2016-1213-man2314
万葉短歌2314 巻向の2143
巻向の 桧原もいまだ 雲居なれば
小松が末ゆ 沫雪流る ○
2143 万葉短歌2314 ShuE699 2016-1213-man2314
□まきむくの ひはらもいまだ くもゐなれば
こまつがうれゆ あわゆきながる
○=柿本人麻呂歌集(2315左注)。
【編者注】秋雑歌(10-2312~2332、二十一首)の第3首。
【訓注】巻向(まきむく)。桧原(ひはら)[「三輪山西麓に桧原社がある。」] 末(うれ)。沫雪(あわゆき)。