2016-1214-man2315
万葉短歌2315 あしひきの2144
あしひきの 山道も知らず 白橿の
枝もとををに 雪の降れれば ○
2144 万葉短歌2315 ShuE699 2016-1214-man2315
□あしひきの やまぢもしらず しらかしの
えだもとををに ゆきのふれれば
○=柿本人麻呂歌集(2315左注)。
【編者注】秋雑歌(10-2312~2332、二十一首)の第4首。脚注に、「或云 枝毛多和々々(えだもたわたわ)」。左注に「右柿本朝臣人麻呂之歌集出也但件一首」、続けて脚注に「或本云三方沙弥作」。
【訓注】あしひきの(足引)。山道も(やまぢも=山道)。白橿の(しらかしの=白■[(偏)木(旁)可]■[(偏)木(旁)戈])。とををに(等乎々尓)。