曳乃)。巻向(まきむく)[奈良県桜井市三輪山北東の山]。崖(きし=木志)。み雪(みゆき=三雪)。降りくる(ふりくる=落来)。