万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3863 荒雄らが3596

2021年02月06日 | 万葉短歌

2021-0206-man3863
万葉短歌3863 荒雄らが3596

荒雄らが 行きにし日より 志賀の海人の
大浦田沼は さぶしくもあるか  ○

3596     万葉短歌3863 ShuH544 2021-0206-man3863

□あらをらが ゆきにしひより しかのあまの
  おほうらたぬは さぶしくもあるか
○=作者未詳。志賀白水郎荒雄妻。
【編者注】第3部(3855-3889、三十五首)の第9首。荒雄遭難歌十首の第4首。女。
【訓注】行きにし日より(ゆきにしひより=去尓之日従)。志賀の海人(しかのあま=志賀乃安麻)。大浦田沼(おほうらたぬ=大浦田沼)[福岡市東区志賀島の北岸。「沼田の多い地だった・・・」。志賀島万葉歌碑10基にこの歌はない(2021年01月編者調べ)]。