万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3861 荒雄らを3594

2021年02月04日 | 万葉短歌

2021-0204-man3861
万葉短歌3861 荒雄らを3594

荒雄らを 来むか来じかと 飯盛りて
門に出で立ち 待てど来まさず  ○

3594     万葉短歌3861 ShuH544 2021-0204-man3861

□あらをらを こむかこじかと いひもりて
  かどにいでたち まてどきまさず
○=作者未詳。志賀白水郎荒雄妻。
【編者注】第3部(3855-3889、三十五首)の第7首。荒雄遭難歌十首の第2首。女。
【訓注】飯盛りて(いひもりて=飯盛而)[「在宅の時のように飯を盛って供えること」]。