2016-1229-man2330
万葉短歌2330 妹がため2159
妹がため ほつ枝の梅を 手折るとは
下枝の露に 濡れにけるかも ○
2159 万葉短歌2330 ShuE716 2016-1229-man2330
□いもがため ほつえのうめを たをるとは
しづえのつゆに ぬれにけるかも
○=作者未詳。
【編者注】題詞は「詠露」。秋雑歌(10-2312~2332、二十一首)の第19首。
【訓注】ほつ枝の梅(ほつえのうめ=末枝梅)[下記注]。下枝の露(しづえのつゆ=下枝之露)。〔濡る=沾〕。
【編者注-ほつえ、しづえ】「ほつえ」対応か所は、09-1747(長歌)最末枝、10-2330末枝、13-3239(長歌)末枝、-3307(長歌)末枝、-3309(長歌)末枝、19-4289保都枝。「しづえ」対応は、05-0827志豆延、-0842之豆延、07-1359下枝、08-1747(長歌)下枝、10-2330下枝、-2335下枝、11-2489下枝、13-3239(長歌)下枝。